三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

常識外れのゴルファー

 今日も1人予約で、3日連続の菊池CCでのラウンドでした。ラウンド自体は、後半にショットが悪くなり、パターも入らずスコアを崩し、8番のパー3では左にOBまで打ってしまいますが、ラウンド自体はこんなもんだと思いました。
 今日の同伴者の常識はずれな部分については、ラウンド記録の最後に書きます。


 昨日の「気づき」で書いた目線も6番や9番では気にしてみましたが、やはりスライスの度合いが少なくなるという一定の効果はあり、今後は常に気にしてみようと思いました。


 今日の良くなかった点は、傾斜地でのUTのショットが悉く当たらなかった点です。


 スタートの10番パー5では右ラフは左足下がりのライでしたが、U4でチョロ気味のショットになってしまいます。
 1番パー4でも左足下がりのフェアウェーからU6で左に飛ぶミスショット、5番パー4でもフェアウェーからU6が当たらずに左に飛ぶミス、9番パー5ではフェアウェーから打ち上げをU4でチョロってしまうというミスのオンパレードで、傾斜からしっかり打てていないことがはっきりしてしまいますが、もう少し足を踏ん張る意識が必要だったことが反省です。


 もっとも気分的には練習ラウンドだと思っていて、ミスの傾向をしっかり探り、次回はそのミスを発生しないような対策を取りたいと思っています。


 前半は、それなりにスコアは纏まりましたが、18番パー4で6mのバーディーパットがカップ左を抜け、カップ先に同伴者2人のパットが残っていたので、無造作に「お先に」をして外す3パットボギーでしたが、自分的にはOKというものでした。
(後で書きますが、同伴者がスコア入力に固執される方だったので、ここはボギーと申告しました)


 前半は1バーディー・3ボギーのスコア38でラウンドしていましたが、後半になると一転してショット・パットともに悪くなります。


 1番は先ほど書いたようにセカンドのU6が左目でしたが、ラフからのアプローチをトップしてしまったのが傷の上塗りで、ここはどうにか寄せて1パットのボギーでした。
 2番はティーショットが左に飛んで木に当たり、グリーンが狙えない傾斜のラフで、いったんフェアウェーに出して、ピンの奥3mにナイスオンでしたが、この上りのパーパットをフックと読んで真っすぐ抜けるボギーになりました。


 1番は長いミドルだし、2番は左曲がりのミドルでティーショットが打ちにくいため、この2ホールのボギーはある意味計算していましたが、続く3番パー5でフェアウェーからの50yの3打目が止まらずに奥のエッジまで転げ、ファーストパットを1mの上りに付けたものの、パーパットでフェースが開いて右に打ち出すミスでボギーにしたのが計算外でした。


 4番パー3は3mのバーディーパットが決まらず、5番パー4ではドライバーショットがチョロってしまい、どうにかボギーで凌ぐのがやっとでした。
 6番パー4もフェアウェーからのセカンドがアゲインストの風に負けて右手前にショートし、ダボの危険性がある中、どうにかボギーで凌ぎます。


 7番は7mのバーディーパットがわずかにショートし、迎えた8番パー3でティーショットが捕まってしまい、グリーンすぐ左のOBラインに打ち込んでしまい、ここは結果的にトリプルになってしまいます。
(今日の使用グリーンは仮グリーンなので経験が少なく、ティーショットはそんなに曲がっておらず、暫定球を打たなかったことが敗因でした。結果的にプレ4という厳しい場所からの選択になってしまい、トリプルになったのです)


 9番パー5はフェアウェーからセカンドをチョロって、結果的にボギーとなり、後半は6オーバー・1トリの9オーバースコア45になり、通算のスコアは83でした。

(今日の昼食も+100円のステーキにしました)


 さて、表題の常識外れのゴルファーについて書いてみます。今日の同伴者の1人が以前の日記(https://yupon2102.muragon.com/entry/1111.html)で書いた問題ある方だったのです。


 前回も、スコアを誤魔化したり、同伴者にグリーン上で余計なアドバイスをしたりなど、問題ある行動をとっていましたが、今日は朝に驚くべき光景を目にしたのです。


 7時前にいつものようにゴルフ場に到着したとき、既に1台の車が停まっていて、一番乗りではなかったことが分かりました。
 しかし、チェックインは1番目で、いつものように練習グリーンに行ってストレッチなどをしていたら、練習グリーンから少し離れた6番のグリーン上に人影が見えたのです。

 遠目ではコース管理の方のような服装だったので、当初はグリーン上のカップ位置などの計測をしている係員だと思っていました。
 しかし、どうもクラブを持っているようで、よく観察してみたら、アプローチを繰り返していたのです。

 早朝ゴルフで1人ラウンド?とも思いましたが、何度も何度もアプローチの練習をしているようで、いつまでもホールアウトしません。

 もしかして所属プロが練習?とも思いましたが、所属プロはいないはずだし、7時過ぎという時間帯に6番のグリーンで練習するのもおかしいと訝っていました。


 そこにコース管理の方がカートで通りかかり、私が「6番グリーンで練習している人がいるけど関係者?」と聞いたら「えっ!」と驚き、すぐにカートで6番グリーンへ行って「本グリーンでの練習は禁止です!」という声が聞こえてきました。


 結局、1番乗りした人が、練習グリーンではなくわざわざ6番の本グリーンまで行って、アプローチの練習をしていたのです。
 これまで「アプローチ禁止」の看板の横でアプローチ練習する非常識なゴルファーは何度も見ましたが、さすがに本グリーンまで行ってアプローチ練習をするゴルファーを見たことはなく、その非常識さに驚いたのでしたが、このゴルファーが以前にご一緒した問題行動の人だったのです。


 ゴルフ規則にもラウンド前のコースでの練習は、はっきり禁止されていることです。


   5.2b ストロークプレー  ストロークプレー競技の当日: 
     プレーヤーはラウンドの前にそのコースで練習をしてはならないただし、    プレーヤーは、プレーヤーの最初のティーイングエリアやその近くでパッティ ン
   グやチッピングの練習をすることができ、または練習区域で練習すること ができ
   る。


 この規定違反は、一般の罰(2打罰)か場合によっては失格という重いものですが、本人はラウンド中に6番のグリーンに来たとき、もう1人の同伴者にグリーンの傾斜を教えていて「ここのグリーンは見た目以上に切れる。朝、練習したから」と堂々と言ってのけたのです。


 これを聞いて、さすがに練習は練習グリーンに限るし、ラウンド前の本コースに行って練習することは禁止だと注意しました。


 本人は、ルールなどにもそれなりに詳しいようで、前回もそうでしたが同伴者に四の五の講釈を垂れる節があるのです。
 今日ももう1人の同伴者に技術的なアドバイスをしているようで、私のティーショットの際にも話を止める気配がない場面が何度かありました。


 どうもこの方は自分より下だと思った同伴者に、講釈を垂れるのが趣味のようで、ときどき「?」と思うような話もありますが、概ね間違ったことは言ってなかったのです。
 同伴者が私のパットのラインを踏んでお先にのパットをした際は、実演付きで「ゆーぽんさんのライン上だから、踏まずに足をそろえて打つか跨ぐなりしないといけない」と注意したり、私のライン線上のカップ先に位置した際は「その場所に立ってはダメです!」とか注意していて、悪くない部分も大いにあったのです。


 前回のラウンド中にも別の同伴者がピッチマークを直していた際に、「そのやり方だと芝の根を切ってしまうので、こうやってください」と実演付きで教えていて、そんなところは感心したところです。 


 ただほとんど私には講釈は垂れなかったので、どうも100叩きゴルファーを見つけては、ルールや技術面での「指導?」をされるようですが、もともと競技規則5.2bのことも知らないようで、中途半端なゴルファーなように感じました。
 ゴルフも下手ではないけど、そんなに上級者でもないという90切りはやっとできるレベルかなと思っていましたが、12番では右の凹みから暫定球を打ってその球をプレーしていて、球探しにも行っていたのに申告スコアは「ボギー」であり、それまでナビのスコア入力を積極的にやっていたのに、そのホールだけ入力しなかったなど、怪しさ満点な方でした。


 最終9番の3打目を左ラフに打ち、アプローチは打ち上げをショートしたように見えましたがオンしていました。なにか不自然な足の動きが、キックを使ったように見えたのはきっと私の目の錯覚なのでしょう。


 人間はそうした振る舞いをした際は、不自然な行動をとることが多々あります。この時は、なぜか私に上りか下りか聞いてきて、はっきりとは答えませんでしたが、強くヒットし、一瞬「強い!」と思いましたがピンに当たってカップインし、ホールアウト後に「教えてもらったから良かった」ような話をしていたのです。


 私は、せっかくの菊池の高速グリーンを体験してもらおうと、無用なアドバイスはせず、ホールアウト後で「ここは手前から速いグリーンだったのです」というような解説をするに留めていました。
 それまでその彼は同伴者にアドバイスしてはいましたが、私にアドバイスを求めることはなく、私もプレーに影響のあるアドバイスはできないため、余計なことは言わなかったのですが、このホールだけ質問するという不自然さが余計に疑念をもってしまいました。


 もっとも競技ではないし、ロングパットが見事にカップインしたのは確かなので、それはそれとして認めました。
 1人予約にはいろんなタイプのゴルファーがいますが、他山の石として自分も同伴者に気づかないまま迷惑をかけているのだろうなと反省した日になりました。