三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

シャンク多発も我慢のゴルフ

 今日は1人予約で鹿央GCに朝から行ってきました。天気は良かったものの朝の気温は10度以下の9度でしたが、日中は暑くなり少しずつ上着を脱いでいき、最後は半袖でプレーすることができました。

 今日のゴルフでもシャンクが多発してしまいましたが、今日は諦めずに最後まで頑張ることができました。
 絶好の場所からシャンクが出てしまうと、それだけでやる気を失ってしまいますが、今日はシャンクしてもどうにか気持ちを持ちこたえるように頑張り、投げずにラウンドできたのは前回の失敗を猛省していたからです。


 諦めて投げてしまえばスコアは崩れるだけで、そうした崩れたラウンドをしてしまうと、ゴルフ自体が壊れてしまうのは前回のグリーンヒルで痛感したところです。

 今日は投げだしそうな要因はほかにもありました。チェックイン時に前のおじさんが煩い上に要領が悪く、後ろで待っているのに時間ばかり取っていたのですが、受付してみると同伴者だと分かり「やれやれ」と思ってしまいます。


 今日はセルフデーで前金だと書いてあったのに「前金?持ってきてない」とか言ったり(実際は近くのキャディーバッグの中に財布を持っていた)、バッグを積み込むカートの番号を言われたのに「カード(ホルダー)番号?カードは貰ってないよ!」とか言い出したり、全く要領を得ずに時間ばかり使って後ろを詰まらせていたのです。


 確かにラウンド中も煩く、初めてのコースのはずなのに他人のパットのラインをキャディーのように「上りのフック」だとか「ちょいスラ」とか教えていて、「そんなことを言えばペナルティーなのに」と内心で思ってしまいます。
 ゴルフ自体は下手ではなく、本人の弁によると元競技ゴルファーのようでしたが、同伴者にピッチマークの直し方を教えたりと良い部分もあったものの、最初の対応にカチンときてしまいました。


 それは、その方がナビへのスコアの入力の際に不慣れなのか戸惑われ、なかなか入力ができない様子だったので、私が「スコアはそれぞれで管理しませんか?」と言ったら「人それぞれの考え方もあるが、そうはいかない」みたいなことを言われてしまったのです。
 コンペでもないのに「こいつは他人のスコアをしつこく聞く奴だ!」と思ってしまい、一気に話をする気が失せました。


 後続組が待っているのに、運転席でスコア入力をしようとしてグリーン横でカートを動かさないので、「まず動きましょう!」と何度か言いますが、そんなに入力に手間取るのにいちいち入力しようとする神経が私には分かりません。


 その上、ロストでも1ペナのようにスコア申告するし、元競技ゴルファーだったらその辺りは誤魔化さないで正確な申告をする必要があるのではと思いました。
 他の同伴者が申告スコア100台で、気づかれないと思ったのでしょうが、本来だったら打ち直しに戻る必要があるロストでその辺りから打つのであれば、2打加算するのが普通の感覚です。


 1度目は16番パー4で最初は別の同伴者の球がないと思っていましたが、当人の球だったようで、結局は見当たりませんでした。
 当たりは良くなかったため、260y以上もある池まで届いたとは思われにくく、私はナイスショットした同伴者の球だと思って奥のラフを中心に探していたのです。
 1つの球がバンカーを越えたフェアウェーにあり、それを当人の球だと私は思っていましたが、実はナイスショットした同伴者の球だったのです。
 ということは当たっていないので、もっと手前にあったはずですが、私を含め奥しか探していませんでした。
 ここは別の球をドロップしてグリーン手前に外し、寄せて1パットだったのでダボと思いましたが、本人の申告は「ボギー」とのことで、ここは池の1ペナ扱いにしたのかなと、まあ仕方ないかなと思いました。


 見えない場所からセカンドを打った8番パー5では、いつの間にか打っていて、球の行方を確認することができませんでしたが、本人はこの辺りにあるはずと言い張ります。
 しかし、その辺りは球が隠れるような長いラフもなく、反対に左側にOBの区域があったので、ロストというよりOBの可能性もある場所でした。
 本人は手ごたえあるショットを打ったような言い草でしたが、つま先下がりの急斜面のラフからロングアイアンを使ったようで、安全にフェアウェーに戻していればよいものを無理した結果であり、それは本人の責任です。


 またよく知らないコースで見えない方向に長いクラブを使って打つのであれば、暫定球なりを打っていればよいわけで、黄杭などがあればまだしも、OBしかない場所で1ペナ申告は元競技ゴルファーであるなら「?」な処置だと思いました。 


 もっとも1人予約であり、コンペなどでもないため「勝手にどうぞ!」と内心では思っていて、しつこくスコアをナビに入力するから、不正な申告が判明してしまうのです。
 ただ私自身は、イラついて気持ちを切れないようにするのが精いっぱいで、我慢するゴルフを心掛けました。


 15番パー3でシャンクしたり、17番パー5ではフェアウェーからの残り100yの3打目をシャンクしてしまい、右ラフからのアプローチでもシャンクが出てしまうというがっかりな状況でした。
 しかし、ここはトリプルを叩いてしまいそうな場面をどうにかダボで凌ぎ、「今日は諦めない!」と思いながらプレーしました。
 後半も1番のフェアウェーからのセカンドや2番パー3のティーショットでシャンクが出たりと、シャンク病に泣かされましたが、それでも切れずに最後まで自分のできることをやるだけと思いながらラウンドを進めました。


 特にグリーン上は、パットが決まらなくてもしっかりラインを読んで、そのラインに乗せようとするパットを目指しました。
 3パットの危険性もいくつかありましたが、丁寧に取り組んだことで無駄なスコアロスを回避できたのは、悪い内容のゴルフであっても、大崩れしなかった要因です。

 アマチュアである以上、ゴルフではその日の調子の波もあり、いつもいつも思うようなラウンドにならないことは多いのです。
 それどころか、思いどおりにならないのがゴルフであり、その期待を裏切る結果をしっかり受け止めることができるかどうかが、その後の成長に繋がるものだと思っています。


 思いどおりにショットが打てない辛い状況と、煩い同伴者という切れても仕方ないシチュエーションの中でのラウンドで、我慢できたことは少しは成長できた証かなとちょっぴりですが自分を褒めたいと思いました。