三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日は兄弟でゴルフ

 今日は南阿蘇CCに兄を連れて行って来ました。南阿蘇CCは9月の平日は「超直割★決算スペシャル平日セルフ」と銘打ったセールが行われていて、食事付きで3,500円というバーゲン料金なのです。
 その食事も、陳腐なものでなく、食べ放題のバイキングで、食後のスイーツやホットコーヒーも飲み放題というものです。


 帰りにフロントにいた係の方に「こんな金額は10月はないのですか?」と尋ねたら「決算の今だけで、いつもこんな料金だと潰れてしまいます」と笑っていました。
 ただ、平日の南阿蘇CCの来場者はとても少ないのですが、さすがに今日もかなりの来場者があっていて、3,500円はやりすぎにしても食事付き5,000円程度だったら、もっと来場者は増加するはずです。


 南阿蘇CCはパブリックのゴルフ場なので基本はビジターのみであり、誰も来ないより、5千円で100人を集めたほうがずっと売り上げは上がるはずで、安ければ集客はできるのです。


(楽天GORAからの通常予約でしたが、2サムなので割増540円が計上されていました。ただGORA割引が4千円になっていて、半額じゃと思ってしまいます)


 安価なうちにと、今日は兄を誘って2サムでラウンドすることにしましたが、2サムだと540円の割増料金が発生するので私は4,040円に、兄は70歳以上なので非課税の3,540円になりますが、それでも十分に安いと思える金額です。


 兄は先日、毎年恒例の仲間内のコンペが赤水であり、参加した結果130を叩いたと言っていて、なんでそんなスコアになるのか私には理解不能ですが、その原因を探ってみようと思ったのも誘ってみた理由の一つです。

(南阿蘇CCのクラブハウスは、熊本のゴルフ場にないようなしっかりとした石造り倉庫風のシックな佇まいです)


 朝の8時08分スタートにしたので、前半は9時半には終わり、スルーで行けるかなと期待していましたが、期待通りスルーにはなったものの、後半は前組に4人組がいて、かなり待ち待ちのラウンドになり、終わったのが12時半前で、それからバイキングの昼ご飯を取り、お風呂に簡単に入って13時半過ぎにはゴルフ場を後にすることができました。


 今日は自分のゴルフはそっちのけで、兄のラウンドの補助員みたいなもので、おかげで今日もスコアは纏まりませんでしたが、その原因はショットが全く当たらなかったことです。
 特にドライバーはスライスばかりでしたが、バックスイングの上げ方に違和感があり、とうとう最後まで調整することができませんでした。
 そのため、OB2発に池ポチャ1発を打ってしまいますが、OBは2ホールとも1パットのボギーで凌ぎ、どうにか大崩れは避けられます。


 選手権の開催が一週間延期になり、今度の日曜日に第1戦が行われますが、こんな当たりでは到底スコアは期待できないもので、明日と明後日のラウンドで調整しなければと思っています。

(阿蘇中岳の噴煙が朝は東側に向かっていましたが、南西方向にある南阿蘇CCには向かってなく、一安心でした)

(南阿蘇CCは阿蘇が綺麗に見えるゴルフ場です)

(こちらは東方向ですが、奥が煙っているのは中岳の噴煙が向かっているためです)

(雲と一体になっているように見えますが、山裾に沿って噴煙が流れていました)


 兄は、スタートの10番で残り80yの4打目をPWでグリーンオーバーのOBを打ってしまいます。
 以前から兄は大きめのクラブを選択する傾向があり、それについては厳しく注意していましたが、本人の弁解が「当たらないから」というものでしたが、今回も聞いてみたら「もう少し距離があると思った」というものでした。


 「打つ前にピンまで80yと言ったでしょ。そんな場合も80y打つんじゃなく70yを打つ意識が必要だよ!当たらなくても手前だったら、寄せやパットを頑張ればよいけど、奥にOBを打ってしまうとどうしようもなくなるから」とかなり強めに注意しました。


 すると、それ以降はそれなりのショートゲームができるようになり、特にグリーン周りでは柔らかいアプローチで寄せ1のパーを3つも取っていたのです。
 「100y以内はとにかくどこでもいいからグリーンオンさせること!」という命題にもそこそこの結果を出していて、朝の練習グリーンで教えたカップまでの距離を打つパットも、なかなか好調でした。


 ただ2ホールで50cmをヒットする前に身体がカップに向かうという打ち方で外しましたが、本人はわりと無頓着にしていて、それについては厳しく注意しました。
 「あなたは次は外さないと思っているだろうけど、そんな打ち方が癖になると、またやってしまうよ。こんな避けられるはずの1打を大事にプレーしないと、その1打に泣くことになるから、しっかり頭を残してと念じて打つように!」と言ったのです。


 結局、兄がスコアを崩したのはティーショットの不安定さです。以前も画像をアップしてその特異な打ち方に驚きましたが、やはりドライバーショットを打ち込むような打ち方が治っていませんでした。
 ティーが極端に低いのは、上から打ち込むためのものですが、ティーを飛ばす勢いで大きく右から左に曲げてしまいます。(兄はレフティーです)


 ただ今更スイングを変えることができるものでもないため、その打ち方でコースマネジメントすればどうにかなると考えました。
 「どうせ曲がるのだから、思い切って右を狙えば?」とアドバイスしますが、なかなか狙い場所を極端に右方向にしないため、結局は左のラフやバンカーに打ち込むのです。
 「今のショットでもコースマネジメントができれば、問題なく100は切れるよ!」と言いますが、本人はまだそのコースマネジメントというものが理解出来ていないようです。


 以前と比べるとショートゲームが格段に良くなっているので、あとはティーショットの方向性とセカンド以降の力みを無くせると、すぐに90台のゴルファーになれるのにもったいないと感じた兄弟ゴルフになりました。


 本当は、練習場でしっかり指導できればよいのですが、私が練習場に行かないため、そうした機会が取れないのです。
 また兄として弟から怒られながら指導されるのも、たぶん嫌だと思うので、注意点や練習の仕方などを教えることで、あとは自分で工夫して練習してもらいたいものです。


 明日も南阿蘇CCで「アプローチの達人」と2サムでラウンド予定です。ショットの不調を達人に見てもらい、調整しようと思っています。