三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

菊池で残り110yをチップインする

 今日は1人予約が成立し、早朝から菊池CCまで行ってきました。


 朝、5時に起きて6時前に自宅を出ましたが、天気予報では晴マークが付いていたのに、途中はずっと霧の中で、ときどきフロントガラスに付く水滴をワイパーで払いながら、天気は大丈夫かなと思って向かいました。


 菊池CCは霧がかかる場所として有名ですが、幸い、菊池市を抜けると霧はかかっておらず、ゴルフ場も全く大丈夫でしたが、周囲は雲が低く垂れこめ、お世辞にも「晴」とは言えない天気でした。

(だれもいない練習グリーンでアプローチ練習をしました)

 ゴルフ場に着いた7時前の気温は23度と低かったのですが、ラウンド中は湿気が多く、かなり汗をかくほどで、爽快感はありませんでした。


 今日の同伴者は4人目に「アプローチの達人」が入って来られ、他に以前にご一緒したことのある70歳代の方と、66歳という方でした。
 終わってから話を聞いたのですが、66歳の方は島根出身で兵庫に自宅があるものの、奥様の実家が熊本で、義母様が高齢で認知症になり、介護のために5年前から熊本に帰ってきているとのことで、「今日はディケアの日なので、やっとゴルフに来れるようになりました」と言っていて、「まるで夫としてお手本のような方ですね!」と感心したところです。



 以前はマレーシア滞在中にかなりゴルフをされていたとのことで、切れ味のあるショットをされ、飛距離も出ていましたが、ゴルフから遠ざかっている影響からか、時々曲がってしまう場面もあり、勿体ないところが多々ありました。

(1番パー4はかなりの打ち下ろしになるホールです)

(1番パー4はレギュラーティーでも458yと長めですが、きちんと当たると300yショットになります。しかし、今日は当たらず、3オンでした)


 さて私のゴルフですが、今日は最初からドライバーショットをミスり、1番ではいったん刻んで3打目でピンの手前10mにオンし、このパーパットを2mもオーバーしてしまいダボのピンチでしたが、どうにか返しを入れボギースタートでした。


 今日は何度かダボのピンチがあったものの、2mほどのボギーパットが決まり、どうにか大きなスコアロスがなかったことが良かった点です。
 ここでダボを打っているとズルズルとスコアを崩す結果になったはずで、「ボギーは〇」という「ボギーなゴルフ」で前半は我慢ができました。


 ただピンチのパットは入るものの、チャンスのパットが決まらず、なんとなく今日はパターの距離感がないという感覚でした。


 2番パー4ではフェアウェーから9Iでダフリ、寄せた2mを外すボギーとしましたが、セカンドがつま先上がりのライで、今日は同じような場所から3回ほどダフリが出ていて、対応策を考えるべきでした。


 どうしても、残り距離でクラブを選択してしまいますが、1つ大きめの番手を短く持ち、ダフリへの対策をするべきなのに、3番パー5のセカンドでもダフってしまいます。
 3打目もつま先上がりでしたが、ここは番手を1つ上げ、短く持ってピンの左4mにオンでしたが、このバーディーパットは右に外してしまいます。


 4番パー3も4mのバーディーチャンスでしたが、上りのフックラインをダフってカップに届かずのパーでした。


 5番パー4はセカンドの7Iのショットが打ち上げのグリーンに届かず、花道からのアプローチをトップしてしまいます。
 奥から52度でチップインを狙いましたが、外れボギーになりました。


 6番パー4は、ここも打ち上げのグリーンにフェアウェーから8Iで右のカラーになり、大きくフックしてカップ先が下るラインを打ち切れず、左に1mほど切れて残ったパットをカップ右淵に蹴られボギーとなりました。


 続く7番パー4が前半のゴルフを象徴しているような内容で、ドライバーショットが今日一の当たりだったのに、飛びすぎて右ドックの右奥にある大木の近くまで飛んでしまい、悪いことにピンが左目で狙えない場所でした。
 残り80yなのに手前に刻み、同伴者のアプローチが止まらないのを見て寄せが弱めになってしまい、残った3mも右を抜けるボギーになって、「今日はダメだ!」と諦めかけました。


 8番パー3はこれまで使っていなかった新グリーンでしたが、左手前にショートしてパターでの寄せはこれも弱く2mが残ります。
 しかし、このパットが決まり、これでどうにか息を吹き返した感がありました。


 9番パー5はドライバー・U4でフェアウェーに繋ぎ、打ち上げのグリーンに9Iで手前にオンし、10mのバーディーパットは2m弱もオーバーしましたが、このピンチもどうにか凌いでパーゲットでした。


 前半は、5ボギーのスコア41で16パットでした。

(アウト側の練習場からクラブハウスと駐車場を望む。写したのが早朝なので駐車場には車が少ないが、前半を終えて帰って来るとほぼ満杯だった)


 前半終了が9時40分で、クラブハウスに戻るとインスタートのカートが7~8台ほども止まっていて、スルーは無理かなと思っていましたが、係のおじさんが「すぐ出るならどうぞ!」と言ってくれ、そのままインに向かいます。


 インには3人組が前組にいて、これがスロープレーでなかなか前に進まず、要領も悪いようで、3人ともクラブを持たずにうろついたり、打っても良い場面でも打たないという困った組でした。
 その上、グリーン上のカップ周りが異常に荒れていて、もしかしたら初心者でピン付きのシューズを履いていたのかもしれないようなたくさんの跡が残っていて、その上ところどころ引っかいたような傷まであったのです。


 ここでイラついても仕方ないと諦めたのが、良かったのかもしれません。


 10番パー5は3打目をPWでピン筋に打ちましたが、ここのグリーンは奥に早いため止まらず、奥からの8mのバーディーパットは真っすぐに打ってカップ右に外してしまいます。
 達人から「ここはスライスでしょ!」と言われてから「そうだった!」と気づく有様で、ときどきポカが出てしまうのは、なんででしょう?


 11番パー4はフェアウェーから打ち上げのグリーンにU6で狙いましたが、大きく右に出してしまい、ラフに入ります。 
 2段グリーンの奥のピンに52度で大きめに打ち、奥からの下りの3mは達人が「上手い!」と声を出したけど、カップ手前で右に逸れ、ボギーになってしまいます。


 12番パー5はカップ右3mのバーディーチャンスでしたが、ここもそんなにフックしないと分かっているものの、どうしてもフックに見えるため、保険をかけて右目に狙い、カップ右を抜けてしまいます。


 13番パー3は7Iでピンの左手前3mにオンでしたが、このバーディーパットはスライスと分かっていても、先ほど読みすぎたという意識から浅めに打ってしまい、カップ手前で右に切れてしまいます。
 ちぐはぐな読みでチャンスを逃しましたが、パットが入らなければショットでという出来事が14番パー4で起こってしまいます。


 14番はドライバーショットは当たって残りピンまで110yほどのフェアウェーでした。打ち上げのグリーンなので、いつもは番手を1つ上げて打ち、結果的に奥に速いグリーンなのでオーバーしたりするケースが多く、距離感が難しいホールだと思っています。
 ショートアイアンなので、距離が足りずに手前にショートすることを恐れての結果なのですが、今日はピンが手前だったのでPWでしっかり打とうとショットすると手ごたえあるものになり、もしかするとベタピンかなと期待してグリーンに上りました。


 しかし、奥ラフに1個とグリーン左に2個あり、私の球が見当たりません。オーバーはしていないはずで、手前にショートかなと思い52度とパターを持ってグリーンに近づいていると、達人が「入っているかも!」と言ったので近くの同伴者がカップをのぞき込み「入ってる!」と声を上げました。
 ピンの手前50cmほどにピッチマークがあったので、そのまま転がってカップインしたようですが、全く見えていないグリーンなので入った感触もなく、単にラッキーというイーグルでした。


 15番パー4もドライバーが当たり、同伴者を30~50yほど先にありましたが、ここもつま先上がりで、残り距離からの番手を持ってしまいダフってしまいます。
 前半の失敗を忘れてしまっていたことが情けなく、一番飛んでいたのに3打目オナーになってしまいます。
 30yのアプローチは上手く打てましたが、なにかに当たったのか右にキックし、3mのパーパットが残りましたが、これはしぶとく沈め、どうにかパーゲットでした。
 しかし、1ラウンド中に同じミスを3回もすることに、我ながら進歩がないと思ってしまいます。


 16番パー4は、フェアウェーからここもかなり打ち上げのグリーンにPWで手ごたえあるショットができました。
 グリーンに上がってみるとピンの右手前3mにオンしていて、上りのフックラインを膨らませてやっとカップインするバーディーになりました。


 これで後半は2アンダーになり、アンダーのまま終わりたいと意識してしまいます。


 17番パー3は9Iで引っかけてしまい、グリーン左のエッジでした。後から考えるとなぜそのクラブを選択したのか自分でも分かりませんが、いつもの52度でなくPWを持っていたtのです。
 私はアプローチは52度を使い、転がすときはU6で打つようにしています。練習でもバンカーは58度ですが、アプローチは52度しか持って行かないため、PWをなぜ持ったのか自分でも説明が付かないのです。
 案の定、トップしてしまい、グリーンを越えて逆目のラフに転がってしまいます。ここは52度をカートに取りに行き、それで打ちましたが逆目に食われ3mもショートして「ダボか~」と覚悟しました。
 しかし、このパットがカップインして、ピンチを凌ぎ、ボギーとしてまだ後半は1アンダーキープになります。


 最終18番パー4は右ドックの短いホールで、以前はUTでティーショットしていましたが、ドライバーの飛距離が出なくなったため、最近はドライバーを使います。
 ティーショットは捕まってしまい、左に飛んでしまいますが、奥のバンカーまで届かなくなったのが幸か不幸かというものです。
 ここはフェアウェーからPWでピンの右手前にオンし、8mのバーディーパットはカップ右に外しましたがパーゲットし、後半は1アンダーの35で13パットでした。


 通算は、4オーバー76で29パットでした。


 終わって4人で食事をとり、私はいつものように∔108円のステーキを頼みます。今日の菊池CCは食事付き4,990円というリーズナブルな料金ですが、食券に+108円でステーキが選べるのです。
 以前は∔324円のビッグステーキや、+540円のダブルステーキを頼んでいましたが、最近は食が細くなり、レギュラーでも十分になっています。

(ご飯や味噌汁のほかに、ポタージュスープなど3種類のスープもセルフサービスですが食べ放題になります。)


 今週は4,990円プランが1人予約にたくさん出ていて、朝は顔見知りの方と挨拶するほど人気が高いようです。
 確かに300円や400円の割引クーポンも使えるので、ますますお得感があったラウンドになりました。


 明日はチェリー宇土でのラウンドを予定していますが、果たして今日のように上手くいくのでしょうか?