ベストスコア更新を逃す
今日は当初は休養日にしていましたが、昨日の後半に不甲斐ないゴルフをしてしまい、その嫌な感触を吹き払おうと、急遽、1人予約にあった菊池CCの4人目に入りました。
今日の菊池地方は、県内で一番気温が上がるとの予報でしたが、テレビのミヤネ屋での気象情報では13時半時点では気温日本一だったようで、37.7度だと言っていました。
14時時点になると、他の地点の気温が上がり2位タイになっていましたが、それでも39度近くになっていて、今日の酷暑がよく分かります。
菊池CCは菊池市内にありますが、若干、山の上になり、平地のような気温にはなっておらず、帰るときの車内の温度計での外の気温は33度ほどでした。
確かに、菊池市内に下りてきたら、温度計が38度を表示していて、5度も気温が違うのだと改めて実感しました。
(帰りの菊池市内で39度表示になっていたので、撮影しようと止まったら38度に下がってしまいました)
今日の同伴者は申告スコア100台の40歳代と60歳代の方々に、申告スコア80台の50歳代の3人ですが、50歳代の方は80台のスコアを申告するだけある上級者で、前半は1バーディー・2ボギーのスコア37で回られ、後半も1番でバーディー発進をされるほどでしたが、途中からショットが狂いだし、2番で3パットのボギー、5番・6番・7番で寄せ1が効かずのボギー、8番ではティーショットをグリーン奥へ打ち込んでのダボを打たれ、後半5オーバーで通算は6オーバーの78でラウンドされました。
この方のおかげで、私は負けられないという気合の入ったラウンドになり、長めのパットも入って、途中まではベストスコア更新ペースで進みました。
しかし、それを意識した17番・18番で連続ボギーを打ち、ベストスコア更新どころかタイ記録も逃しましたが、久しぶりのアンダーのスコアを出すことができました。
上級者の方が、途中から崩れたのは、私がバーディーパットを入れたことが少しは影響しているのかもしれません。
上級者は後半の1番440yパー4で見事に3mのバーディーパットを決められ、2番もパーオンされましたが、ここは2段グリーンの上から3パットしてしまいます。
3番パー5では3mのバーディーチャンスに付けていましたが、先に私が5mのバーディーパットを決めたためか、左に惜しくも外すパーになっていました。
4番パー3でも4mのバーディーパットをわずかにショートしていて、この連続のチャンスを逃されてからそれまで安定していたショットが曲がりだします。
それまではドライバーショットが飛び、インのパー5はそれぞれアイアンで2オン可能な距離でしたが、どちらもオーバーしてしまい、下りに見える奥からのアプローチがショート目になり、3mのバーディーパットも左右に外すという結果だったのです。
(朝は薄雲が広がりましたが、後からは快晴になりました)
私はその方の派手なゴルフの陰に隠れるようにして、10番で40yのアプローチショットを1mに寄せて地道なバーディーとしましたが、上級者以外の2人はバーディーと気づかないほどでした。
2番のティーにパーを取った40歳代の方が先にティーアップしようとして、上級者の方から「バーディーの方がいますよ!」と注意されるほどだったのです。
40歳代の方は10番で残り200yから3オンして5mのバーディーパットを外すパー発進でしたが、やはり申告スコア100台というように、ドライバーをはじめショットが全く安定せず、当たれば飛びますが、ドライバーショットでミスを連発する内容で、10番以外はパーなしゴルフでした。
もう1人の60歳代の方もスイングがスライスするだけの打ち方で、距離が出ず苦戦されていましたが、インの8番・9番で連続寄せ1のパーをゲットされていました。
私は、10番パー5で1mを入れてバーディー、11番パー4は左にオンして7mのバーディーパットはカップ手前でわずかに右に切れる惜しいパーでした。
12番パー5は左手前のラフからの40yのアプローチが傾斜で止まらずに右のカラーにこぼれ、パターで7mのバーディーパットを打ちましたが、これもわずかにカップ左に切れるものでした。
13番パー3はピン奥3mにナイスオンしましたが、バーディーパットはフックと読んで右を狙い、予想以上に左へ切れてしまいます。
今日は、パットをいつも厚めに読んで外すため、できるだけアプローチもパターもラインを薄めに読もうとラウンド前に考えていて、そのとおりに薄く読んでしまい、チャンスを生かせませんでしたが、トータル的には薄く読むパットが入ったのです。
14番パー4では、打ち上げのセカンドはピンに寄った感触だったのに、奥のラフにこぼれていて、アプローチは2mにしか寄らず、パーパットも打った瞬間左に外したと思ったものがカップインするというラッキーなパーになりました。
15番パー4ではセカンドをピンの右奥にオンし、8mの軽くフックする下りのバーディーパットを薄めに読んでヒットしましたが、最後の一転がりでカップインするというここもラッキーなバーディーになりました。
16番パー4ではピンの左奥1.2mのバーディーチャンスでしたが、ここは厚めに読んだのにしっかりヒットしてしまい、左を抜けるパーに終わりました。
厚めに読むならタッチを弱くする必要があったのですが、タッチを強めにして厚く読むという悪い癖が出てしまいました。
17番パー3は、左手前からの7mのバーディーパットが惜しくもカップ手前で右に切れパーに終わりますが、同伴者から「入る!」と声をかかるものでした。
18番パー4は、手前から8mのバーディーパットを強くヒットできず、いわば安全運転してのパーゲットでした。
こうして振り返ってみると、2個のバーディーはありますが、14番パー4以外は全てバーディーチャンスに付けていて、18番以外はカップに入りそうなものばかりだったのです。
(1番は今日はやや前方のティーで440yのパー4です)
(1番パー4はティーショットのランディングエリアが傾斜しているので、きちんと当たればという前提ですが、誰でも300yショットが打てるホールです。しかし右にスライスすると平坦なラフになり、200y以上が残ってしまいます)
昼食休憩後の1番パー4では、ドライバーショットはやや当たりが薄く、残り150y付近のフェアウェーでした。セカンドは左足下がりのライから7Iで当たりが薄く手前のラフにショートし、アプローチは1mでしたが、今日はこの距離をミスなく打てていたのが大きかったのです。
前回21パットした際は、1mをことごとく外していて、今日は外さないという違いがスコアの違いになっています。
2番パー4では唯一のピンチが来ました。ドライバーショットが右にスライスしてしまい、右下の崖下に落としてしまいました。
下にはOB杭の前にフェンスがあるため、ダイレクトに落とさなければOBの心配はなかったのですが、かなりの打ち上げと杉の木の木立がスタイミーになるため、落とせばパーゲットはほぼ無理になります。
予想通りフェンスで初球は助かっていましたが、フェンスからの救済を受けてドロップしても、ピン方向には打てずに、9IでOBにならないよう右に見えるフェンスの左側だけを狙って打ったら、グリーン右のラフに運べました。
2段グリーンのちょうど下った場所のピン位置で、オーバーはダメだと思ったアプローチは短く2mに付きました。
反対側から50歳代の方のバーディーパットが私から見て左に切れて行ったので、軽いフックラインと読んでパーパットを打ちましたが、予想通りに切れずにカップ右で止まってしまうボギーでした。
ここは間違いなく左に切れるはずなのに、、という思いでしたが、1打目がOBでなかったためボギーで御の字という淡白さが、また私の悪い癖です。
昨日、「流離のゴルファー」とのラウンドで、自分の中でストーリーを作ってしまい、ここは1打目をミスっているのでパーは取れないと思い込んでいる自分が居て、そこが「指宿のチャンピオン」との差だと言われました。
「指宿のチャンピオンは絶対に最後まであきらめないよ!」と言われ、「どんなに途中でミスショットしても『絶対にパーで上がる!』という強い信念があるから、あの人は
強いゴルファーなんだよ」と言われたのです。
確かにティーショットをナイスショットした後のセカンドでグリーンを外しても、そんなときは寄せ1が取れそうな気持になれるのに、悪いショットだったらボギーで仕方ないと最初から諦める癖があるのは自覚しています。
強いゴルファーは最後まで諦めずに、最善の努力をしますが、私の場合は「ボギーなゴルフ」を標榜しているように、無理せず1つのミスがあれば「ボギーで可」という考えになってしまっていて、ここが弱い部分なのかもしれません。
3番パー5では40yのアプローチショットは5mでしたが、真っすぐの軽い上りをしっかりヒットでき、先ほどのボギーを取り戻すバーディーが来て「今日はいつもと違うぞ!」と自分自身に驚いてしまいます。
4番パー3では、そんな戸惑いがあり気持ちが揺らいだのか、ティーショットをトップして右のラフに外しましたが、ここも1mに付けて、どうにかパーゲットでした。
次のホールへのインターバル中に、あまり余計なことを考えずに目の前のショットに集中しなければと反省しました。
5番パー4は400yの打ち上げ右ドックのHDCP1の難ホールです。右下に落とすと大変なので、スライサーの私は左を狙って上手くスライスするとフェアウェー、真っすぐ当たると左ラフになりますが、今日は左ギリギリのフェアウェーでした。
7Iのショットは上ったグリーン手前にオンし、9mの軽いフックラインのバーディーパットはいったんカップ淵に止まったように見え、視線を切り残念と歩き出しましたが、同伴者が「入った!」と声を上げ、再び見たらカップ淵の球が消えていて、思いがけないバーディーになりました。
気分を良くしての6番パー4はドライバーショットがセンターに飛び9Iでピンの左手前50センチにつけるスーパーショットになり、楽々バーディーでした。
この辺りでは、同伴者もあきれ顔で、バーディーをとってもあまり反応が無くなってしまいます。
7番パー4も気分よく打てましたが、ナイスショットかと思った球が、最後に傾斜で右にキックし、ラフに転がります。
前方右にある木がややスタイミーになり、右奥目のピン方向はダイレクトに狙えず、センター狙いに打ちましたが、打ち切れずに20m弱のロングパットが残ってしまいます。
このバーディーパットは距離感よく、カップの左1mに付け、いつもは外すようなショートパットをしっかりヒットしてパーゲットでした。
これで4アンダーのまま、8番パー3と9番パー5を残し、ベストスコア更新も夢ではないと思いました。
17番パー3は7Iでピン筋に飛び、自分ではバーディーチャンスに付いたという手ごたえでしたが、ここのグリーンは手前から奥へ速く、ピンのほぼ右横に落ちた球が、奥のラフまで転がっていました。
前回も同様な場所からパターで強めにヒットしてパーゲットを逃していますが、前回はピンまで5mほどだったのに対し今回は9mほどと前回の強さでヒットすればちょうど良い距離だと思ってパターを使いました。
しかし、やはり長いと思ってパンチが入ってしまい、カップを大きくオーバーし、返しの3mはカップ右に外すボギーになりました。
これで3アンダーに後退でしたが、最終9番パー5をバーディーだったらまだ望みはあると考えました。
しかし、最終ホールのティーショットは擦ってしまい、左ドックのコースを右への傾斜もあって右ラフに転がってしまいます。
昨日はラフからのU4のショットがテンプラしたのを思い出し、5Wでセカンドを打ちましたが、ラフで引っ掛かり左に飛んでフェアウェー中央にある4本の木の枝に当たって下に落ちてしまいます。
残り200y弱ですが、かなりの上りをU4で打って、手前のラフでした。ピンが手前だったので、上手く寄せようとするとショートしてダボもあるかもと予想し、ここは安全に奥にオンしてパットを頑張ろうと思い、アプローチしましたが、案の定ピンの奥まで転がってしまいます。
返しの6mのパーパットは最後に右に切れて抜けてしまい、ボギーになってしまいました。
結局、後半は3バーディー・3ボギーのイーブンパーで13パットでした。スコア的には満足ですが、17番のティーショットの手ごたえからボギーにしてしまったのが悔やまれます。
アドレナリンが出すぎたのか、ナイスショットをしすぎてオーバーしてしまい、寄せを安全にパターを使ったのに、パンチが入ってしまいました。
最終ホールもセカンドをもう少しきちんと打てていれば、パーオンはそう難しくないホールだったのに、わざわざ木に当ててしまったのは我ながらお粗末でした。
3打目でグリーオンを狙えたのであれば、大きめにオンしてパット勝負もありでしたが、4打目の寄せを大きく逃げるようでは、やはりベスト更新など無理だということです。
この辺りがどうしても「ボギーなゴルフ」になってしまう考えですが、もし攻めていれば、ダボなど悪い結果になったのかもしれません。
とりあえず、久しぶりのアンダーパーになったのだから、「良し」としようと思います。