三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

北海道での初ラウンドは厳しかった

午後からゴルフ5カントリー美唄コースまで行って、友の会への入会手続きを行い、そのまま1人でラウンドすることになりました。


ゴルフ5美唄コースは、昨年も友の会に入会し、何度もラウンドしたコースなので、その難しさや注意すべき点はある程度、頭に入っているはずです。


しかし、今日は道北で暴風警報が出るほどの強風が吹き荒れ、普段でも周りに遮るものがないため風が強いコースですが、今日はその風の強さが想定を超えたものでした。


スタート担当のおじさんも、「今日は特別に強い風だ!」と言っていて、数か所ある池の水面も大波が立っているほどです。
(池なのに、白波が立つほどの強風です。)



1DAFE408 7586 49BD ADF2 79BEF35D3828
(風の音が聞こえます。)

60FF7D1C 2F2C 493D BCEC 184EEF9110DC
(池の波が打ち上げられています。グリーンのピンも風で倒れそうでした。)


終わってお風呂に入った時に前組の4人が脱衣所で話していましたが、この強風は経験がないと言っていて、やはり普段以上の風だったようです。


今日は中コースから東コースと、正規のアウト・インになる組み合わせでしたが、フォローの風の際はティーショットが飛んで気持ちよくても、グリーンを狙うショットも飛びすぎるというもので、反対にアゲインストでは全く飛ばずに、セカンドは距離が大きく残ります。


サイドからの風では、打った瞬間に球が曲げられるのが分かるほどで、グリーン周りからのアプローチもしっかり風で曲がって行きます。
そのうえ、グリーン上でも思わぬ転がりをしたり、アゲインストでは止まったりと風の影響が大きく、前半はかなり苦戦しましたが、後半は開き直って風を利用することができました。


最初は、アゲインストでは2番手上げていましたが、途中から2番手どころか倍の距離を打たなければならないと分かり、横風の時は思い切って全く違う方向を狙って打つことで
風に乗せることができるようになります。


今日は受付してすぐにスタートだったので、パット練習もなしに1番ティーに向かいます。


1番パー4はフォローだったので、270yのショットでしたが、セカンドが大きく右奥に飛んでしまい、アプローチで2mに付け、下りをどうにか沈めて幸先良いパースタートでした。


2番は右回りに池をぐるりと回るパー5です。ティーショットはアゲインストの風で全く飛ばず、セカンドのU4のショットは左からの風に曲げられ、危うく池ポチャになるところでした。
3打目は池越えのショットになるため、大きめの6Iで左を狙って打ったらグリーンを突き抜けてラフに入ります。
52度でのアプローチは傾斜と風で止まらず、左奥のカラーまで転げ、そこからパターで6mを狙いましたが、カップ右を抜けてボギーでした。


3番パー3はピンが手前で135yほどでしたが、右からの強烈な風だったので大きめの7Iで打ちましたが、打った瞬間に左に飛ばされ、距離も出ずに左手前のラフに大きくショートしました。
52度でのアプローチショットは手前で、パーパットはショートしてボギーでした。

(4番はこの木の右を狙い、風で曲げられてバンカー先のフェアウェーでした。)

(4番の1打目をグリーン方向からティーへ反対に写してみた。中央奥から左の木の左に打った球が風でここまで飛んできた。)


4番パー4は、右のラフにある木の右という方向違いに打ったら、大きく風でフックになり、フェアウェーにナイスショットになりました。
しかし、セカンドも7Iで打ったら風に持っていかれ、左手前のバンカーインでした。
ここのバンカーショットは上手く打て、奥目のピンの手前2mでしたが、右からの風でフックするかもと打ったパーパットはさすがにそこまでフックせず、右を抜けてボギーになりました。


5番パー5は、ここも4番と同じような右からの風で、大きく右を狙って打ったティーショットは左ラフまで転がってしまいます。
セカンドは5Wで自然とスライスして風と喧嘩し、フェアウェーでした。
3打目は残り110yでしたが、50度で打つと大きく左に転がってオンでした。8mのバーディーパットはショートしてパーに終わりました。

(この6番からアゲインストになります。右にはコース外のOBが続きます。)

(中央のバンカー左に打ち出した球は、大きく右バンカー先のラフまで飛んでいました。)


6番パー4からは4番・5番とは違い、左からの風になりスライサーには厳しくなります。
思い切り左を狙ったティーショットはフェアウェーを横断するように右に飛んでしまいます。
いつもの落下地点辺りを探してもなく、ロストかなと思いましたが、予想地点より30yも前の右OBすれすれのラフまで飛んでいました。
残り90yを8Iで打ちましたが、さすがに大きく右奥のバンカーインでした。バンカーショットはカラーまでしか飛ばず、パターで寄せてボギーになりました。

(7番はグリーンまで左サイドに池が続きます。)

(思い切って、左の池めがけて打ち、右フェアウェーでした。)

(池の上に打った球が、ここまで曲げられていました。左がティーイングエリア。)


7番パー4も距離は短いけど、左に池がグリーンまで続く左曲がりのホールです。
ここは6番と同じような風向きなので、球をロストボールに替えて、思い切って池の上を狙って打ちました。
すると風で大きく右に戻され、どうにかフェアウェー右ギリギリに残ります。
ここも100yを8Iで打ちましたが、今度はモロにアゲインストのため、右手前にショートし、アプローチも寄せきれず、3mも決めきれずのボギーでした。

(8番のパーオン。見えにくいけど、左にオンしています。)


8番パー3は、165yですが左に池が続くホールで、風は池に向かっての右からの強風です。
U6で大きく右を狙ってのショットは、風で左に流され、ナイスオンでした。13mのバーディーパットは左を抜けてパーに終わります。


ここまでは、どうにか風を読んでボギーで凌ぐ展開でしたが、9番パー4は風上に向かってのホールになり、左は池が続きます。


(9番の左にある池は白波が立っていました。)


風がなくてもこの9番は難しいホールですが、ここは最初からパーオンは諦めてのショットでした。
アゲインストなので、左にも右にも曲がるため、ティーを低くしてスライス目で低く打ち出しましたが、距離が出ません。
右ラフからU4で当たりが悪く、残り140yほどが残ります。
U6で届くかなと思ってのショットは、大きく左に曲げられて池ポチャになってしまいます。
池淵から2クラブレングスのラフにドロップしての5打目はグリーンを止まらず、5mの返しのダボパットも抜けて、トリプルになってしまいます。



風のことであまり頭に入っていなかったのですが、実はグリーンがかなり速めで、転がりが良く、止まらないから反対側からは上りかなと思うと、オーバーするほどで、強風でグリーンも固く速さが出ていたようでした。


前半は、5ボギー・1トリプルの8オーバーの44スコアで、15パットでした。
これは90叩きもあるかなと、覚悟して後半の東コースに向かいます。


東コース1番はフォローなのでティーショットは飛びましたが、セカンドは止まらずに奥のラフまでオーバーしました。
ここはどうにか寄せてパーでしたが、フォローはグリーンを狙う距離感が難しくなり、どうしても普段の距離+10yほどに読んでしまい、実際は+20~30yも飛んでいました。


東コース2番パー5は、今度はアゲインストなのでドライバーショットは左ラフに戻されてしまいます。
5Wで風で戻されると予想して池とコースの境を狙ったら、見事に読みが当たり、フェアウェーでした。
しかし、3打目は130yを6Iで右奥に外し、20yほどのアプローチは球が上がった瞬間に左に持っていかれ、8mのパーパットはショートするボギーでした。


3番パー4では、前組の4人組に追いついたため、先に打たせてくれました。大きく曲げると恥ずかしいなと思いながらのティーショットは、フォローの風に乗り、ナイスショットになりました。
ここはセカンドを抑えてどうにかピン奥にオンし、7mのバーディーパットはカップ右に外すパーでしたが、先を譲ってくれた中で楽々のパーゲットは、きっと後ろで見ていて「譲ってよかった」と思ってくれたでしょう。


4番パー4は、今度は3番とは真逆のアゲインストですが距離が短いホールです。ここはドライバーショットが左ラフに入り、9Iでグリーンを狙いましたが、風で右ラフに外します。
12mほどのアプローチは、逆目のラフで食われてしまい、8mのパーパットは左に外すボギーでした。


5番パー5は、今度は3番同様にフォローの風で、ドライバーショットは300yのロングドライブになりましたが、もちろん強烈なフォローの風のおかげです。
残り210yでU4で届く距離でしたが、わずかに左に飛んでしまい、距離は合っていましたがラフに止まります。
左足上がりのラフからの6mのアプローチは傾斜を転がってしまい、3mのバーディーパットも右を抜けるパーでしたが、ここはバーディーが欲しいところでした。


6番パー3は、165yをU4でしっかり打ってみましたが、グリーン右手前にショートでした。
ここは52度で2mに付け、上りをしっかり打ってパーゲットでした。


7番パー4は池の右をぐるりと左ドックする難しいホールです。ここはフォローだったのでドライバーでは打ち越すと思い、19度UTでティーショットしました。
当たりはあまり良くなかったけど、風に助けられ207y飛んでフェアウェーでした。
残り170yの左からのややフォロー気味の風に中、6Iで左を狙って風に乗せ、予想通りピンの右にナイスオンでした。
5mのバーディーパットはカップ左に外しましたが、昨年までこのホールは苦戦していたので、パーゲットは素直にうれしいものでした。

(8番のアイランドグリーンを右の橋の上から写す。)

(8番パー3のバーディーチャンス)


8番パー3は、ピートダイの代名詞になる「アイランドグリーン」です。ここはピンが手前で右からの強風のため、前組は手前に池ポチャしたり大きく左に打っていました。
距離は100yほどでしたが、8Iで右池の方に打ち出し、風で左に戻ってピン手前にナイスオンでした。
6mのバーディーパットは手ごたえはショート目でしたが、グリーンの転がりが良く、最後の一転がりでカップインするナイスバーディーになりました。

(中コースの9番は、この池の右側にあります。こちらは東の9番で、どちらも強烈なアゲインストでした。)


9番パー4は右にグリーンまで池が続き、モロにアゲインストになるここも普段でも難しいホールです。
ここはドライバーショットが左ラフに入り、5Wで絶対に右の池ポチャはさせないと思い切り左を狙います。
3打目はまだ140yほど残り、6Iでショートかと思ったら転がってピンの右にオンでした。
3打目がグリーンの花道から転がっていったので、上りかなと思って打ったパーパットは予想外に大きく左に切れていきます。
2mのボギーパットはダボのピンチでしたが、どうにか沈め、うれしいボギーになりました。


後半は、1バーディー・3ボギーの38スコアで15パットでした。
通算は、82スコアで30パットです。


前半は風に翻弄されましたが、後半は風を利用して届かないショットを届かせたり、最初からパーオンは狙わないという無理しない攻めができたため、スコアが纏まりました。


頭の中で想定したとおりに球が曲がってくれると、それは楽しいものです。
次のゴルフには役に立たないものですが、こんなイマジネーションが必要なゴルフもまた面白いものだと感じました。


明日は、石狩平原CCで初めてのラウンドです。雨模様ですが、初めてのコースを楽しみます。