三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

前半は絶不調で後半は一転して好調なラウンド

今日は1人予約に「アプローチの達人」と先週もご一緒したレフティーの方、それに昨夜になって20歳代の若者が入って来られたので、阿蘇大津GCに行ってきました。

今日は天気も良く、気温も上がって絶好のゴルフ日和でしたが、前半はパット・ショット共に悪く、ダボを3回も打ち、90叩きも仕方ないと思える内容でした。

(スタート時間になっても前に2組もいて、前組がかなりスローペースな進行になり、それもリズムを崩した原因です。)

(10番パー4のティーは、今日はバックティー近くにありました。)


スタートの10番パー4こそ、セカンドを奥に打ち込んだアプローチを2mに付け、この軽く打ち上げてフックするラインを沈めて幸先良いパーセーブになりましたが、1打目は右バンカーで、2打目をU6でトップするというお世辞にもナイスパーとは言えない内容でした。


11番パー3はU4で右手前にショートし、ラフからのアプローチをピンの左1m弱にナイスオンしてからのパーパットを左に外してしまいます。
達人から「ま~た外した。」と言われる始末でしたが、前ホールが入ったのでこのホールを外したのは差し引き0だと思うようにしました。


12番パー4はドライバーショットが当たり、残り70yのフェアウェーでしたが、ピンにピッタリ付けようと欲張った考えだったのが悪く、見事にダフってしまいます。
ラフからの30yのアプローチショットは、シャンクして右バンカーでした。58度ウェッジを持っておらず、52度で打ちましたが6m転がり、ボギーパットはわずかに右を抜けるダボになってしまいます。
バーディー狙いと皮算用したことが、ダボになってしまいました。


13番パー4は、ここもドライバーショットは当たりましたが、アゲインストだったのでセカンドは大きめの7Iを選び、大きいかもという意識がショット時に緩んでしまい、右ラフに外してしまいます。
ここは52度でのアプローチが上りの2mに付き、どうにかこれを入れてパーでした。


14番パー5はドライバーショットはあまり当たりが良くなかったのですが、左バンカー右のファーストカットでした。
つま先下がりのライからU4でのショットは当たらずに、距離が出ません。
フェアウェーから残り180yをU6でピン方向に打て、ピン手前6mにナイスオンでしたが、達人が先に打ったパットが左に切れるのを見ていたのに、そんなに切れそうに見えないため、浅めのフックで打ったらやはり左に転がってしまいます。
1m弱のパーパットは、自分でもしっかり打ったつもりだったのに、左に外すボギーになってしまいます。
このパットミスで訳が分からなくなります。


15番パー4は左ラフから9Iで手前にオンし、10mほどのバーディーパットは1m右に切れましたが、ここはどうにか入れてパーゲットでした。


しかし、16番からシャンクが多発します。
16番パー3では9Iでのショットがシャンクして池に入ります。プレ3からピンの手前6mにオンし、このボギーパットは左に外すダボになってしまいます。


17番パー4では5Wのショットが左のファーストカットで、残り170yを6Iで打ったらまたシャンクして池に入ってしまいます。
池横からの4打目は奥にオンし、8mの下りは転がらずに1mショートしてダボになってしまいます。


18番パー5はドライバーショットが左バンカー方向に行き、自分ではバンカーインだと思ってクラブを叩きつけてしまいました。
実際はバンカーを越え、左から右への傾斜でフェアウェーセンターに止まっていましたが、マナーが悪い態度を取った報いがセカンドで出てしまいます。
残り200yを2オン狙いとしてさんざん待たされ、やっと打ったらチョロって100yしか飛びません。
フェアウェーからの100yをPWで左奥にオーバーし、52度でのアプローチは下りを上手く転がり1m強の付きました。
しかしこのパットをフックと読んでカップ右淵を抜けてしまうボギーになってしまいます。


結局、前半は1mのショートパットを3回外し、3回のシャンクで3打はロスするという内容で、3ボギー3ダボの9オーバー45スコアとなり、パット数は17打でした。


昼食前には達人に「楽しくないゴルフだから、後半は止めて帰ろうかな」と泣きをいれてしまいます。
昼食が終わってスタートまで時間があったので、今日はバンカー練習には行かず、練習グリーンで達人にパットのチェックをしてもらいました。


2mほどの真っすぐなラインを選び、1mのところにプラ製のマーカーを差し、その上を通すという練習です。
自分では真っすぐに狙っているのに、マーカーの左を通っているようで、もともとが左をているようです。
両足のスタンスやパターヘッドの向きなどを見てくれましたが、「やはり左を向いて右目に出しているから、きちんと当たると左に行ってしまう傾向が高い。」と言われてしまいます。
ただ「精神的なもので、あまり気にしない方がいいかも。」とも言われますが、しばらくショートパットの練習を繰り返しました。

(スタート前に撮った1番パー4。霞がかかったようでしたが、天気は快晴になりました。)


1番パー4はここもドライバーショットは当たりましたが、残り残り155yをフォローだったので8Iを選択し、無意識に力んでダフってしまいます。
左手前のバンカーにインし、右奥のピンに52度でのバンカーショットは上手く打てたと思ったのに、右奥への傾斜でグリーンをこぼれてしまいます。
「ここもダボか、、。」と内心諦めながら、52度でのアプローチが上手くスピンが効いてカップインするという奇跡的なパーが来ました。
現金なもので、さっきまでのやる気のなさが、これで一気に変わります。


2番パー4は、ドライバーショットが当たりフェアウェーでしたが、やや左足下がりの傾斜に止まっています。
8Iでカット目に入れてスライスすると思って左を狙ったら、そのまま飛んで左奥のコブの上になるラフでした。
ラフとはいってもすぐ先がカラーになり、傾斜が下っているので、そんなに強めに打たなくても済むため、ウェッジではなくパターを使ってアプローチしたら、上手くラインに乗りカップインするバーディーが来ました。
この連続チップインには、達人も呆れていました。


3番パー4は左目に飛んでバンカーかなと思ったショットがバンカーを越えてラフに入っています。
PWでグリーンセンターにオンし、8mのバーディーパットはやや引っかけ気味に左に外し、嫌な1mも引っかけ気味でしたが曲がる前にカップイン出来て、どうにかパーゲットでした。


4番パー3は9Iで打ちましたが、右からの風で左のラフに外れます。ここもカラーに近いラフだったのとピンまでが上りだったので、パターで転がして50センチに付け、楽々パーでした。
2番のバーディーが効いていて、悪くてもボギーで凌ぐという意識が、無理しない攻めになり結果的にパーに繋がっているようです。


5番パー4はここもドライバーショットは当たりましたが、やや左ラフに入り、残り70yを52度で打つとやや短く、グリーン手前の傾斜で戻ってしまいます。
ここもアプローチではパターを選択し、上手くピン横まで運んで楽々パーでした。


6番パー5は、ドライバーショットはフェアウェーでセカンドのU4もやっと当たりフェアウェーでしたが、3打目の52度のショットが右目に飛んでいきます。
ただ前半のようにピンを狙わず、とにかくオンすればよいという意識だったので、上りの6mもしっかり打て、カップ右をわずかに抜けるパーでした。


7番パー3は前回と同じ左奥のコブの向こうにカップが切ってある難しいピン位置です。
9Iのショットは止まらずに奥のカラーまで転がり、ここはパターで寄せましたが、右から左への傾斜が見た目以上にあるため止まらず、3mのパーパットは無理せずに2パットのボギーでした。
ここはレフティーの方が、アプロ―チされてオンしても、また戻ったりパットがオーバーしてグリーン外の段下に転がったりして、とうとう「ギブアップ」を宣言されるほどの意地悪なピン位置だったので、ボギーも仕方ないと思ってプレーしました。


8番パー4はドライバーショットはやや右目でしたが距離が出て、達人から「あんなところまで飛んでる!」と呆れられました。
52度のショットは手前にオンし、7mのバーディーパットは打ちすぎて左に1m強オーバーしましたが、このパットをしっかり決めてパーゲットでした。
達人が「前半とは別人みたい!」というほどのパットの安定性でしたが、実は秘密があったのです。


いつもは手袋を脱いで素手でパターを握りますが、少しグリップ部分が滑るような気がしていて、そのためにグリップ圧が強く、ミスに繋がっているのではと思い、後半は手袋をしたまま打っていたのです。
パターでグリーン外からアプローチする際は、いつも手袋をしたまま打つようにしていたのですが、ふと思いついてグリーン上でも手袋のまま打ってみたら思いのほか良かったのです。
達人は「精神的な問題だ!」と笑いますが、藁にもすがる思いなので、有効だと思えればすぐに取り入れています。


これで後半は1バーディー1ボギーなので、最終になる長い9番パー5はどうにかボギーで終えようと考えました。
ドライバーショットは左目に飛んでしまい、傾斜のラフに止まってしまいます。
セカンドはUTでスライスになりましたが、残り180yのフェアウェーでした。
アゲインストのため、U4で打ったらピン筋に飛んでカップの1m右に球の後があるナイスショットになります。
奥からの5mのフックラインは大きめに読んでカップ右に止まる楽々パーになりました。


後半は前半とは打って変わり、1バーディー1ボギーのイーブンパー36スコアでパット数はなんと12打という少なさでした。


通算は、9オーバー81スコアで、29パットでした。


前半と後半の違いを検証してみれば、大きなものが1番のチップインパーで気分が変わったことです。
たぶん、左奥からのアプローチが止まらずに転げ、ボギーパットを外すダボにしていればズルズルとスコアを崩していたのでしょう。
その意味では起死回生のチップインだったわけで、これがその後の無理しない攻めに繋がり、グリーンを外しても無難にパターで寄せるという気持ちになったのです。


前半は、絶好の位置からバーディーチャンスをという「欲」まみれのショットを打っていて、ミスったときの気持ちの反動が大きかったのですが、後半は1番2番と幸運なチップインで、無理しない意識が出たのがよかったようです。


またドライバーショットも「力まない」ことを最優先する意識で振ったことも良く、芯ヒットする比率が高まりました。


明日も大津GCでの1人予約が成立したので、今日も後半のように「無理しない」「力まない」「苛つかない」を心掛けながら、原点の「ボギーなゴルフ」を目指したいと思います。

(気温が21度まであがり、朝は28度の暖房設定だったエアコンを帰りは冷房になるよう20度設定に切り替えました。)