三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

注意することでリズムを崩す

今日は1人予約に私も参加しているゴルフネットサークルのKDG(「熊本でゴルフ」の略)に所属するメンバーが1人入ってきたので、阿蘇グランビリオゴルフ場西コースに行ってきました。


昨日の日記はお休みしたのですが、実は五木から兄を八代に連れて行き、いろんな手続きなどに忙殺され、帰ってきたのが遅かったのです。
それなのに、市役所での手続きが終わっておらず、今日にでもまた八代に行こうと思っていたら、2人目にメンバーが来たので断るわけにもいかず、幸い西コースはスルーなので、早めに終わったら八代に行こうと思っていました。


9時スタートでしたが、13時には終わったので、山越えしてから高速に乗り、1時間半ほどで八代に着いて、市役所で転入手続きが無事に終わることができました。
昨日は、熊本から八代に行って熊本に帰ってきて、今日は阿蘇に行って八代経由で帰るという強行軍になってしまいます。


それでも、とりあえずやるべき手続きは終わったのでホッとしましたが、兄の部屋に行くと何もせずにベッドで寝てばかりで、「ここは何でも自分でしなきゃいけないところだから。」と言っても、病院に入院した際の話を持ち出し、「あそこではなんでもしてくれた。」と不満を言っています。
終いには怒ったように「俺はその気になったら五木に帰るから!」と言いますが、五木で一人で生活できるわけもなく、すでに住所変更もして各種サービスは八代だし、まして1人で五木に帰るお金もないのにと思ってしまいました。


一瞬、「そんなに言うなら勝手にしろ!」と頭に来そうになりましたが、見放すと兄は何もできないし、五木に帰ろうにも帰る術もないし貯金もほとんどないので、考えると可哀そうな状況だなと思って、黙って聞いていました。
施設の方に「偏屈な面もあるのでよろしくお願いします。」と頼んで自宅に帰ってきました。

(今日は冷え込みもせず、天気も良さげで絶好のゴルフ日和でしたが、昨日の雨のためコースはかなりウエットな状況でした。)

(練習グリーンと、左のカートは東コースの誘導カート。)


さてラウンドですが、2月に入って人間ドックに兄の引っ越しと続き、気分的には久しぶりのラウンドといった感じでした。
そのためか、ドライバーショットが安定せず、チーピンや引っかけも出ましたが、前半は最低限のスコアロスで凌ぐことができました。

(8番のパー3。前組は韓国勢3人組でかなり若い人たちでしたが、マナー違反はそう多くは見られませんでした。ただ1人だけカートから置いてきぼりが多く、その分無駄な時間がかかっていました。)


後半になって最難関の11番パー4でドライバーショットは完璧にフェアウェーセンターに打ち、U6でピンの奥1.5mにナイスオンして、嬉しいバーディーが来ました。
これでホッとしたのか、それ以降はミスショットが続きます。


同伴者のメンバーは、かなりお喋りで煩いタイプで、アプローチの達人も「あいつのお喋りはうるさい!」と言っていて、できるだけ気にはしないようにしていました。


しかし、ティーエリアで自分がオナーでないのに、何かオナーのようにティー上で立つので、なんとなく邪魔だなと感じていました。
13番パー5でも、注意しようかどうしようか思いながらティーショットを打ち、左の池に入ったため、14番のティーでとうとう注意しました。
「他の同伴者のショットの際は、邪魔にならないように、背中側もしくは正面側に立って、話を止めるのはもちろん音も立てないように注意し、固まったように動かないこと。」と言ったのです。


知らない相手でも注意すると反対に自分が気にするタイプですが、知っている相手に注意するのは相手が気にしないかが余計に気になり、より集中力を失くすケースが多いのです。


注意した後の14番パー4のティーショットは、フェアウェーでしたが、先にメンバーがセカンドを打って、すぐに私がセカンドを打とうとしたら、また打った後に自分のミスショットを大声で解説するように話したので、さすがにイラっときてダフってしまいました。
左手前のバンカーに入り、30yのバンカーショットは大きく奥のOBになり、打ち直しは手前にオンして2パットのトリプルになってしまいます。


次のホールのティーエリアで、またメンバーに向かって「ゴルフってとても細やかな神経が必要な競技なので、それを分からないうちはいつまでたっても上達しないよ。自分のことだけでなく、同伴者の動きにも常に注意しないと、あなたの動きや声で悪影響を与えてしまうことを分からなきゃ。」と今度はかなり怒って注意しました。


結局、その15番パー4もセカンドをダフってしまい、アプローチで寄せた2mも外すボギーになり、16番パー5も同じようにセカンドをミスしてパーオンを逃すボギーでした。


お楽しみゴルファーは単に楽しければよいと思っているのでしょうが、他人に迷惑を掛けない範囲で楽しむ分は全く問題ないと思っています。
ただし、他人のプレーの邪魔をしないように配慮すべきで、自分のプレーを「右に行った」と周りに聞こえるように言えば、次のプレーヤーは左に打つことになりがちです。


グリーンでも「遅い!」というと次に打つ人は強めになりがちで、どうしても同伴者の結果に左右されるのは、ゴルフではありがちなのです。
その彼は、常に大声で自分のミスを吹聴する癖があり、それを他人のプレーが始まっても言い続けるため、マナーとしては問題ありなのです。


100切り出来なくてもマナーが良いゴルファーは、また一緒に回りましょうと言えますが、これだけ1人で大騒ぎするようだと、もういいかなと思ってしまうので、結局、本人にとっても損な話なのです。
現に先週大津で達人と鉄人とのラウンドに4人目として入ってきていて、結果的に知人の不幸でキャンセルしたのですが、達人が「あいつはうるさいから、キャンセルしてくれて良かった。」と言っていたほどです。


性格が悪い人ではなく、どちらかというと人懐っこい性格ですが、とにかくラウンド中に余計なお喋りを大声で他人にプレーにお構いなしに話し続ける癖があり、これは本人に分からせないと、誰も一緒に回ってくれなくなりそうなのです。


結果的に、前半は2オーバー38スコア(17パット)でしたが、後半は1バーディーがあるものの6オーバー42スコア(15パット)になり、通算80スコアで目標の80切りは達成できませんでした。


明日もグランビリオ西コースで鉄人とのラウンドです。
鉄人も最近は意味不明な動きを時々されるのですが、できるだけ身振りで動かないようにとかしゃべらないようにとか注意しています。
私と鉄人がレギュラーティーから打ち、達人がシニアティーからプレーされる場合、達人が打たれることを忘れてしまうのか、私に話しかけたり、カートへ音をたてながらクラブを仕舞われたりする最近は目立ち、以前はこんなことが無かったのに年齢を重ねて分からなくなったのかなとちょっと心配はしています。


同伴者はもちろん、近くでプレーしている隣のコースのプレーヤーにも気配りできるような自然な振る舞いができるゴルファーになってほしいものです。