三重苦ゴルファーの日記

68歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

女子プロのスイングをイメージしたら大失敗

今日は楽天1人予約が成立したので、阿蘇大津GCに行ってきました。
朝8時のスタートだったので、5時に起きて自宅を6時にf出ましたが、バンテリンレディスのボランティアでもっと早起きしていたので、今日は遅いくらいの感じでした。

(今日はBグリーンでしたが、スティンプメーターでの表示では速さはそんなになさそうでしたが、実際はかなり転がりはよくなってきています。)

(左奥がBグリーンの練習グリーンで、右手前のAグリーンの練習グリーンは今日はクローズです。)


今日の同伴者は「アプローチの達人」とその知り合いの方でしたが、私も何度かご一緒していて、たまたま達人に「ラウンドしませんか?」との連絡が入ったそうで、「今日大津でラウンドする。」と達人が答えたら3人目として入ってこられたようです。

(バンカー練習場から1番パー4を望む。左はOBだが1打目はチーピンになって暫定球を打ちました。)


8時のスタートは1番目だったので前半はスムースに進行しましたが、後半はコンペが入っていて1時間10分待ちの上、待ち待ちのラウンドでしたが、それでも14時前には終了して帰ることができました。


1番パー4では、今日は昨日のバンテリンレディスで見た女子プロのスイングをイメージしていましたが、最初からドライバーショットがチーピンで大きく左に飛んでしまい暫定球を打つ羽目になります。
幸いラフに残っていて、ここは3オン2パットのボギーで凌ぎました。


2番パー4もドライバーショットが左に飛んで凹みの中のラフで、前の木がスタイミーになるため、8Iで右のAグリーンの花道方向を狙います。
フェアウェーからの30yの3打目は、イメージを出しすぎて手前にショートし、エッジから5mをもう一度のアプローチで寄せてボギーでした。
女子プロのようにうまく乗せられないのは、そこがアマチュアたる所以です。


3番パー4はやはりドライバーショットが左目に飛び、危うくバンカーに入るところを右にキックしラフでした。
フォローの風のため、8Iでピンの手前7mにオンし、これは寄せて今日の初パーゲットでした。


4番パー3は、右からの強い風の中、PWで風に乗ってしまい、左のラフに外します。58度でのアプローチはうまく打ちすぎ、上りを止まってしまいます。
3mの上りの真っすぐをしっかりヒットして、ナイスパーでした。


5番パー4はまたドライバーショットが左に飛び、ラフでした。7Iでのショットは手ごたえはありませんでしたが、どうにか左にオンしていて、そこから8mを寄せてパーでした。


6番パー5は、フォローの風に乗せてややドロー気味にコースなりに飛んで最後は少しラフにかかるナイスショットでした。19度UTでエッジまで210yを狙いましたが、わずかに右目に飛びバンカーぎりぎり手前のラフでした。
そんなに難しくない20yほどのアプローチはざっくり目でバンカーは越えましたが、アゴのてっぺんに止まり、そこからのアプローチはトップし、傾斜の奥からのパターでのアプローチは止まらず、返しのボギーパットも決まらずのダボになってしまいます。
グリーン近くからのまさかの5打は、もしかしたらバーディーが来るかもと思っていた身からはショックで、自分の下手さに愛想が尽きそうでした。


7番パー3はそんなショックを引きづったまま、手前からのパットがショートし、1.2mのパーパットも右に外すボギーでした。
同じような場所からの達人のバーディーパットはカップ淵で左に切れたのに、自分の球はカップ淵で右に切れるというもので、弱いと切れるのが大津のグリーンの特徴です。


8番パー4はやっとドライバーが真っすぐに飛び、フェアウェーでしたが残り80yを52度でダフって左手前のバンカーインでした。
バンカーショットはイメージ通りに打て、カップに寄って楽々のパーでした。


9番パー5はここもドロー気味にドライバーが当たり、フェアウェーでした。23度UTで残り100y付近まで運び、PWでピン奥にオンし、下りの7mを寄せてパーゲットでした。


6番の大チョンボのダボが響き、前半は3ボギー1ダボの5オーバー41というスコアでパット数は16パットでした。


6番は悪くてもパーは取りたいもので、バーディーなどと余計な欲を出したばかりに失敗し、その失敗を引きづってさらに失敗するという展開でした。
この失敗の教訓は最終ホールで生きてきます。


早めの昼食を取り、後半のスタートです。


10番パー4は、ドライバーショットが今度は右目に飛び、ややラフにかかります。8Iで手前に乗せ、8mのバーディーパットは1mオーバーしましたが返しを入れてパーゲットでした。

(11番ティーの周りを機械で刈っていました。こんな斜面でも刈れる機械に、大袈裟ですが文明の利器を感じます。)


11番パー3はピンまで165yをアゲインストの風だったので、当初は6Iを持ちましたが風の強さで23度UTでのライン出しショットに挑戦しました。
上手くピン方向に飛びましたが、グリーン上で跳ねて右奥へこぼれてしまいます。
下りでややフック気味のアプローチは、落しどころをグリーン上で確認し、58度で上げて強さを弱めたら、トロトロとカップに寄って見事カップインでした。


ラッキーなバーディーが来ましたが、すぐにツケを払う羽目になります。


12番パー4は唯一といっていいほど大津でのサービスミドルですが、ここもドライバーがチーピンになり、距離が出ません。
残り135yのアゲインストを7Iを持って大きいかもと思いながらのショットは、浅く当たり右手前にあるバンカーインでした。
砂のないバンカーからはヘッドがはねられ、球は左のラフまで転がります。
2段グリーンの傾斜がかかるアプローチは、傾斜で右に持っていかれ、残った2mのボギーパットも入らないダボになってしまいました。


ここで得た教訓として、選択したクラブを信じで緩まないように打つ!ということを頭に刻みます。
「大きいかも」と思うくらいなら1番手短いクラブでしっかり打てばよいのであって、風を考慮して選んだ番手なのだから、大きいとか思わずにしっかり振ることが本当は必要なことです。
次のティでの待ち時間に、達人に「大きめのクラブを持つと、何気に失敗しませんか?」と尋ねたら、「たいていは大きいと思った時点でスイングに緩みが出て、結果的にはショートする場合が多いよ。」と言われ、まさしくそれと同じことをしてしまったと反省しました。


13番パー4はドライバーショットが今度は右目に飛び、右バンカーインでした。ここは池越えになるため、ダフったらダメだと右目を狙って大きめの8Iで打ったらやはり大きく、右奥にオーバーでした。
アプローチはうまくエッジ付近に落としましたが、下り傾斜が強く、4mほど転げて返しのパットは入らないボギーでした。


14番パー5はここもドライバーショットが左目に飛びバンカー右のラフでした。スタンスはバンカーで砂の多いラフからのショットはかみ気味で距離が出ません。
残り160yでややアゲインストでしたが、6Iで12番の教訓を生かしてしっかり振ったら、見事にピン奥にオンでした。
下りの5mは強めに転がりましたが、真ん中から入ってバーディーでした。
ピンが手前だとオーバーはしたくないとつい弱目に打ってしまいますが、アプローチよりパターの方が易しいし、たとえ3パットをしてもボギーだけど、アプローチを失敗するとダボもあるため、ピン位置にかかわらずグリーンオンを狙うというのがもう一つの教訓でした。


15番パー4も左のラフから8Iで手前のピンに対して奥にオンし、下りの7mをうまくOKの位置まで寄せてパーゲットでした。
グリーンセンターに乗せさえすれば、どうにかなるものです。


16番パー3は、強めのアゲインストの風の中、115yを8Iでギリギリ池を越してのオンでしたが、2段グリーンの上のカップに対して10mのバーディーパットは球を追ってしまうミスヒットで1.2mショートし、パーパットも右に外すボギーでした。
ここまで6オーバーだったので、ここのボギーは80切りにはかなり痛い+1になりました。


17番パー4はドライバーショットが右目に飛び、池かなと心配しましたがラフに止まっていました。ここもアゲインストなので残りピンまで120yを8Iでしっかり打ったら、フライヤーしてしまい、アゲインストの中奥行55yもあるグリーンをオーバーしてしまいます。
ピンは手前から17yだったので、実に35y以上は飛んでしまいました。
もともと8Iを145yほどの飛距離なのですが、さきほどの16番と同じ方向に打って16番は110yほどしか飛んでいなくて、今度は155yも飛んでしまった計算になります。
奥から3段グリーンの下にあるカップにうまく傾斜を利用して1.5mに寄せましたが、パーパットは左に外すボギーでした。
ただ達人から「上手く寄せたね!」と褒められ、ボギーでも満足でしたが、これで8オーバーになってしまい、80切りは最終ホールでバーディーを取るしかなくなります。


18番パー5はフォローの風だし、もともと距離がないロングのため、2オンは無理ではないホールです。
しかし右サイドはグリーン手前まで池が続き、フェアウェーも右ラフも池に傾斜していてコースの右半分は使えないコースになります。


ここはドライバーショットが真っすぐ目に飛んで、ややラフにかかります。いつもだったら8Iで残り100y内に刻むのがセオリーですが、今日は5Wでエッジまで215yだったので狙うことにしました。
5Wのショットはやや右目に飛んで、グリーン右のラフでしたが、真っすぐだと乗っていた距離は出ていました。
グリーン右のラフから20yほどの上りのアプローチは、5番のグリーン近くから5打を要した失敗を思い出し、乗ればOKと頭に刻んで打ったら、カップ手前1mにナイスオンでした。
入れたら80切りだとプレッシャーをかけ、上りなのでしっかり真っすぐ打つと宣言してのバーディーパットは真ん中から入るバーディーでした。


これで後半は3バーディー、3ボギー、1ダボの2オーバー38となり、パット数は16パットでした。
通算は79と久しぶりに大津での80切りを達成しましたが、ショットは曲がるし、アプローチもミスするという内容で、よくこんなので80切りができたものだと思いました。


結局11番のチップインや14番のバーディーが効いていているのです。パーは現状維持ですがバーディーはマイナススコアになるのが大きく、ダボをボギーにしてくれる効果があります。
幸い、後半のインは3つのバーディーが来たため、2オーバーでしたが、バーディーなしだったら5オーバーであり、いつもスコアだったのです。


明日はバンテリンレディースのティーを使ったラウンドを空港CCで行う予定ですが、今日のようなドライバーショットの曲がりでは、林間コースの空港では林の中に打ち込む羽目になり、スコアメークは無理になります。
もともと空港は苦手なコースであり、あまり良いスコアは出せないのですが、女子プロにスイングは忘れて自分のリズムでスイングしなければと痛感しました。