三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

社長杯決勝の36H前半は苦戦する

今日はあつまる阿蘇赤水GCの3大競技の初戦である社長杯(マッチプレー)の決勝があり、朝から出かけていきました。

(阿蘇盆地はやや雲海の中で阿蘇山が霞んでいましたが、すぐに晴れ渡ります。)

(練習グリーン近くの桜は終わりかけていましたが、他の花が奇麗に咲いていました。)


昨年は予選1位の成績で決勝トーナメントに進出し決勝戦まで勝ち進みましたが、残念ながら敗退してしまいました。
今年は予選8位(辞退者がいたため7位に繰り上げ)でギリギリ通過していて、決勝トーナメント1回戦では、赤水のクラチャンを10回も取っている方と当たり、最初から勝負は諦めて良いゴルフをしたいと思っていたら、思いがけずに1アップで勝利しました。


続く準決勝も17番で逆転し、2アップの勝利で決勝進出を果たしていましたが、決勝の相手は対外競技にも積極的に出る2015年の社長杯優勝・2017年の理事長杯優勝という難敵でした。
その方は、先々週も団体戦の競技で西日本大会に出場されたような上級者です。


準決勝までは18ホールのマッチプレーですが、決勝戦は36ホールのマッチプレーになり、ハンディー競技なので4つのハンディーを貰っての対戦です。


実はこの方とは昨年の準決勝でも対戦していて、6つのハンディーを貰っていたのにも関わらず、17番ホールでやっと私がバーディーを獲って3アンド1で退けた相手ですが、ショットの正確性と切れの良さはそのとき以上になっているのは、予選ラウンドでご一緒してよく分かっています。


ただお互い様ですが、この方もアプローチイップスであり、ときどき思わぬミスをされることがあり、内心イップスが出ないかなと期待もしていました。


ところがそんな良からぬ期待を打ち砕くような、ほぼ完ぺきなゴルフを前半は展開され、一時は4ダウンとなり、今日は勝てないと諦める心境でした。
なにしろ、前半のアウトが1ボギーの37で回られ、取れたのは私がバーディーを獲った2番だけで、ボギーを叩いたホールはハンディホールの4番と6番、唯一彼がボギーだった5番が分けでそれ以外は全て取られてしまいました。


インに入っても好調なラウンドをされ、難しい10番パー4こそボギーで分けましたが、ハンディーホールの12番では私がハンディを忘れて攻めてしまい、3パットのダボを打ってボギーの彼と分けてしまいます。


14番パー5のハンディーホールは絶対にとらないといけないと思っていましたが、私は予定通り3オン2パットのパーで勝てるかなと思っていたら、カラーからパターでねじ込むバーディーとされ、ここも分けになり、15番では私のボギーに対してパーセーブとされ、4ダウンという大きな差になってしまいました。


なにしろここまで1バーディー2ボギーの1オーバーだったので、手が付けられないと思い、途中から付いてこられた理事長や競技委員長に「あんなゴルフをされたら勝てないです。」と泣きを入れる始末です。


しかしそんな好調なラウンドを続けてこられた相手が、思わぬ綻びを見せられ、それに乗じて一気に挽回を始めます。


16番パー3ではお互いがパーオンできず、私のアプローチが遠目の3mでしたが先に沈め、相手は2mほどを打ち切れないボギーにされたのです。


続く17番パー4は、私のとって相性の良いホールで、なにかしらこのホールで決着を付けているいわばラッキーホールになります。
このホールを相手は寄せ1のパットが決まらず、私のバーディーパットはショートしましたが、次を入れてパーとして2ダウンまで回復します。


18番パー5では私のドライバーショットが右目に飛び、暫定球を打ちましたが、どうにかラフで止まっていました。
相手はフェアウェーセンターで、内心「負けかな」と諦めてフェアウェーに刻んだら、相手のセカンドが右に飛んで暫定球を打たれます。


その相手の初球はセーフでしたが、ライが悪そうな場所で寄せるのはかなり難しそうです。
いったんは諦めていましたが、もしかしたらと内心思いながらのフェアウェーから残り160yを6Iでのショットは、つま先上がりのライから大きく右に打ちだしてしまいバンカーに入れてしまいました。


結局、バンカーショットは4mにしか付かず、お互いが同じような距離からのパーパットを打ち、お互いが外すボギーになりました。


前半の18ホールは、3つ取って5つ取られる2ダウンでどうにか終えることができました。
まだ18ホールあるし、ハンディホールも4つあるから、次のラウンドではしっかりハンディーホールを頭に入れて、無理をしない攻めをしようと思いました。


相手は弁当を持ってきているというので、1人でレストランに行き、昼食を取りましたが、時間が30分しかなく、慌ててカレーをかき込むように食べ、1番ホールに向かいました。