三重苦ゴルファーの日記

還暦を超えた、飛ばない寄らない入らないの三重苦を持つおっさんゴルファーの日記です。

ラウンド中の余計な会話で崩れる?

昨日の阿蘇赤水GCでの社長杯予選では、昨年のベスト4が一緒になった最終組でした。
優勝者だった方はHDCP13、準優勝だった私が11、準決勝でそれぞれ敗退された二人が70歳を越えたHDCP11の方と昨年の理事長杯優勝者のHDCP6というメンバーでした。


スタートホールの1番パー4で、前年優勝者の方がドライバーショットを右に打たれ、セカンドが木に当たって右に跳ねてしまい、OBになってしまいます。
打ち直しの4打目はショートし、5打目はグリーン奥に外すという6オン2パットの8打という大叩きをされました。


そのため、「今日はもう終わった!」と言い始めます。赤水のラウンドは以前は全て歩きでしたが、最近は競技もカート使用になっていて、我々3人はカート乗り込みますが70歳代の方だけ1人で黙々と歩かれます。
もちろんホール間の移動はカートに乗車されますが、ほとんど口を利かれません。


なんとなくその方以外の私たちは、昨年優勝者の大叩きに釣られる様にやや緊張感の無いゴルフになってしまいます。


3番パー3で私が3mのパーパットを外し「お先に」と無造作に打って外すというダボを叩き、その後に続いたHDCP6の方も2mのパーパットを外した後の短いパットを、同様に無造作に打って外されます。


ゴルフとは不思議なもので、同伴者が叩くとなんとなく安心感が出て、自分も叩いても大丈夫かなという心理に陥ってしまう場合があり、この日も70歳代の方以外は、そんな空気に支配されてしまいました。


しかし、そんな空気を嫌ってか、その70歳代の方は2番からはティーインググランドから1人で歩いてセカンド地点に向かわれました。
実はこの方は、以前の職場で校医としてお世話になっていたため、昨年も決勝戦で会おうとお互いにエールを送り合った関係ですし、その日もスタート前に少しだけですが会話もしています。


ところがラウンド中は一切しゃべらず、なんとなく気難しい雰囲気を醸し出されていましたが、飛距離は出なくても正確なアプローチショットで、何度もパーパットを打たれていました。
しかし3m前後に寄っても、なかなか決めきらずにボギーが続き、5番のセカンドで右にOBを打ってこの日初めてのダボになりました。


しかし460yと距離の長い6番パー4、230yと距離のある7番パー3、セカンドで見えないグリーンに打ち下ろす8番パー4と続く難しいホールを見事な寄せ1のパーを取られます。


9番パー5もパーチャンスでしたが、短いパーパットを外してボギーになり、前半は5ボギー1ダボの7オーバーというスコアでした。


私と変らないHDCPで飛距離も大きく劣る既に75歳に近いと思われる方ですが、見事な「ボギーなゴルフ」を展開されます。
以前は「5下」のHDCPを持っておられた上級者ですが、少なくとも4年前に70歳だったと記憶しているため、74歳以上になっているのに、パワフルなゴルフを展開されます。


10番へはスルーで向かいましたが、少しだけ時間があり、茶小屋の無料ドリンクを飲んでいると、その方が話しかけてこられました。


以前の職場の話やその後のことなど簡単におしゃべりして、後半に臨みますが、その方は1打目を大きく右に打ってしまい、結局このホールダボとしてしまいます。
すると前半はあんなに見事なリカバリを見せていたアプローチショットに狂いが出始め、ダフったりという場面も見られ、一気にスコアを崩されていきます。


もともとが本格的な競技志向のゴルファーでしたが、年齢により飛距離が落ち、HDCPこそ増加していますが、元々のアプローチの正確性は以前と同様に高いのです。
しかし、その命綱のアプローチが上手くいかなくなると、ボギーでは収まらずダボが連続してやって来て、だんだんと元気もなくなる様子が手に取るように分かります。


きっとインターバルで私のマーカーをしてくれていたのですが、スコア確認して私が12オーバーと叩いていたので、気分転換にと話しかけてくれたのかもしれません。
しかし、そのためご自分のリズムを崩されたように思い、なんとなく申し訳ない気分でした。


反面、私は後半は「まだやれる」と自分で予選通過ラインのスコアを勝手に設定し、後半はその仮想スコアまでの7オーバーを目標にして、同伴者と話はしても前半のように気持ちを切らさないように気を付けました。


その結果、70歳代の方と私のスコアが前半後半でちょうど逆転したような点数になってしまい、16番辺りからは諦めたような内容のゴルフで、予選通過を果たされませんでした。


競技ゴルフでは、同伴者と雑談などすることはまずありません。もちろん初対面というケースが多いことと、それぞれ相手の邪魔にならないようにするためです。
しかし、傾向として競技の緊張に耐えられなくなると、話しかけたりする人も現れ、そんな人はたいていはスコアを崩し始めた人になります。


つまり、黙々と自分とだけに対峙し、同伴者の迷惑にならないようにプレーをすることが競技ゴルフであり、一般的なコンペなどとの雰囲気は大きく変わります。


一度JGA九州主催の大会に参加した際、同伴者が福岡・大分・沖縄という方々でした。途中でスコアを崩した大分・沖縄の方とは会話をしましたが、福岡の方とは一度も話すことはなく終わりました。


そのときはハウスキャディーが付いていて、私が練習ラウンドなしに行ったため「コースのことを教えてください。」とスタート前に頼んだためか、ティーインググランドでコースの説明をキャディーがみんなに向けてされるのに対し、その福岡の方は「聞かれたことだけに答えてくれればいい。うるさい!」と怒られたことがあり、キャディーに申し訳なく思った記憶があります。


つまりそれだけピリピリとした雰囲気の中でラウンドするのが競技ゴルフであり、よほど顔見知り同士が一緒にならない限り、黙って進行していくのです。


70歳代の方は、10番へのインターバルで私に気を遣って話しかけてくれたために、自分のリズムを崩されたのかもしれません。
せっかく良いリズムで6番以降はラウンドされていたのに、残念な結果になりました。


来週の決勝トーナメント1回戦の相手は、元クラチャンの強敵です。まだ40歳台だし、ジュニアからゴルフを始めた飛距離と方向性のバランスが取れたゴルファーです。
しかし、マッチプレーだから名前負けしないよう、自分のゴルフを展開すれば勝機が見つかるかもしれません。
なにしろハンディー競技なので、最低でも3ホールは1打のハンディーがもらえます。そのハンディーを生かせるゴルフができるかが、勝負の分かれ目になるはずです。


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