三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

社長杯予選で苦戦する

今日は赤水の社長杯予選に参加しました。
社長杯は、以前は「キャプテン杯」と言っていましたが、経営が「あつまる」という求人雑誌の会社に変り、「キャプテン杯」も社長杯と名称替えになりました。


赤水の社長杯は「キャプテン杯」の時から、予選通過した8人がマッチプレーで戦って優勝者を決めるというもので、20年ほど前に「キャプテン杯」という名称の頃、一度優勝したことがあります。

(まず予選通過の8位以内に入ることです。)


昨年は決勝戦まで進出しましたが、36ホールのマッチプレーで29ホールまでしか進めず、大差で敗れ去りました。
今年はそのリベンジの思いを持っての参加でしたが、前半はドライバーショットが安定せず、スコアメークに苦しみ、後半はとにかく大叩きだけは避けるよう、ボギー狙いのゴルフに切り替えました。


今日の同伴者は昨年のベスト4に残った者同士の組み合わせで、最終組になっていましたが、全員スコアメークに苦しんで諦めたままホールアウトしました。


昨年、決勝で負けた相手の方は、昨年の決勝戦が「出来すぎ」とご自分でも言われたように、今日は110近いスコアを叩かれていました。
赤水のバックティーからは7100yほどあり、ほとんどのミドルホールは400y越えで、パー3も235yを筆頭にほとんどが200y前後になります。


その上、1月中旬から1ケ月ほど閉鎖中にOB杭を内側に移し替えたという変更があっていて、以前はセーフだった場所もOB区域に変ってしまっています。
そのため、それを避けようとするとバンカーに捕まるという罠が仕掛けてありました。


ただ距離が長い代わりに、グリーンがメチャ重で、私があまり行かない理由の1つがこのグリーンの遅さです。
大津GCの感覚で打てば、倍近いタッチで打つ必要があり、同伴者の昨年のメダリストで準決勝で当たったHDCP6の方も、「もう少し転がってくれないと、ノーカンパットを打たなきゃならなくなる。」と嘆いていました。


その彼は、昨日は岡山であったゴルフのチーム戦の西日本大会に出場したとのことで、その会場の固いグリーンと速さに対して、転がらないグリーンに途中から諦めたパットを打たれていました。


昨年のメダリストも83であり、前半のスコアロスによりグロス90は打っても仕方ないと、とにかく我慢のゴルフをするように心がけました。
早々に、昨年の優勝者の方が諦めたゴルフをされ始め、それに引っ張られないように気を付けました。
幸い、70歳代の方が確実にボギーオンして入ればパー、外してもボギーという堅実なゴルフでスコアを纏められていましたので、その人を目標に当初はしていました。


1番・2番と入ればパーというパットを外す連続ボギーで迎えた3番パー3で、パーパットを外した残り30センチを無造作に打って外すダボを叩いてから、リズムが悪くなります。
ボギーはOKで時々パーを拾うというゲームプランにしていましたが、このポカですっかり崩れてしまいます。


4番パー5、6番パー4とドライバーショットが危うく左にOBかという当たりで、暫定球を打つことになり、4番はどうにかボギーで凌げましたが460yもあるロングのような6番では2個目のダボを叩いてしまいました。


7番パー3もアプローチで1.5mに付けましたが、フックと読んだパーパットは思ったように打ったのに、カップ右淵で止まってしまいます。


8番パー4では、右からのアプローチをトップしてしまい、ここも素ダボを打ち、9番パー5ではドライバーショットを左にOBとして、どうにかダボで終えることができましたが、気分は3~4発OBを打った気分でした。


今日の社長杯はハンディー競技なので、11.1という持ちハンディでの参加でしたが、前半ですでに12オーバーしてしまい、貯金は無くなってしまいます。
ただ、みんなもそう良いスコアは出ないはずで、どうにかネット70台で終わることができれば、もしかしたら予選通過の目があるかもと思っていました。


そのため、気持ちを切らさないよう、寄せ1のゴルフに徹しようとスルーで向かった10番ティーで気持ちを切り替えました。
つまりボギーは打ってもダボは打たない、そのためにはセカンド以降で無理はしないとそのときは思いましたが、大事な場面で無理をしてしまいます。


10番パー4も400y越えでグリーン左手前が池という難易度が高いホールですが、セカンドでグリーンを狙って右バンカーに捕まります。
ここはダボはダメだと思いながら、とりあえず乗せて2パットだと言い聞かせ、どうにかボギーで凌げました。


11番パー3はグリーンの奥行きがなく、長いクラブでは球が止まらないため、5Iでグリーンの右を狙ってのショットです。
赤水に来て、初めてパー3を刻むという戦略を学んだのが、ここ10番パー3です。
手前に池とバンカー、奥にも2つもバンカーがあり、グリーンは左右に広いけど縦の距離がないという特徴があり、右に刻んで横長のグリーンを使って寄せ1を狙うというものです。
ここは30yほどのアプローチをドキドキしながら打ちましたが、幸い1mほどに寄り、1パットのパーを取れました。
これで、かなり落ち着くことができ、残りホールも寄せ1狙いと言い聞かせました。


12番パー4は赤水最長のミドルホールで、470yほどあります。グリーンの130y~100yほど手前に細長いバンカーがあり、普段のレギュラーティーからはティーショットでは届かないし、セカンドでも関係しないため、何のためにあるか分からないバンカーと思うのですが、バックティーからはセカンドで少しでも打ち損じると掴まってしまうというプレッシャーもあります。
ここはセカンドで危うくバンカーインしそうだったのですが、幸い少し左に外れ、9Iで3オンして2パットの予定通りのボギーでした。


13番パー4は赤水で唯一の364yという短めのミドルです。しかし、ここは右ラフから9Iのセカンドが当たらずにショートしてしまい、バンカー横のラフでした。
ザックリしないか、トップしないかとドキドキしながらの20yのアプローチは、上手くピンに絡み、1mを入れてナイスパーでした。
唯一のサービスホールだから、ここのパーはホッとしました。


14番パー5ではドライバーショット、セカンドUTと上手く繋げ、打ち上げの3打目は残り80yでピンが手前と表示されていたので、52度で打ったらわずかにショートしました。
ピン手前だから奥に突っ込むよりパーが取りやすいはずと、グリーンに上ってみるとなんとピン位置が違います。
カートのナビでの情報では、手前から7yとあったのですが実際は14yだったのです。これは事前に配られたピン位置の表にそうあったのですが、全員カートのナビでピン位置を見ていて、ここだけ情報が間違っていたようです。
そのため、パターで寄せようとしましたが激重グリーンは転がらず、2.5mのパーパットも届かずのボギーになりました。
HDCP6の方も同じように手前に打たれ、アプローチを奥まで打ってしまい、結果ボギーを打たれましたが、さすがに「これはないだろ!」と怒っていました。

(配布されていたピン位置を示すシートには、14番は手前から14yとちゃんと書いてありました。確認しなかった者が悪いのです。)


15番パー4はセカンドをUTで打ち、カップ左手前にナイスオンでした。7mのバーディーパットはやはり届かずに1mもショートし、このパットをどうにか入れてパーゲットでしたが、こうなると14番のピン位置間違いが悔やまれます。


16番パー3はアゲインストの中、UTでグリーン左手前に外し、アプローチは右に転がって3mを残しましたが、このパットもカップ淵で寸止めになり、同伴者から「ゆーぽんさんもそんなパットが多いですね!」と慰められました。


前半は寄せ1でしぶとく粘っていた70歳代の方は、10番でダボを打ち、12番13番と連続ダボとなり、これで諦められたようです。
ハンディーがこの方と同じような数字でしたが、ここで目標をHDCP6の方に変えました。
残り2ホールで、ネット70台には私が3打、HDCP6の方が1打余裕があったため、他の2人は脱落していますが、この方の上になれば予選通過できるかもと思ったからです。


ネット80だと予選落ちで70台だったら予選通過と、勝手に自分で設定し、残り2ホールをボギー・ボギーで凌ごうと思っていました。


しかし17番でフェアウェーから無理をしてしまいます。ピンが2段グリーンの奥だったため、グリーンまで届く5Iで打ってしまいます。
大きくスライスになり、右のバンカーインでした。とりあえず出して1パットと思ってのバンカーショットは、大きく打って崖下に落とすのを恐れ、緩んでしまい脱出できませんでした。
かなり頭に来ながらの再度のバンカーショットは、先ほどだったら距離ぴったりでしたが、前に来ていた分奥に転び、そこからどうにか2パットのダボでした。


HDCP6の方は同じような場所から2オンのパーを取られ、最終の18番パー5まで自分が設定した決着は伸びました。


ティーショットはそれぞれフェアウェーにほとんど同じ場所で、セカンドは私が先にUTで左目に打ってしまいます。
左には池がありますが、大きく曲がったのが幸いし、池ポチャは避けられました。
たぶんそれを見て左は嫌だと思ったのか、HDCP6の方は右目に打ってしまいます。ここは休業中にOB杭を内側に変更した場所で、暫定球を打たれました。
結局、その方のセカンドはOBで最後にダボを打ってネット80.6というスコアでした。


私はつま先下がりのラフからグリーンの前の高木に当たらないよう右目を狙ったら見事にバンカーインしていて、そこからどうにか出して2パットのボギーとして、ぎりぎりネット70台になるネット79.9でホールアウトしました。


クラブハウスに帰ってくると、最終組の我々を何人も待っています。すでにグロススコアとネットスコアが貼ってあり、あとは我々4人のアテストが終わって結果を書き込むばかりです。
見ると、ネット70台は7人でそれ以外は80台になっています。途中で勝手に設定したスコアがそのままカットラインになり、私は8位でギリギリ予選通過し、HDCP6の方は最後のOBが響いて、9位になってしまいました。


本人は、ダメだったと思って、「来週頑張って!」と私に手を振って先に帰られましたが、後で通過者の1人が「来週は用事で来られない」と辞退されていたようで、支配人が電話でHDCP6の方に「8位で通過になりました。」と電話を入れていました。


来週のマッチプレー1回戦の相手は、今日のメダリスト(グロススコア81)でクラチャンを何度も取っている40歳代の方に決まりました。
HDCPは以前は1だったのに、現在は6になっているようですが、マッチプレーもハンディー差により、ハンディーホールの設定があるはずです。


5のハンディ―差であれば、4ホールもしくは3ホールがハンディーホールになるかもしれません。
4番のパー5と6番のパー4、それに12番のパー4は間違いなく、ハンディーホールになるはずで、ここをどうにか取れると勝機も出てきます。
距離のあるミドルホールは、相手は寄せ1がやっとのはずで、私がボギーを取れば負けることはない計算になります。


相手もハンディーホールは無理をしてドライバーを叩いてくるはずで、そうなるとミスも出やすく、ボギーも儘ならなくなります。


そんな展開になればいいけど、はたして私のドライバーショットが安定していればよいのですが、、。
とりあえず、90叩きはしましたが、社長杯は予選通過さえすれば予選のスコアは意味を持ちません。
あとはマッチプレーでいかに相手にプレッシャーをかけられるかが勝負なのです。