三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ファイナルQT3日目の結果

ファイナルQTは大事な3日目が終わり、有村智恵プロがさすがのtoday5アンダーでラウンドし、通算7アンダーで ジョン ジェウンプロ、松森彩夏プロ、竹内美雪プロと並び首位タイに立ちました。
2打差の5アンダー5位タイには、熊本出身の豊永志帆プロ、一ノ瀬優希プロ 、初日トップタイだった槇谷香プロら5人が続いています。


昨日トップに立っていた金田久美子プロは、3日目は3オーバーとスコアを崩し、通算4アンダーで10位に後退していますが、ほぼ安全圏に入っています。
初日トップタイだった有望新人の勝みなみプロもtoday1アンダーの通算3アンダー11位タイにして、これもほぼ安全圏のようです。


もう1人の有望新人の新垣比菜プロはtoday2オーバーと崩れ、通算1オーバー40位タイに後退して、もう後がない状況です。


またアン・シネプロは今日も1オーバーとスコアを伸ばせず通算8オーバー89位タイ、池内絵梨藻プロもtoday7オーバーと崩れ通算15オーバーの100位タイと苦しくなっています。


福山恵梨プロも通算4オーバーで藤田光里プロなどと並び、66位タイと厳しい位置にいるようです。


私が注目している小橋絵利子プロは、today2アンダーと頑張り、通算1アンダー24位タイと順調に順位を上げて来ています。


ファイナルQTの順位がそのまま来年度のLPGAツアー優先出場権を決めるQTランキングになるため、ファイナルQTの40位以内に入れることができれば、6月のリランキングまでほぼ毎試合の出場権を得られるはずです。


QTランキングでは、ファイナルQTでの結果がタイスコアの場合は最終日のスコアが上位のほうがより上位にランクされ、その中で同スコアの場合は最終ホールからのカウントバックで順位が決定します。


つまり、最終日の最終ホールの最後のパットが入るか入らないかで、場合によっては10位程度の差が出てくるという恐ろしいシステムになり、最後の最後まで気を抜けないゴルフが求められます。


今日3日目が終わり、イーブンパーには7人が並び、通算39人がそこまでいるになります。
つまり、もしこのままのスコアで最終日になり、小橋プロが最終18番でボギーを打つと、一気に39位まで落ちる恐れがあることになるのです。


明日の最終日は、もちろんスコアを守るゴルフが求められますが、最終ホールのスコアもより重要になってしまいます。
予想ではイーブンパーであれば、40位以内に入れるのではと考えていますが、3日目に1アンダーに伸ばしたスコアを小橋プロは最終日は死に物狂いで守る必要があり、もし守れるなら来年度のツアー出場権はまず安泰になります。


小橋プロは1年間ツアーで頑張ってきた成果が出ているようで、初日・2日目はスコアを崩さないようなゴルフを展開し、3日目にチャンスを生かしてアンダーパーを出して、最終日はその貯金を守るというQTトーナメントでの理想的なゴルフがこれまではできています。


最終日にスコアを伸ばせれば理想的ですが、ファイナルQTは優勝を争う試合ではなく40位以内を目標にする大会です。
最後まで気を抜かずにラウンドできれば、小橋プロの実力であれば、必ずこのまま嬉しい結果を出せるはずだと信じています。


明日が最終日のファイナルQTですが、下位に沈む選手は一発逆転をかけて攻めのゴルフをするのに対し、上位の選手は大叩きを避ける安全運転のゴルフをすることになるはずです。
誰もが最後まで諦めることなく、今年最後の戦いで悔いのないゴルフをしてもらいたいものです。