三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

小橋絵利子プロは苦戦(LPGA)

LPGAツアーの「大王製紙エリエールレディスオープン」が今日から愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山で開催されています。


私が注目する小橋絵利子プロは、初日のラウンドが終わり、3バーディー・4ボギーの1オーバーで回り、暫定順位ですが61位タイに位置しています。


現在、首位は賞金女王を目指す鈴木愛プロが5アンダーで初日を終わり、好スタートを切っています。
まだ全員がホールアウトしていない状況ですが、アンダーパーの選手が24人を数え、上位を目指すためには大きなアンダーパーのスコアが今年も必要になりそうです。


この大会は、大きなアンダースコアでの戦いになるらしく、昨年は4日間で24アンダーが優勝スコアになっていて、3位タイでも20アンダーというスコアでした。
一昨年の優勝スコアも16アンダーなので、今年も20アンダー辺りが優勝を目指す各選手の目標スコアになり、1日辺りで5アンダーがノルマになります。


その意味で小橋プロの1オーバーは、逆転で賞金ランキング60位以内を目指すためには、厳しいスタートになりました。


この大会終了後の賞金ランキングで60位に入れば、今年のサードQT免除資格が得られ、55位以内は来年度ツアーの第2シード、50位以内は賞金シードになります。
現在、小橋プロの賞金獲得額は14,914,833円であり、60位の選手とは347万円余りの差になっています。


ちなみに小橋プロと55位の選手との賞金額の差は410万円で、50位の選手とは748万円もあり、逆転シード圏内には入るためには、優勝もしくは単独2位の条件というほぼ不可能な差になっています。
第2シードの55位以内でもベスト5以上で、なおかつ上位の選手が賞金加算を伸ばさないという条件なので、55位以内もほぼ不可能な数字だと言えます。


小橋プロがまず目指すのは賞金ランキング60位内であり、そのためには小橋プロより賞金ランキング上位の7人を追い抜く必要があります。


347万円の差は、今大会で6位以内で得られる賞金額であり、追い抜く対象の人数が少ないため、まだチャンスがわずかながらも残っていたのです。


そのためには1日辺りで4~5アンダーが必要になるのですが、1オーバースタートという現実では、予選通過さえも厳しい結果になりました。


小橋プロは、これでほぼサードQTへ回り、来年のツアー出場権をかけたファイナルQT進出を目指して、ツアー出場権を持たない他の多くの選手と争うという方向が見えてきた初日のラウンドになりました。