三重苦ゴルファーの日記

還暦を超えた、飛ばない寄らない入らないの三重苦を持つおっさんゴルファーの日記です。

運命の分かれ道はどこ?

ゴルフは人生と同じようなものです。
例え大きな失敗をしたとしても、やったことは取り戻しができないため、その後の努力で取り戻すしかないのです。


結果として良いスコアと悪いスコアに分かれるのは、ほんのちょっとしたいわゆる「綾(あや)」なのかもしれません。


アマチュアであれば、「今日は調子よかったのに、後半崩れたのは〇番の
のOBのせいだ、、、。」などと悔やむくらいですが、プロはそれではやっていけません。


今日まで全米女子プロゴルフ協会の公式戦でもあるLPGAツアーの「TOTOジャパンクラシック」が開催されていますが、(この記事を書いている時点では)最終日13番を終わって日本勢では鈴木愛プロが15アンダーで単独2位に付けています。


鈴木プロはLPGAの85期生です。
85期生というのは2013年プロテスト合格者で、この年は20人がプロテストに合格していますが、この中には応援している小橋絵利子プロも含まれます。


この年の合格者の顔ぶれを見ると、現在賞金シード2位の鈴木プロを筆頭に、賞金シード9位の成田美寿々プロ、2014年から3年間賞金シードを獲得し2015年にはツアー初優勝を果たした藤田光里プロなどが有名どころです。


この年のトップ合格は通算8アンダーの倉田珠里亜プロで、1打差の7アンダーに成田プロ、2打差の6アンダーに鈴木プロがいて、小橋プロは藤田プロと並んで2アンダー6位タイでプロテスト合格を果たしています。


このほか、今年のステップアップツアーの賞金女王になった谷河枝里子プロも通算2オーバーの12位タイで通過していて、通算3オーバー15位タイまでの20人がプロテスト合格組です。


横並びでプロ生活が始まった20人ですが、4年後の現在ではチャンスを掴んだ者、掴めなかった者とがはっきり分かれています。


トップ合格の当時20歳の倉田プロはトップ合格の資格で2013年の「meijiカップ」からの14試合のレギュラーツアー出場権を得ましたが、10試合が予選落ちし、通過した4試合での最上位が22位タイという成績でした。


翌21014年はレギュラーツアーに6試合出場しましたが、33位タイに入った1試合を除き、5試合で予選落ちしてしまいます。


2015年は8試合中7試合で1試合のみ予選通過(65位)し、2016年は5試合全てで予選落ちという結果に終わっています。


今年もレギュラーツアーは3試合全てで予選落ちし、主戦場のステップアップツアーでも19試合で18位タイが最上位という内容のようです。
先日終了したセカンドQTでは通算14オーバーとなり、残念ながらサードQTに進むことはできない結果に終わりました。


つまり倉田プロは85期生20人の中で1人だけ最初にチャンスを与えられたのですが、それを逃してしまったのです。
その後に低迷している原因は、やはり新人でそれもたった1人での、いきなりレギュラーツアー参戦という環境が厳しかったのかもしれません。


対して鈴木プロは2013年に初参戦したステップアップツアー3戦目で初優勝していますが、レギュラーツアーには4試合のみの出場で、うち1試合だけ予選通過(42位タイ)しています。


この年のQTはファイナルで52位に入り、翌年2014年からレギュラーツアーに本格参戦しましたが、初戦から5試合は4試合で予選落ちと厳しい壁に跳ね返されました。
しかし、その後は安定して予選通過はできるようになり、ベスト10以内を初めて記録したのが、16試合目の公式戦である「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で、なんといきなりツアー初優勝を果たしてしまいます。


公式戦優勝で複数年シードを獲得した2015年は、優勝こそありませんでしたが、賞金ランキングでも堂々の14位に入って、トッププロの仲間入りを果たしました。


2016年は公式戦を含むツアー2勝を飾り、賞金ランキングも2位に入って文句のない活躍をしています。
今年も賞金ランキング2位に位置し、今日の「TOTOジャパンクラシック」では惜しくも優勝を逃しましたが、日本を代表するプロとしても認められました。


スタートダッシュして失敗する者もいれば、チャンスを掴んで一気にスターに駆け上がる者もいます。
藤田プロのように2013年12月のファイナルQTで堂々1位になり、その翌年からツアー参戦し、美人プロとして注目される中で優勝を含む好成績を上げながら、今年から不調に陥ったプロもいます。


アマチュアの1ラウンドの中でも、良い時も悪い時もあるのがゴルフです。
プロの世界は一寸先は闇であり、今日の位置が約束されない厳しさがあります。


地道にステップアップしている小橋プロは、ゴルフも堅実なプレーが持ち味のはずです。
同期生の活躍を悔しい気分で眺めたこともあるでしょうが、自分のプレースタイルを忘れず、地道な中堅プロをまず目指してほしいのです。


そうすれば、その先にツアー初優勝も見えてくるはずです。


他人は他人という強い意志で、残り2試合で頑張って賞金シード入りを目指してほしいし、それが叶わなくてサードQTに回ったとしても、チャンスを掴み損なわないよう、自分のプレーに専念し、1歩1歩堅実に進んで来年度もレギュラーツアーで活躍してほしいなというのが、1ファンとしての私の希望です。


小橋プロも含め、85期生たちみんなが頑張ってほしいものです。



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