三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

久しぶりに球磨盆地へ

 今日は日曜でしたが、先月から滞在している山形の姉に「どこか行きたい場所はない?」と尋ねたら、「人吉に行ったことが無いので一度行ってみたい」と返事があり、最近は平日にラウンドを入れている関係上、私が空いてるのが土日しかないため、今日の午前中から出かけて行きました。


 人吉は、私が就職した際の最初の赴任地であり、球磨の他校も含めて10年間を過ごした思いで深い地になるため、私もこの際に久しぶりに訪れてみたい場所もありました。
 表題に「球磨」盆地と書きましたが、「人吉盆地」が正式名称のようですが球磨盆地も同様に使われていて、西の入り口になる人吉市は盆地の4分の一程度しか占めておらず、大半が球磨地方と呼ばれる地になるため、私は球磨盆地のほうがスッキリするのです。


 数年前の水害で八代市と人吉市を結ぶ国道が被害を受けて一部に通行止めが続くため、高速道路が代替道路になっていて、八代IC~人吉IC間だけの利用だったら無料になるもので、行きはこの無料区間を使って行きました。

(山江のSAで休憩し、特産品の栗を使ったソフトクリームを食べました)

(球磨川から見た人吉市の街並み)


 人吉ICを出て、まず人吉城址に向かい、球磨川と人吉城石垣の武者返しの造りなどを見学しましたが、あまり見所としては派手なものではなく、私は以前から知っている場所なので、イマイチかなと思いました。

(城址の前の球磨川は穏やかな流れのためカヌーの絶好の練習場になっていて、今日も練習していました)


 その後、人吉市の定番観光地である、国宝青井神社に向かいます。

 駐車場から歩くだけで汗がしたたり落ちる中を参拝しましたが、9月中旬だというのに30℃越えの気温になり、歩いての移動が嫌になってしまいます。


 今回の旅の主目的の一つは、人吉で行列ができるという人気鰻店に寄ることもあり、青井神社からの帰りに店の前へ行ってみると店外に作られた待ち場所にたくさんの人が待っていて、とりあえずその時はパスすることにしました。


 ちょうど12時過ぎだったので待ち人が多かったのだろうと思い、球磨地方の半分ほどを東に向かってドライブして14時過ぎにもう一度行ってみようとなり、私が6年間勤務した中球磨の旧免田町に向かいました。
 途中、川辺川と球磨川の合流地点の鉄道の鉄橋が流された場所を見に行きましたが、以前は川の中に落ちていた「くま川鉄道」の鉄橋がもうなくなっていて、災害の爪痕はよく分かりませんでした。


 私が通勤路に使っていた道路を使って沿岸の説明付きで回り、再び人吉に戻って鰻店に行ってみましたが、待ち人の人数はほとんど変わらず、次から次へと新しい客がやって来ているのが分かります。


 私は、以前に何度か行ったことがあり、その頃から数時間も待って食べる程ではないと思っていて、帰りに熊本の鰻専門店で夕食を兼ねて食べることにして、見どころが少ない人吉を後にして、姉が行ってみたいといった球泉洞に行くことにしました。

 球泉洞は人吉市の西に位置する球磨村にある鍾乳洞を観光地した施設ですが、私は一度行ったこともあり、歩く必要があったので外で待つことにして姉だけ1人で入って行きました。
 入り口横に新しくカフェが出来ていて、そこで買ったアイスを持って2階のフリースペースで食べながら待つと、1時間くらいだろうと思っていたら30分で姉が帰って来てしまいます。
 その後は、これも私が勤務したことがある葦北市の施設に向かい、海を眺める絶好ポイントに案内しました。

(この日はあいにく雲が多く、煙っていて綺麗な海ではありませんでした)

(私の家の近所の小学校が来ているとのことですが、このマリン活動でペーロン船に乗っているのがその小学校の児童なのかは分かりません)


 帰りは高速を使って城南町まで来て、国道3号線沿いにある鰻店に行きましたが、夕方5時からの開店だとあり、15分ほど待つことになりました。

(この鰻重は6千円だったので私は配達弁当と比較して高いと思いました)


 待った後に注文した鰻重は、私には値段分の価値は見いだせず、だったら近くの寿司屋から出前してもらう弁当の方がよほど良いと思ってしまいます。

(この弁当に茶わん蒸しが付いても、鰻重の3分の1の金額です)


 もともと私は川魚は苦手でウナギはどうにか食べますが、心底好きではないためそう思うのでしょうが、近くのすし屋の弁当はコスパがよいように感じています。


 帰って来たのが19時近くになり、今日の日記を書くのが遅くなりました。