三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

パットが一筋違う

 今日は阿蘇ハイランドゴルフ場の早朝を私が予約し「アプローチの達人」を同伴者登録していたので、朝4時半に自宅を出発し阿蘇まで行ってきました。

 もともとは6時20分の予約枠でしたが、担当の係のお兄ちゃんに一昨日に早目に出れるか確認していて、6時6分のトップスタートに変えてもらっていました。
 5時40分にゴルフ場に到着すると既に達人は来ていて、まだ薄暗い中をスタート準備していました。

(26号車が今日のトップで、係が気を利かしてトップのカートに割り当ててありました)


 後ろは2サムのようでしたが、その後ろの4バッグの28号カートが我々が16番に来た頃に8番に来ていて、2サムの27号カートは7番に向かっているのが見え、4バッグが先にスタートしたようですが、なぜなのかは不明でした。



 この時間のスタートは、グリーンコンデションが前半と後半で変わりますが、それはコース整備が基本的に前日夕方にアウトのグリーンを、当日の早朝にインのグリーンのカップ切り直しが行われるためで、前半は朝露で遅め、後半は芝刈り機が入るため速めになるからです。
 ただ我々の進行と芝刈り機の速度が違うため、インでも後半になると整備を追い越すことになり、17番・18番は朝露の下りたグリーンになります。


 2番と3番のセカンドでそれぞれオーバー気味になり、3打目が寄せきれずのボギーになりました。
 前回は引っ掛かり気味のショットを多発しましたが、今日は大きめになっていたのは私の傾向として手前のピンだとショートすることが多く、そうなると寄せきれずにボギーになるため今日はショートするくらいなら奥にでもオンした方がたとえ3パットでもパーチャンスが高いと考えたからです。


 ピンが奥なら手前までの距離を打てばよいのですが、ピン位置が手前の場合、私の技術ではピン手前までの狭い範囲に打つことはできず、どうしてもグリーンに届かなくなり、花道などがあるホールだったらまだしも、2番は手前が凹むラフ、3番がガードバンカーがあるので奥に打った方が良いと思ったからです。


 両方ともボギーになりましたが、大きめのクラブで打っているため仕方ない部分もあり、ショートとオーバーがどちらが結果が良いかはホールによって違うため、そこは考えて行こうと思っています。


 今日の達人は8番パー3でシャンクが出て池ポチャとなり、9番パー5ではティーショットを左に引っ張って1ペナと珍しくスコアを崩していましたが、11番パー3で私が自分では会心のティーショットでオンした後に、達人がピンまで1m弱のナイスショットを打ちバーディーを取っていて、その後はいつもの達人のプレーに戻っていました。


 私はアプローチの距離感が悪いため、最初の落ち場所が手前過ぎたり奥過ぎたりとバラバラになりますが、達人のアプローチはほぼ私が見ていても寄るだろうなと思える場所に落ちていて、その距離加減が絶妙になります。


 ときどき2mほどのパーパットが残っても飄々と沈めるもので、私が「なぜ簡単に入るの?」と問うと「適当に打っているから」と返事があり、「真面目にパットすると入らない」とも言っていましたが、そこにパットの神髄があるのかもしれません。


 確かに1mほどを「お先に」と適当に打つと入るもので、逆にマークして痺れながら打つと入らなくなり、この辺りは精神的な部分が大きくなるようです。
 今日はパーオンが多く、かなりバーディーパットを打ちましたが、ほとんどが一筋違うもので、打った後の朝露に残ったラインを確認しましたが途中まではラインに乗っていても、カップ手前で微妙にラインが変わってしまうことが原因でした。


 私はどうしてもカップまでの距離しか打たないため、手前で勢いがなくなって傾斜の影響を受けてしまうようです。
 それでも2~30㎝はカップをオーバーしていて、それ以上打ってしまえば返しに自信が無いことになり怖くて打てないのが真実なのです。