三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ミスをミスにしない攻め方

 今日の熊本も暑さが厳しく、今朝は9時前からエアコンを作動していて、暑さから逃れるようにしています。
 今日は何も予定がないため、このエアコンを終日付けて涼むことにしていますが、次回請求の電気代はさぞ高いことでしょう。


 さて、私が現在使用している距離計のショットナビは、その地点からグリーンまでの距離をエッジ・センター・奥の3つに分けて表示してくれます。

                          

 カートにナビが付いている場合、カートのナビはその日のピン位置に応じた残り距離を表していますが、カートを停めた場所からのピンまでの距離と自分が持っているショットナビのセンターまでの距離とを比較し、その差をプラスマイナスして自分の球の位置まで歩いて行き、そこからピンまでの距離を計測するようにしています。


 ただ同じGPSで計測しているはずなのに、ホールによっては誤差が出る場合もあり、可能な限りティーや停まった場所からのセンターとの距離差を測るようにしていますが、これらは間違ってもグリーンオーバーしないための用心からです。


 基本的にゴルフコースはグリーンオーバーしてしまうと寄せが難しく、反対に手前からだったら寄せやすい造りになっていて、最悪なのがナイスショットしたのに結果はグリーンオーバーだったというものです。


 当たってもグリーンセンターやや奥までしか飛ばないようなクラブ選択をしていればグリーンオーバーはしないはずで、このように短めのクラブを選択することでパットは基本的に上りとなり、2パットで収まることが多くなるため、スコアメークの上では大事なことです。


 グリーンを狙うショットでの縦位置のミスはダフリとトップがありますが、ショットに臨む際は使う番手でトップしてもよいかの意識を持つようにします。


 逆にダフリのミスはどのクラブでも距離が出ないので、よほどの大ダフリ以外は刻んだと思うようにしますが、トップのミスは場合によっては大怪我に繋がることもあるため、使う番手で考え方を変えるようにします。


 私は8鉄の場合は、トップとナイスショットの距離がほぼ同じになるため、8鉄以上の長めのクラブではトップ目に当てるようにしていて、逆に9鉄以下の短めのクラブはトップの方が距離が出てしまうため短めのクラブではトップよりダフっても良いと思ってセットアップをするようにしています。


 もちろん常にナイスショットが出来ればよいのですが、人間である以上はミスは付き物なので、どちらのミスが影響が少ないかを考えて、構え方を変えるようにしているのです。


 例えばフェアウェーバンカーからはダフリは禁物なので、常にトップ目に打つようにしますが、逆にガードバンカーではダフる必要があるためトップ目の当たりはトラブルになりがちです。
 そのため、バンカーでは状況に応じて構え方を変えるようにしていて、フェアウェーバンカーではトップし易いように姿勢をやや起こし、逆にガードバンカーでは姿勢も手元も下げるようにしています。


 以前の私がそうでしたが、ほとんどのアマチュアゴルファーはミスショットはダメできっちり当たるように願って練習しているはずです。
 しかし、そうはいってもアマチュアが常に正しくクラブフェースで球をヒットするのは難しく、1ラウンドを通して全てのショットでナイスショットを継続するよう望むのは絶対に無理だということです。


 ダフリからトップまでの中にナイスショットはあるもので、常に一点しかないナイスショットを求めるより、アバウトにトップかダフリのどちらかに振れていた方が格段にプレーは楽になります。       

      

 先週の城南CCファミリーコースの後半上がりの8番と9番のセカンドショットは2つ共に「やや噛み」のダフリ側のミスでしたが、それぞれ花道から転がってグリーンオンしていて、傍目ではナイスオンになっています。
 
 プロツアーの中継でも打った本人がミスったような仕草をしたのに、結果は悪くないことも多くみられますが、これはその状況でミスっても影響が少ない方向に振れたショットを選択しているからかもしれません。


 アマチュアゴルファーのコースでのショットは大半がミスショットになると言われていて、そのくらい確率が悪いのにナイスショットを求めるからゴルフが難しくなるのです。
 適当に打っていれば、そこそこの方向性と飛距離は確保できるため、極端なトップではなくトップ目に常に当たるように心がけていた方が、そこそこの結果はでるものです。