三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

キレてしまうラウンド

 今日も昨日に引き続き阿蘇ハイランドの早朝に行きましたが、ラウンド途中でキレてしまいスコアを大きく崩してしまいました。


 キレたのは自分が許せなかったためで、分かっているのに対応できない自分に腹が立ってしまいました。
 この辺りの詳細は後ほど書くことにしますが、自分のミスの傾向とその対策を最近は取るようにしていたのにも関わらず、些細なことに気を取られて肝心な部分を忘れてしまいます。


 今日も6時20分のトップスタートだったためゴルフ場には5時45分に到着しましたが、少し遅れて同じような時間におばちゃんが1人が軽でやって来て、いつも2サムで回る飲み屋のママ風の方でした。
 なぜ「飲み屋のママかな?」と思った理由は、しゃがれた声が大きく、いわゆる品がない笑い声が遠くから聞こえるからで、私の偏見ではそれらは飲み屋のママとしての職業病なのです。


 2サムなのに男性とは別々の車で来ること、相手の男性が40歳代あたりかと思うと、70歳近い年寄りだったりと一定していないことに加え、早朝のハーフだけということもゴルフ好きのママが明け方まで仕事をして、その足でゴルフ場にやって来て、同伴者はお客さんというパターンだと勝手に決めつけています。


 仕事終わりで早く帰って寝たいのか、練習もせずにすぐにスタートしたがるのも特徴で、まだ薄暗い中を3番目のスタートでしたが、先に行きそうな雰囲気を醸し出していました。
 そう思ったのは後からやって来た男性に向かってかなり離れた場所から、「すぐにスタートできない」と愚痴っていて、最初は我々の後ろのカートにバッグを積み込もうとしましたが、係から「3番目です」と注意されていたほどです。


 我々が6時前に1番ティーに行き、素振りやパット練習で明るくなるのを待っていると、6時34分がスタートなのに、間にいた6時27分スタートのカートを抜いて我々の後ろに付きました。


 なんとなく早く出ろという無言のプレッシャーだったため、達人とまだ球の落下地点がよく見えない6時10分前にスタートしましたが、私がティーショットの際にも品がない笑い声が響いていて、これまでもいつも隣のホールから聞こえる声でした。


 そのためか達人も「ぶっちぎってやる」と言っていたほどで、ハーフ55分と普段より少し早めに進行する羽目になりましたが、後ろは我々が9番を終えて10番に向かう途中にやっと6番ティーからセカンド地点に向かっている状況でした。


 そんなこんなで前半はやや慌ただしいゴルフでしたが、ショットは昨日に引き続き当たりませんが、そこまで大きなスコアロスはないまま進み、9番パー5でバーディーが来て前半は39というスコアで終えました。



 後半になるとショットも安定しだし、10番パー4で3mのバーディーチャンスを左に外し、11番でも惜しいバーディーパットが決まらずという展開でした。


 問題が起こったのが12番パー4で、5Wでフェアウェーに運びアゲインストの風の中でピンまで156yとナビの表示が出ていたので7鉄で打つと左奥のピンの左に落下し、奥まで転げてしまいます。
 打ち上げの7mほどの比較的簡単なアプローチですが、私は簡単そうだと思うと手が動かなくなる傾向があり、それはプレー前まで意識していました。


 達人がアプローチして3mほどのパーパットが入らず、もう一度やり直していましたが、これはいつもの光景なので特に気にすることはなかったけどグリーン上にアプローチで使ったクラブが置いてあり、それがやや気になっていました。


 結局、目の前の球に集中すべきだけど意識がそのクラブに移ってしまったため、バックスイングが上手く上がらずに結果として打ち急ぎ、トップして20m以上も転がってします。
 このときも58度ウエッジを使っていましたが、それまでもアプローチでは58度を使っていて、ピンに寄せられなくてもパーパットが打てれば良いと気持ちを楽にできるように心がけていました。


 それなのに、このホールではそうした自分の欠点を忘れてしまい、プレーに臨んだことが大ミスに繋がっているもので、このミスがずっとこの後に響いてしまいます。
 13番パー4では12mほどのパットを寄せきれず3パットのボギー、14番パー5では10mほどのアプローチを転がしましたが2mが残りパーパットをカップに蹴られるボギーといったんキレた気持ちを立て直せないまま進んでしまいます。


 15番パー4で7mのバーディーパットが決まっても心は晴れず、続く16番パー4でミスがミスを呼ぶ展開になりました。
 右ドックなのでスライスを打とうとしましたが、昨日はスライスがかからず突き抜けたため、今日はもう少し擦り感を出すと大きく右に曲がり過ぎてしまいます。


 セカンドは右バンカー手前のラフで、そこから7鉄のショットは右目に出てバンカーインし、バンカーショットは予想外に下が固い場所だったためバンスが跳ねられてトップしてしまいます。
 4打目のアプローチはもう打てなくなり、ダフってショートし、エッジ近くのラフから無理やりパターで寄せましたが、2mのダボパットを決めきれずにトリプルになってしまいます。
 このホールはカートの置き場とグリーンが離れていて、当初はバンカーショットなので乗るだけは乗るだろうと思って58度しか持って行っておらず、そのためアプローチでは打てない58度を使う羽目になり、傷を広げてしまいました。


 せっかく最近は58度を使おうと思えてきたのに、こうしたミスが出ると怖くて使えなくなるものです。
 最終18番の3打目は打ち上げの68yでしたが、52度でピンに絡んだと思ったショットは奥に零れていて、これを寄せきれずにボギーにしています。
 もし、58度で打てていたならグリーン上に止まっていたかもしれず、止まらないD1の球でもあり、58度で上げなければ奥行きがなく速いグリーン上へは止まってくれません。


 せっかく58度のアプローチイップスを克服できそうに思っていたのに、たった1つの意識の持ち方次第で、また元に戻ってしまい打てなくなりました。困ったものですが、また方法を探してみます。