三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

結局はパットが決まるかがスコアメークの肝

 熊本は今日も好天で青空が広がっていますが、朝晩は気温が下がり気味で秋も深まってきた感があります。
 日中は23度まで上昇しますが、10月も今日を含めて残り3日となり、これから本格的な秋本番となりそうです。

(近くに住宅メーカーの分譲地があり、今日は目印のアドバルーンが上がっています)


 さて、先週のラウンドでは、キレて不本意なゴルフの翌日にスコアが纏まったことがありましたが、自分の中ではゴルフの内容そのものはほぼ変わらなかったものです。


 両日のデータを比較してみました。25日がキレた日です。
 

 これを見るとフェアウェーキープ率は、スコアが悪かった25日の方が良かったことが分かり、ドライバーショットの手応えは良かったという私の感覚は正しいものです。


 スコアのパーなどの種別は、スコアの結果から当然の数値ですが、25日はパーオン率が悪く、グリーンを狙うショットでオンできず、寄せかパットのどちらかが悪かったことが数字から分かります。


 パット数の差は4打ですが、実際はパーオンを逃し、寄せた後のパーパットを外しているもので、本来は25日のパット数は26日より少なくなければならないはずです。
 それは、パーオン率とパット数は反比例するのは通常だからです。


 究極の比較としてパー72というパープレーを、全てパーオンしたと仮定すると、1パット(バーディー)が無いためパット数は36打になりますが、全て寄せ1で凌いだパー72だとするとパット数は18打になるもので、同じスコアでもパーオン数が多ければパット数は多くなる傾向になります。


 つまり、スコアは結局はパット次第だというもので、ショットのミスは次打でリカバリーが可能ですが、パットが入らなければリカバリーは絶対に効かず、即1打のロスになるものです。


 例として、阿蘇ハイランドの12番の25日のプレーを振り返ってみます。

             

 12番は360yほどのストレートのパー4ですが、1打目は軽い打ち下ろしになります。このホールの特徴の一つが、距離を出し過ぎるとフェアウェーが無くなり左右が凹むラフになることと、グリーンの傾斜が読みにくいことです。


 10月25日のラウンドでは、まずティーで風の読みを誤ったことがミスの第一歩です。通常もドライバーは使わずクリークで1打目を打ちますが、この日も同様に5Wを選択しました。
 このホールはコース右から左に傾斜があるため、いつも右方向に打ち傾斜でフェアウェーに転がすようにしていて、この日も狙った方向に飛びましたが風に乗って右のラフまで届いてしまいます。

(斜めに写っていた画像を調整したので文字が斜めってます)


 突き抜けたラフの場合、平坦な部分は狭く左右はライが難しい凹みになることもあり、この日はコブの傾斜でつま先下がりになる場所でした。
 PWでスライスが出るだろうと予測したのが第二の誤算で、グリーン左を狙ったセカンドは、ラフで逆にやや引っ掛かり気味に飛んでグリーン左に外します。


 同伴者の「アプローチの達人」が「今日のピンだと寄せるのは難しい場所だ」と呟いたのが聞こえてきましたが、なぜか逆の傾向になるのが私の特性です。
 達人からみると、私が簡単なアプローチは失敗するのに難しいアプローチは上手く寄せるのは理解しがたいようですが、私的には難しければ失敗して元々という意識になるからです。

 この日のピン位置は左の中央付近で、私の場所からはピンの手前からグリーン面は下り傾斜になるため、ピンに寄せるのは難しく、普段は手前のエッジの上り傾斜にぶつけるアプローチを選択しますが、強ければ止まらず弱いとグリーン面に届かないなど、このピン位置では結果がなかなか出せません。


 この日は、ハンドレートで球を上げるアプローチを選択し、上手く「死に球」が打てて上りの1mを残すナイスアプローチになりました。

 アウトの4番もそうでしたが、せっかく上手く寄せたのにも関わらず、この上りのスライスになるショートパットがカップ右淵で蹴られたもので、この日のパットが入らない状態が続いていたのです。


 いくら寄せても、短いパットを外してしまうと結果は寄せ失敗と同じもので、この日の6番の達人のプレーのように、ミスが連続して出ても仕上げのパットが決まるとパーは取れるものです。


 パットの重要性は誰でも知っていますが、ショット練習に比較すると練習量は圧倒的に少ないものです。
 パットはライン読みとタッチが合わなければ早々入るものでもなく、簡単そうに見えても実は奥深いもので、本来はアバウトで良いショットに比較してシビアなものと言えます。


 パーの構成の半分がグリーン上のパット数であることからも、スコアに占めるパットの重要性は大であり、パットが上達しなければスコアは安定して纏めることはできません。
 もっとパットのストロークをスイングのように細かく解説した動画はないのでしょうか?


 「パットに形無し」と言われるように、パターの持ち方やストロークなどに拘ったものは皆無で、誰でも簡単に打てるパターだからこそ、突き詰めたパットの理論を誰か教えて欲しいなと思っています。