三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

私のスイングは「ブラッシング」を心がける

 今日の土曜日も熊本は快晴で、日中はそれなりに温かくなりそうです。昨日の日中は半袖で過ごせたほどですが、今日も同様に昼間は防寒肌着を着ていると汗ばむほどです。


 さて、先日の火曜日にラウンドの動画撮影を久しぶりにしましたが、それまでの無料の動画編集アプリが使えず動画はそのままになっています。
 そのため、新しいアプリを手に入れようと、メルカリで古い動画編集ソフトを安価で購入しましたが、相手から郵便での発送になっていて、木曜日に発送通知はあったものの、郵便局の土日の配達がなくなっているため明日の到着予定になっています。


 動画を撮った理由の一つが、私のスイングに以前と比較して大きな違いがあっているのかを確認するためですが、アマチュアが毎回同じようなスイングを出来るはずもなく、参考程度になりますが、凡その傾向は分かるものです。


 私のスイングは自分で見てもおかしな部分がありますが、スイング中は自分の中では違和感がなく、いわゆるプロのような「綺麗なスイング」に直そうとしても逆に違和感だらけで、全体のバランスが崩れてしまい、「だったらこのままで」と開き直っているものです。


 私は自分のスイングに名付けていますが、それは「ウインドミル打法」というネーミングで、ソフトボール投手の投法を参考にしたものです。


 「ウインドミル」とは「風車」の意味で、大きく手を回して投げるため、そう名付けられています。
 素人にウインドミルで投げさせると、ただ単に腕を回し、手だけの力でボールを投げようとしますが、それではスピードは出ません。


 私は高校男子ソフトボール部の監督をしたことがあり、新入部した野球経験者の生徒にウインドミルで投げさせると10人中10人が手だけで投げようとしていました。


 退職間近の私がウインドミルで投げてみせると、彼らの投げる球より格段にスピードが出るため驚かれましたが、単にコツさえ分かれば老若男女に関わらずウインドミルは速球が投げられるものです。


 ウインドミル投法では、腕を前方から上方に振り上げて、高い位置から後方に大きく回し、腕を振り下ろす際に肘の内側を体側に当てる「ブラッシング」という動きを必ず入れる必要があります。

(リリース前にブラッシングで腕の動きを止め、そうすると遠心力で下りてきた手首は自然に勢いよく返ることになり、スピードアップとリリースポイントの安定に繋がります)


 ゴルフのスイングに取り入れていることは、ダウンスイングで右肘を体側に付けて下ろすという部分で、ちょうどウインドミル投法のブラッシングに似ていることから「ウインドミル打法」と名付けた所以です。


(以前と比べるとオープンスタンスの度合いがかなり小さくなっていました)

(大きな円弧を作るために、ヘッドはやや外側に引くようにしています)

(身体が年相応に固くなっているので、トップは浅めです)

(右肘を体側にくっ付けてダウンスイングに入ります)

(右肘を身体から離さないように意識します)

(右肘がブラッシングで止まるため、ヘッドが勝手に勢いよく動き始めます)

(この辺りから左脇を締め、勢いの付いた右手にブレーキがかからないようにします)

(インパクト以降は左脇を締めると勝手に右手が先行し、左手を追い越していきます)

(腰や膝の負担軽減のため、左の壁は意識せず、左つま先を回すこともありますが、この時はスタートホールのティーショットだったので、そこまで左足は逃がしていません)

 1番パー4は330yほどの短いホールですが、この時は残り距離が50yほどだったので、ランディングエリアがやや下っているとはいっても、68歳のへっぽこゴルファーにすれば合格点が付けられるショットでした。


 どんな打ち方であっても、結果が出ればよいもので、形に拘って結果が出ないことは本末転倒になり、ゴルフはスイングの採点競技ではないということです。
 私は、各人が持って生まれた感覚で打てればよいと思っていて、「こうしなければならない」とか「こうあるべき」「これが正しいスイング」など小さく纏まりがちになりやすい言葉は大嫌いなのです。