三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

目的は「急ぐ」だけのラウンド

 今日は阿蘇ハイランドの早朝ラウンドに行ってきました。最近のゴルフは予定を消化するだけのものになっている感があり、今日も途中はただ急ぐだけという、よく考えれば無駄なラウンドになってしまいます。


 朝、1番ティーに向かうと前組はアラサー男女の2人ずつの4バッグでしたが、スタート前の話が聞こえてきて、1人の男性が「今日は120は叩かない」などと言っていて初心者かと思ってしまいます。
 女性2人はゴルフウエアですが、男性2人は無帽のうえスウェットの上下という格好で、これはハーフ3時間弱ペースかなと危惧したものです。


 男性2人は見た目はやんちゃ風でしたが、スタート前に1人が私の方へ来て「みんな下手なのでご迷惑をおかけします」と頭を下げてきたのには好感がもてましたが、私は「できればパスさせて」と答えておきましたが、どうやらその意味が分からなかったのかもしれません。


 1番をかなり時間をかけてホールアウトし、我々がプレーを終えて2番ティーに行くと、まだ1人目が打つ前でした。
 後方で見られてティーショットするのは誰でもプレッシャーがかかるものですが、そこでパスさせてくれるかなと思ったものの、それはなく、そのまま打って行き、結局パスさせる雰囲気はありませんでした。


 それで、同伴者の「アプローチの達人」が2番を終えて3番ティーにまだいた前組の1人のところに行き、パスさせてくれるように頼んだようです。
 1人がショットしていた後だったので、4番のパー3でパスさせてと頼んだようでしたが、「前もいるのになぜパス?」と逆に質問されたようで、「だったらいい」と達人が答えると、慌てて「どうぞ」と言ったと達人が話してくれました。


 実は、こんなに遅い4バッグの前にも3バッグの遅い組がいて、ほぼ同じような進行状況だったので、前組はどうせその前もいるのにと思ったのでしょうが、達人はあまりの遅さに我慢ができなかったようです。


 前組は4番パー3のティーで待っていてくれ、パスさせてもらいましたが、パスさせる約束で待っているだろうから待たせては悪いと思い、3番のプレーは2人共に駆け足になり、4番も同様にサッサと適当に終わってしまいます。


 ところが4番を終わって5番に行くと、その前組は年配夫婦にアラサーの男性の3バッグでしたが、一見すると家族風で、こちらもかなり進行が遅かったのですが、ティーから私たちの方をガン見され、それまで後ろにいた4バッグではないことが分かり、先に行くように態度で示されてしまいます。
 そのため、このホールも急いでプレーする羽目になり、3番から3連続でほぼ雑なプレーで急ぐもので、なんのためにゴルフをしているのか意味が無くなってしまうようでした。


 達人も「年取るとせっかちになり、待ち時間が多くなるとイラつく」と言っていて、私も同様に最近は達人のせっかちが伝染してしまったようです。
 よく考えれば、パスするために3ホールを無駄にするもので、ある意味勿体ないものですが、どうせ今日はポイントやクーポンを使って2千円のプレー代だという気持ちもあり、ラウンド予定を消化するだけが目的のゴルフなので、さっさと終わりたかったのが本音です。



 今日はパットが入らず、何度も短いパットを外してやる気も失ってしまいます。昨日の菊池のグリーンはグリーン速度10ftでしたが、朝露の下りたハイランドのグリーンは遅めで何度もショート気味になってしまいます。


 3番で急いだ影響からか、胸も息苦しくなり、8番から先行の男女の2サムに追い付きましたが、達人と「あまり近づかないようにしてゆっくり行こう」と話し、以降はスローぺースに切り替えました。
 10番に向かう途中でアウトのコースを見ると、6番のセカンド地点に男女の4バッグがいたので、もしパスできなかったら今頃は6番ティーで待っている頃だろうなと思ったものです。 


 当初は我々の後ろには1人予約の4バッグがいたので、そこまで接近することはないかもですが、その前の3バッグが遅いため、ちょうど同じようなペースになっただろうし、我々がいなくなり初心者の男性2人は余計なプレッシャーも感じなくなったことでしょう。


 ラウンドの中で気づいた自分の欠点というか傾向も分かりましたが、それは明日の日記にでも書くことにします。