三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ラッキーだけのラウンドになる

 今日は久しぶりに阿蘇ハイランドの早朝に行きました。朝は4時起きで、4時45分に自宅を出発し、約1時間でゴルフ場に到着しましたが、なんとなく日が短くなったようで、周囲はまだ明るさが足りないようでした。


 そんな状況でも、5時50分過ぎに4バッグが、続けて6時頃に4バッグがスタートしていきましたが、傍目からでも見るからに時間がかかりそうなメンツに思えました。
 その理由は、パター練習場で彼らの練習風景を見ていたためで、パットの打ち方を見るとほぼレベルが分かるもので、2組も4バッグで先にスタートすれば後続組は待ち待ちになるだろうと予測しました。


 パター練習を車の中で見ていたのは、薬を飲むためで、済生会病院でくれた薬は4種類もあり、うち1種類が必ず食後すぐに飲むように指示されていたため、車内で朝食のパンを食べてから薬を飲んでいたのです。
 ちなみに常用している降圧剤は自宅で飲んできました。

(高脂血症の薬や血管を詰まりにくくする薬だと説明書に書いてありました。一番上は、発作時に使うニトロの舌下錠です)


 病気持ちになってしまった私は8月10日以来のゴルフになるため、どこまでラウンドを続けられるか分からず、走ったりなど激しい運動は避ける必要があるもので、体調が悪くなったりして後続組に迷惑をかけるようだったら、前半の途中であってもリタイアしようと思っていました。


 今日も「アプローチの達人」との2サムですが、達人も私が何度かラウンドをキャンセルしたため、久しぶりのラウンドになったようで、お互いがまず球に当てれるかなという不安があるものです。


 そのため、1番ティー横のアプローチ練習場で練習しようと1番に早めに行くと、2サムのおばちゃんが「私たちはもたつくから先にどうぞ」と譲ってくれ、せっかくだからと練習なしのスタートになりました。


 ただその前にはアラフォーのカップルの2サムがいて、その前には6時前後にスタートした4バッグがいるはずで、2サムが3組続くとすぐに4バッグに追い付くだろうと思っていましたが、前組がかなりスローな進行で、前半は前組の後ろから付いて行く羽目になり、後ろからも譲ってくれたおばちゃん2サムに追われる格好になってしまいます。


 1番パー4は不安の中のドライバーショットは左のラフで、残り60yを深いラフから打てずに花道にショートし、手前のピンに1mに寄せてパーゲットのスタートになり、内心ホッとします。


 しかし、すぐに久しぶりのラウンドのツケが来てしまいます。


 2番パー4は5Wのティーショットが右斜面のラフに止まり、ここも深いラフから9鉄が当たらず大きくショートし、3打目も深いラフから球が飛ばず手前のラフにショートします。
 ここも深いラフだったので、強めに打つと、今度は飛び過ぎ奥に転がり、ピン奥からの下りスライスラインの8mのボギーパットはカップ右に止まるダボになりました。


 なぜかラフの長さが普段より長目で、併せて昨夜の雨で湿ったラフは芝の抵抗で全くヘッドが抜けず、苦労してしまいますが、大きめのクラブでどこでもオンを目指していれば、ボギーでは収まったはずだと終わって反省しました。


 3番パー4ではドライバーショットがチョロってしまい、ここもラフが伸びて転がらず、フェアウェーまでも届かないショットになってしまいます。
 セカンドは右手前のサブグリーン横で、そこからピンの右手前2mにオンしましたが、フックラインなので右を狙ったら打った瞬間に引っ掛かり、左に外すボギーでした。


 前組がスローなので、走ったりする必要はなく、カートに乗っての待ち時間も多く、ゆったりしたラウンドになったのは、無理が出来ない私にとっては好都合でした。


 4番パー3は150yを8鉄でピンの手前6mにオンし、軽くフックするラインを沈め、ラッキーなバーディーになりました。


 5番パー5はまたドライバーショットがチョロ気味になり、距離が出ません。セカンドをフェアウェーに打ち、残り180yの打ち上げをU4で右目かなと思ったショットは、上の段のピンの奥5mにナイスオンしていて、このバーディーパットはカップ右に切れましたが、ここもピンチになりそうなホールをパーで凌ぎます。


 6番パー4はドライバーショットは右ラフで、やはりラフから上手く打てずに右ラフに外し、アプローチはピンの右2mと寄せきれず、パーパットはフックと読んであまり曲がらずボギーになりました。


 7番パー4で奇跡が起こります。フェアウェーからグリーン面が見えないピンまで残り117yをPWで打ちましたが、ややトップ気味に当たりピン方向には飛びましたが、手ごたえは大きいというものでした。
 スピンが入ればグリーンに残ると思っていましたが、グリーンに上る前に見てもグリーン上に球は無く、オーバーしたかと奥のラフを探しましたが球は見つからず、手前のラフかなと移動しようとすると達人から「入っているかも」と声をかけられ、「まさか」と思いつつカップを見ると球があり、ラッキーなイーグルになりました。


 8番パー3は8鉄のショットが右に吹け、エッジにショートし、アプローチは右1mでしたが下りのパーパットはどうにか左淵から転がり込み、ここもラッキーなパーになりました。


 9番パー5はドライバーショットが右目に飛び、ネットを越えるか微妙な当たりでしたが、後ろのおばちゃん2サムが前方のレディースティーにやってきたため、球の捜索はそこそこにして1ペナで右ラフから右ラフに打ち、4打目でピンの奥6mにオンしてパーパットは右に外すボギーになりました。


 前半は、ラッキーが多発して1イーグル・1バーディー・3ボギー・1ダボのスコア38になり、パット数は13パットでした。



 10番に向かうと前の2サムが待っていて「お先に」と言ってくれ、お礼を言ってパスしましたがその前には4バッグが2組なので、どっちみちペースは変わらないだろうと予想しました。


 10番パー4はフェアウェーから残り90yをショートしてしまい、どうにかアプローチを寄せてパーゲットでした。


 11番パー3は今日は後方のティー使用で、左のピンまで180yを6鉄で右にオンしましたが、ファーストパットを打ちそこない、上手くヒットできずに2mショートし、このフックラインのパーパットを3番のように引っかけて左に外すボギーでした。


 つま先上がりのフックラインを右にスタンスを取ると引っかけやすいもので、オープンスタンスで右を狙ってストロークした方が良いのではと思っていますが、この辺りはラウンド感がイマイチのようです。


 12番パー4は5Wのティーショットがカート道路で跳ねて左凹みに転がりましたが、幸いライが良い場所で、9鉄でピンの右4mにナイスオンし、このバーディーパットは軽くフックすると読んで曲がらずパーに終わります。


 13番パー4に向かう際に、前組の4バッグが先を譲ってくれます。11番12番と前で我々のプレーを見ていたようで、個人的には今日はあまり急ぎたくはないのですが、せっかく待って譲ってくれるので、ここもお礼を言ってパスさせてもらいました。


 13番のティーショットは5Wで右目に飛び、傾斜で左に戻りますが、カート道路右のラフで止まってしまいます。
 スタンスがカート道路でしたが、救済を受けると斜面の傾斜が強いラフになるため、そのまま打つことにし、9鉄で左手前のピンの左奥にオンでした。
 少し上って下るフックラインは、達人が「入った!」と言いましたが、カップ手前で曲がらずに抜けてパーに終わります。


 14番パー5は、ドライバーショットはとにかく前に飛べばよいと正面の小山を狙い、手前のフェアウェーでしたが、セカンドをU4で大きく引っかけて左に打ってしまいます。
 達人も「危ない」というように私もOBかな思って暫定球を同じU4で打つと、これは右ラフに飛んでいきました。
 球を捜索しながらカートを走らせると、左の土手のコース側に球があり、あと1m左だったらOBになる場所でした。
 8鉄の3打目はラフから当たりが薄く、飛んだ方向は良かったもの、花道にショートしています。
 右中央のピンへ、9鉄で転がすとラインに乗り、ここもラッキーなバーディーになりました。


 15番パー4はドライバーショットが当たり、奥のピンまで残り60yを52度でショート目に打ってしまい、10m以上の長いバーディーパットが残りましたが、どうにか寄せてパーゲットでした。


 16番パー4は5Wで上手く打てましたが、傾斜で右ドックのコースを突き抜けた左ラフでした。
 残り150yを右バンカーからフックで狙いましたが、ラフでやや引っ掛かってバンカー方向ではなくグリーン方向に飛び、右中央のピンの左奥にオンでした。
 このバーディーパットは右に切れましたが楽々パーとなり、セカンドの引っかけミスが右バンカー方向を狙っていたのが功を奏し、真っすぐ飛んでグリーンオンしたもので、これもラッキーだというものです。


 17番パー3は8鉄でのショットは左手前にショートし、9鉄の転がしはグリーン手前のエッジが荒れていたのでPWに持ち替え、1mに寄せてどうにかパーゲットでした。


 18番パー5はドライバーショットが左に飛び、ラフから7Wで正面の木の先に運ぶナイスショットになりましたが、残り50y打ち上げのライがやや泥濘んでいて、大きくダフってしまいます。 
 再度のアプローチはピンの右2mで、このパーパットは右を抜けボギーになりました。


 後半は1バーディー・2ボギーのスコア37で、15パットでした。通算はスコア75の28パットです。
 終わってみると、久しぶりにクラブを握ったためか前半は当たらないショットが多く、ズルズルとスコアを崩しかけましたが、苦手な4番でバーディーが来たことが大きく、7番ではミスショットが直接カップインしているという奇跡もありました。


 ただこうしたラッキーが次にあるのはいつになるか分からず、やはり地道にショットでパーオンを続け、パットを頑張るゴルフをするしかないものです。


 今日は謙虚な気持ちが良かったのかもしれず、最終ホールの3打目ではピンに絡めようと欲を出したら見事にダフっていて、ゴルフは欲を出したらダメだと痛感させられました。
 今日は最後までラウンド出来たので、明日もそうなりたいと願っていますが、心臓の発作はいつ起きるか分からず、わずかでも前兆があればすぐに止めようとは思っています。