三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

4バッグは後ろの2バッグに配慮をしてほしい

 今日も昨日に引き続き、阿蘇ハイランドの通常予約を使って「アプローチの達人」と早朝ラウンドに行きました。
 今日もスタート前には、昨日同様にたくさんの来場者がいて、早朝ラウンドは人気があることが分かります。

(1番ティーの後方に貸し切り温泉施設の建物がありますが、なんとなく長屋の職員住宅に見えてしまいます)


 他のゴルフ場での早朝ラウンドは、時間制限を設けたりしてあるコースも多く、それは通常のスタート前にラウンドを終わらせるためですが、阿蘇ハイランドはそうした制限時間などは設けてありません。


 それなのに、料金が千円ほど安価なので人気が高く、暑い夏のうちは早朝に予約が集中することになりますが、2バッグが多い中、全く進行に気を付けない4バッグがそれなりにいることが問題です。
 結果的に、早朝組の渋滞が7時台のスタートに影響し、次は8時台と徐々に波及していくようで、我々がホールアウトした10時半頃には1番ティー横に6台のカートがスタート待ちで並んでいるほどでした。


 もし、時間制限などを設けられていれば、プレーヤーも少し急ごうという意識を持ちますが、単に涼しい時間帯でお得にラウンドできるプランだと思われているようで、これからの時期は料金を同じにするか、制限時間を設けるしかないのでと思っています。

(早朝は霧が発生していて、これは3つ前の男女の2サムのティーショットの様子)


 今日の前半は、前に女性1人を含むおじさん達の4バッグがいて、女性だけは後ろを気にして進行を早めようという意識があったものの、他のおじさん達は全く進行に配慮はなく、ショット毎に我々が見守る中、延々と待たされました。
 その前にも4バッグがいましたが、その組とも1ホールほど離されています。


 時間がかかるのは要領が悪いということが明白で、4番パー3の4番目の打者が打ってからカートが動き出すまで計測してみたら25秒もかかるほどで、ティーとカートとは10mほどしか離れて無く、さすがに遅すぎだろうと思いました。
 前が空いているのに、我々がホールアウトして次のティーに行っても、やっと2番目が打っている有様で、準備も遅いし、動きも遅いというもので、ハーフ2時間10分ちょっとは早朝ではかかり過ぎだということです。


 前の組のペースで進行できないのであれば、我々が常に待っていることは分かっているはずなので、途中でパスさせれば良いものの、そうした考えもないのでしょう。
 結局、10番の茶小屋の前で一服していて、やっと我々が先に出れましたが、4人の中で女性が一番上手そうで、おじさんと同じレギュラーティーを使用していましたが、達人も「女性だけが遅いことを気にして、プレーが速くなってミスが出ていた」と言っていたほどです。


 しかし、その遅い組の前の4バッグも少しはマシなものの、我々がすぐ追いつき、急に現れた我々のカートを見て、何度かグリーン上で驚いたように振り返っていましたが、こちらも抜かせようという意識はなく、その前の男女2サムのカートは全く見えず1ホール以上は完全に空いていましたが、後半も待ち待ちになってしまいます。



 9時を過ぎると気温も高くなり、達人は「疲れた」と言っていましたが、それなのに今日の達人のプレーは途中まで1イーグル・3バーディーという驚きの内容で、どれもが長い距離やチップインを決めていたものです。
 傍で見ていてグリーン上では入りそうなオーラが出ていて、後半はやや失速されましたが、それは気温上昇で疲れが出たことが原因のようでした。


 目の前でそんなゴルフをされると、同伴者としてはやりにくいもので、何度かあったバーディーチャンスを先に決められ、悉く外しています。
 達人と「こんなに混むなら5時台スタートに変えなきゃ」と話し合っていたほどで、8月までは6時台の早朝は人気が高いのだろうと予想しました。


 今日は偶々というか前半・後半共に前の4バッグが抜かせようと配慮することもなく、時間だけがかかるゴルフでしたが、4バッグは後続に2サムが付いたら、少しは気を遣ってほしいものです。
 そのことを阿蘇ハイランドにも口コミで要望しましたが、まだそのようなお願いの注意書きはなく、たぶん今日の2組はパスという概念を知らないのでしょうが、毎回後方から見られてプレーするのは、上級者も含め誰でも気持ちの良いものではないはずです。


 2サムと4バッグそれぞれに利点がある「パスさせる」行為を、ゴルフ規則にも同様の記載があるのだからルールの周知を兼ねて広報してもらいたいものです。
 知り合いだったら「パスさせて」とお願いも出来ますが、さすがに見知らぬ人に「パスさせて」とは言えないもので、だからこそ前の組は「2人だったら先に行きますか?」と尋ねてくれればよいものです。


 中には「自分たちは下手なので」と断る組もいるはずですが、そうした声掛けの配慮は常に必要です。
 後ろが迫って来なければ問題はないものの、グリーン上から見て待っているのが分かったり、ティーで後ろにやって来るのであれば、進行のスピードが違うことが明白で「先に行きませんか?」と一言尋ね、先にパスさせるのがスマートだということです。