三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

久しぶりのラウンド

 今日は通常予約で阿蘇ハイランドの早朝枠を「アプローチの達人」が取り、私が同伴者として登録してもらっていたため、早朝から出かけて行きました。


 ゴルフ場には6時過ぎに到着しましたが、既に何組かがスタートしていて、我々の前には女性を含む若者の4バッグがいて、時間がかかりそうな雰囲気でした。


 1番ティー近くの練習グリーンでパット練習でもしようと達人と話して1番ティーに行くと、前組の1人が「我々はビギナーなので、先に行きませんか?2人が既に打っていますが、よかったらどうぞ!」と声をかけてくれます。
 最初は「2番辺りでパスさせて!」と準備が出来ていない達人が答えていましたが、それでも「メチャ時間がかかるので」と言ってきたので、先に行かせてもらうことにしました。


 確かに9番を終わって10番に向かう頃にこの組が6番のティーにいたのが見えたため、もし配慮の無い組だったらその頃は我々はまだ5番のグリーン辺りにいたはずで、後ろで待つ我々も嫌だけど、常に後方から見られる前組も気持ちが良いものではなく、最初から4バッグは2サムにこうした声掛けをして先に行ってもらうのが賢明だということです。


 6月13日のラウンドでは、前にトップスタートの1人予約の4バッグがいて、この組は先を譲るという意識が全く見えない組で、最初から最後まで後ろで待ち待ちになり、辟易したものです。
 それに比べると、今日の4バッグが最初から先に行かせようとする意識は好感が持てるものでした。


 ただ約2週間ぶりのラウンドで、その間はクラブを握っておらず、準備体操もそこそこにティーショットしましたが、前に飛びさえすればよいと思っていたためか、そこそこのショットになったのが幸運でした。



 1番パー4はセカンドをショートし、9鉄で転がしての寄せで1mに付け、ナイスパーになります。
 2番パー4は5Wのティーショットが左ラフに飛び、そこからPWで右奥のピンの手前10mにオンし、ファーストパットは打ち切れずに2mが残りましたが、今日は好調だったパットが決まり1番に続けてナイスパーでした。


 3番パー4は、ドライバーショットが左に真っすぐ飛び、つま先下がりのラフから9鉄で上手くピン筋に打てましたが、やや奥まで転がり、4mの下りスライスはカップ手前で右に切れ1m転がったものの、返しを沈めてここもティーショットの不出来を考えるとナイスパーでした。


 4番パー3は、ピンまで136yでいつもは手前のエッジまでの130yのクラブ選択をしますが、PWではさすがにグリーンまで届かず、ややアゲインストだったため9鉄でしっかり打つと、ピンの40㎝奥にナイスオンし、ここは楽々バーディーゲットになりました。

(5番のセカンド待ちの間に撮影したもの。狙い目は正面右の高い木の左で、この日は狙ったように打てましたが、、、)


 5番パー5はドライバーショットは左ラフで、セカンドはフェアウェーでしたが、残り85yを52度で右にショートし、アプローチは奥に転がり、返しの4mの下りスライスラインは打てずにカップ右に切れるボギーでした。


 6番パー4のティーで前組の3バッグが先を譲ってくれます。1人がトイレに行っているとのことで、「すでに2人が打っているけど先にどうぞ!」と言われ、ありがたく好意を受けました。
 ここはドライバーショットは左ラフで、残り80yを52度で左にこぼし、パターで寄せましたが下りを止まらず、返しの4mはフックと読んでカップ右に外すボギーになりました。


 7番パー4はフェアウェーセンターでしたが、アゲインストの風にテンプラ気味に当たって距離が150yほど残ります。
 8鉄のショットはかすった当たりで右に飛び、左のピンへ52度で突っ込みましたがエッジにこぼれ、パターで狙った5mはカップ左に外すボギーになりました。


 5番・6番・7番と連続ボギーになりましたが、それまでが出来過ぎでもあるし、無理さえしなければという思いを再確認しました。


 8番パー3はティーに立つとアゲインストの風を感じ左奥のピンへは9鉄では厳しいと思いましたが、そのまま打って予想通り手前にオンでした。
 かなり長めのファーストパットはショートしましたが、次が入りなんとか連続ボギーの流れを断ち切ることができました。

(9番のセカンド待ちで、後ろのティー方向を写してみます。1打目は打ち下ろしになっているのが確認出来ます)

(これは上と同じ場所からグリーン方向を見たもの。グリーンは正面の木の先で邪魔になりますが、左は凹みのラフなので、木の右からフック目に狙います)


 9番パー5はフェアウェーからのセカンドは当たりが薄く、3打目は65yほど残ります。ピン奥なので突っ込む意識で打つと、ピンの右3mにオンし、ここは最後にカップ右に逃げそうでしたが右淵から転がり落ちるバーディーになりました。


 前半は久しぶりのラウンドにしては、バーディーが2個も来る2バーディー・3ボギーのスコア37で14パットでした。


 スルーで10番に向かうと、前の3バッグも待っていて、その前にも組がいて、後半は前半よりペースが遅くなるものの、前半の1時間17分に対し、後半は1時間35分とまあまあのペースでした。


 10番パー4は右奥のピンの左手前にオンし、スライスラインのバーディーパットは達人が「入った!」と言うようにカップ方向に切れて行き、わずかに左淵で止まるパーに終わります。


 11番パー3は、打ち下ろしの166yを8鉄でピンの左5mにオンでしたが、このバーディーパットはカップ左を狙って抜けてしまい、達人から「ここは切れないんだよね」と言われてしまいます。


 12番パー4は7Wでフェアウェーセンターで、アゲインストの160yを7鉄で今日一のショットが出ました。
 ピン方向に真っすぐ飛び、ピン奥にスピンが効いてピタリと止まったもので、達人が「凄いショットだった」と褒めてくれました。
 ただ4mの下りのバーディーパットは、打てずにカップ左を抜けてしまうパーでしたが、私もこのショットは満足する当たりでした。


 13番パー4も7Wで打ち、今度は左ラフに零れます。ピンは左手前のコブの先で、距離的には52度の距離でしたが、ラフからでもあり強く打って引っ掛かると左OBや手前だったら凹みにも落ちるため、大きめのPWで優し目に打ちましたが、止まらず左のエッジに零れます。
 ここはパターで打ち、カップ右を抜けましたが返しの80センチを沈めパーゲットでした。


 14番パー5はドライバーショットが狙った通りにフックを打てましたが、フォローの風で真っすぐ目に距離が出て正面の小山の中腹まで上ってしまいます。
 かなりつま先上がりになるラフから、U4のセカンドは上手く打てずにチョロってしまい、右ラフから残り210yをフォローだったので狙いましたが、またチョロってしまいました。
 PWの4打目は上手く右中央のピンの右3mにナイスオンしたものの、下りのパーパットはどちらに切れるか分からず、弱めに真っすぐ狙ったら右に切れるボギーになりました。


 15番パー4は右ラフからのセカンドはピンの右6mにナイスオンでしたが、上りだとは頭で分かっていても、見た目が下りに見えるため打てずにショートするパーでした。
 達人も「頭では分かっていても、目からの情報で身体が拒否する」と言っていて、この辺りはグリーンの形状に騙されるものです。


 16番パー4は5Wのショットが右目に飛び、1ペナに入ったかと心配でしたが、上手く傾斜で右ドックのフェアウェーセンターに転がっていてラッキーでした。
 しかし、残り150yを8鉄で上手く打てずに右バンカーに入れてしまいます。ピンはグリーンの手前の段で、久しぶりのバンカーショットは上手く打て、ピンの手前50センチに付くナイスパーになりました。


 達人が「1打目2打目とミスっても、寄せの1打が良ければパーが来る」と自分のことは棚に上げて感心していました。


 17番パー3は打ち下ろしの120yをPWでトップ目に当たって奥のバンカー手前のラフまで転がってしまいます。
 ここは52度で突っ込み、当たらなかったらかなりオーバーしていましたが、ピンに当たってガチャインしてしまうバーディーでした。


 18番パー5は、ドライバーショットは当たり、残りエッジまで200yのフェアウェーでしたが、セカンドのU4のショットが当たらず右手前のバンカー手前のラフでした。
 3打目を52度でダフってしまい、4打目はピンに当たりましたが2mほど奥に零れ、スライスのパーパットは打ち切れずに右に切れるボギーになりました。


 後半は1バーディー・2ボギーのスコア37で14パットでした。通算はスコア74の28パットです。


 今日は久しぶりのラウンドなのに、幸運も手伝って思いがけずにスコアが纏まりましたが、最近はゴルフへの熱も冷めかけていたのでゴルフの神様がもう一度やる気を出すようにしてくれたのだと思っています。