三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

阿蘇ハイランドコースの攻略法⑥

 今日の熊本は台風4号の影響なのか曇空が広がっていますが、天気予報はこれから晴れる見込みで、現在32℃の気温がますます上昇しそうです。


 明日は阿蘇ハイランドの早朝を予定していますが、予約者の「アプローチの達人」から午前中に「中止する?」とlineが入り、楽天GORAの予報を確認してみると、朝方は雨でスタート予定の7時頃からは曇予報だったため、「夕方まで様子見しましょう」と返事しています。



 1人予約は正午で成立するため他の予約者との兼ね合いもあり、成立前にキャンセルする必要がありますが、通常予約なのでキャンセルするためには直接ゴルフ場に電話することになり、それは今からやっても夕方でも変わりがないからです。
 個人的には火曜日の方が台風の影響を受けやすいと予想していて、明日はどうにか大丈夫かもと思っていますが、使う天気予報で違ってくるものです。


(こちらはYahooによる阿蘇ハイランドの明日の予報。ラウンドが無理な降水予報です)


 私は楽天GORAの予報をメインに使い、達人はYahooの予報を使っているようですが、確かに楽天は曇予報でもYahooの予報ではずっと雨で、どちらが正確かはわからないものの、天気はあまり良くないのは共通しています。
 無理してラウンドすることもないので、明日も明後日も中止にしてよいのですが、中止にして結果は大丈夫だったということであれば、ゴルフ場にも迷惑をかけるため、よほどの雨予報でなければラウンド自体を安易に中止にしたくはありません。


 さて、表題に阿蘇ハイランドのコース攻略法と書いていますが、あくまで私の考え方であり、万人に共通するものではありません。
 球筋も違うし、飛距離もそれぞれで違うからですが、私のレベルではこうした攻め方が最近は功を奏しているというだけです。


 6番はRTから320yと距離的には短いものの打ち上げになるパー4です。左がOBになるため、右を狙いたくなりますが、フェアウェー右のラフには傾斜があって林の中にキックしやすく、そうなるとグリーン方向には木々が重なって狙いにくくなります。


※ 下図は右がティーで左がグリーンになります)

 もっと曲がって右に位置する7番コースに打ち込むと、グリーンの右手前には溶岩の塊があるため、溶岩超えに打つ必要もあり、少しでもミスショットしたら溶岩塊の中に掴まってしまいます。

(左目に打つと傾斜に当たって距離が出ないので、右からフック系で回したいと思っていますが、この時は右ラフに落としています)

(右に落とすと、グリーン方向は木でスタイミーになるため、グリーン右のラフを狙い、ボギーでも可という考えにしています。最悪なのが木に当てトラブることで、この地点に打った時点でパーは諦めます)

(たまたまこの日は、アプローチがピンに付きパーが取れました。グリーン右からは比較的寄せ易いことになります)


 6番のセカンドはフェアウェーに打てれば、ほぼウエッジ使用になりますが、なぜか距離が合いにくいことが多く、そのほとんどが右に外してしまいがちです。


       

(グリーンの中央部分やや左寄りに縦に尾根があり、左右に傾斜がありますが右への傾斜がキツイものです)


 右に外しやすい理由はグリーンの形状にあり、左にバンカーや先はOBがある下り傾斜があるため保険をかけて少し右目に打ってしまうと、ピンまでの距離を打たない限り右ラフという結果になりがちです。
 特に③のピン位置の場合は、右ラフのケースは顕著になります。


 ただ右からはグリーンが受けているので、寄せ易くはあるのですが、短いウエッジのコントロールショットを右に外すと、精神的にショックを受け、冷静にアプローチに向かえないことも多く、それもコースの罠だといえます。


 安全にパーを取るためには、右サイドにオンもしくは少し零す程度が良く、パターで上りをしっかり打てればそこまで難しいホールにはなりません。


 しかし、②のピン位置で左を狙ったら左に零れ、アプローチが逆目のラフになってざっくりしてしまったことがあります。
 ホールアウト後、カートの停車位置へはグリーン左奥から下りるので、ラフが逆目になり易く、グリーン右のラフより難易度が高まり、併せてグリーン面が下り傾斜になり易いため、王道は右からの攻めがお勧めです。
 

 この表は、昨年前半のホール毎のバーディー数ですが、距離が短いけど6番のバーディーは少ないことが分かります。
 その理由は、グリーン上のラインが読みにくいためで、短いパー4だからこそグリーンは見た目以上にライン読みが難しくなります。


 以前、同伴した鋤田プロは1オンしたこともあり、正確に飛距離を出せればバーディーチャンスが作れるホールです。
 しかし、距離が出ないとセカンドはグリーン面が見えない打ち上げになるため、ティーショットをミスると無理せず、グリーン手前もしくは右サイドに運び、アプローチを頑張ることにしていて、そこは「ボギーなゴルフ」では3オン2パットも想定内だとなります。


 私の場合は4番5番でスコアを崩してこのホールを迎えていることが多く、できればパーゲットして流れを引き戻したい、いわばターニングポイント的なホールになります。