三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

前の4バッグに辟易する

 今日は一般予約で阿蘇ハイランドの早朝に行ってきました。昨日から血圧が高めですが、今日は血圧計を持って行き、スタート前に血圧測定をしましたが、起床時に降圧剤を飲んでいたもののやはり高めでした。


(今日はパットが入らずでしたが、達人も同様で、待ちのストレスがかかってしまったようです)
 
 今日も「アプローチの達人」との2サムでしたが、9時頃から雨予報で、できるだけ雨の前に終わりたいと思っていたものの、トップスタートに4バッグの1人予約がいて、この組が全く先を譲ろうとせず、結局2番からホールアウトまで延々と待たされる羽目になりました。


 最初は、少しプレッシャーをかけるとパスさせてくれるかもと思い、ティーで打つ準備をして待ったり、グリーン近くのセカンド地点でプレーを見ていましたが、後ろを気にする様子は1~2人には見えるものの、1人予約の組はリーダーがいないためか、パスさせようと言い出すものがいなかったようです。


 しかし、普通に考えても、4人に対して我々が2人だと見れば分かるもので、パスしても我々の後ろにはカートはいないのは一目瞭然で、4人組も自分たちのペースでラウンドできるものだと思うのですが、そもそもパスさせるという発想自体がないのでしょう。


 ティーでは毎回のように後方で前組のショットを見ていましたが、1人は以前一緒にラウンドしたことがある人のようでも、常連さんではなく「パスさせて」とは言い出しにくいものでした。


 子どもでも2人と4人ではペースが違うことは分かるもので、常に後ろで待機しているのだから「先に行かせよう」と4人の中で誰からも意見が出ないことが不思議ですが、結局は何も考えなどないその程度のレベルの4人だということです。


 以前はゴルフ規則の中に進行が速い2サムはパスさせるような記述があったと記憶していますが、新ルールになって文言が見当たらず、強いて探すと次のような項目はありました。



5.6b 速やかなプレーのペース
 ゴルフのラウンドは速やかなペースでプレーすることになっている。
 各プレーヤーは自分のプレーのペースが他のプレーヤー(自身の組のプレーヤーと後続組  のプレーヤーの両方を含む)のラウンドのプレー時間に影響を及ぼす可能性が高いことを認識するべきである。
 プレーヤーが速い組を先に行かせる(パスさせる)ことを推奨する。


 いわばエチケットやマナーというレベルなので、パスさせないからと言って罰則があるわけではないものの、4バッグが後続の2サムをパスさせないという積極的な理由などないもので、少なくとも普通の感覚であれば「パスさせようか?」と同伴者と相談するものです。


 見ているとティーでは、プレーヤーの後方に3人が固まって見ている様子が見え、エチケットやマナーという概念がない4人だと分かります。
 セカンド地点でも、誰がプレーするのか分からず間が空き、1人のプレーが終わってカートに乗り込み、カートが動いたので「さあ~打てるかな」と思って準備すると、10y先ですぐに止まってカートから一人が下りてクラブを抜く様子もあり、事前準備など全くしないメンバーだとよく分かります。


 途中から達人と「こりゃダメだ!」と諦め、ホールアウト後のグリーンでパット練習をしたりして時間を調整しましたが、それでも次のティーに向かうとやっと4番打者が打った後という有様で全般的にスローな動きでした。
 「やれやれ」と言いながら雑談していましたが、後半の途中から予報通りに雨が降り出してしまいます。


 幸い、強い雨ではなかったものの、我々は6時20分スタートでホールアウトしたのが9時50分頃だったので、3時間30分もかかっていました。
 前がいなければ、普段は2時間10分程度で十分ホールアウトできるので、実に1時間20分も無駄な待ち時間があったものです。


 前組の前方にも進行しているカートがいるなら仕方ないと諦めるものですが、前組はトップスタートであり、2番のティーで我々の1番のセカンドからのプレーを見ていたはずです。
 プレーが速いことは見ていれば分かるもので、4人がティーショットを終える頃には2番ティーに上がって来ていたため、私が前組にいたのなら「先に行きませんか?既にティーショットしていますが、良かったらどうぞ!」と声をかけるはずです。


 そうしたほうが自分たちもペースが守れるためで、常に後ろから見られるというのは誰でも心地よいものではありません。
 4人の頭の中を覗いてみたいものですが、きっと頭の中は「無=空」なのでしょう。