阿蘇ハイランドのコース攻略法①
今日の熊本は雨模様なので、「アプローチの達人」との2サムで予約した阿蘇ハイランドの早朝ラウンドは昨日のうちにキャンセルしています。
(今日は、スタート予定の7時前からホールアウト予定の10時頃まで、実際でも雨だったようです)
私は最近は阿蘇ハイランドのコースをラウンドすることが多いのですが、ホール毎の攻め方をシリーズ化してみようと思っています。
これは自分の中での再確認という意味と同時に、日記の話題に困った際のためでもありますが、18ホールを1ホール毎に書くと計18回は題材に困らないというものです。
ただ、コース攻略法はあくまで私の考えで正しいものかどうかは分かりませんし、ピン位置でもコースの難易度は大きく変わるため、一概にどうこうは言えないものです。
まず1番パー4です。図は、阿蘇ハイランドのHPに載っているコース図などを参考にして自分なりのチェック点などを書き込んでいます。
このホールは、スタートホールとしてはパーが取れやすいホールで、過去のホール別のスコアを調べた際もバーディー数が比較的多いホールでした。
(昨年1月~6月までのラウンドでの結果。その後は面倒なので調べていません)
バーディーが比較的多い理由として、いつもプレーするレギュラーティーからは距離が約330yと短めで、フェアウェーの右はランディングエリアがグリーン方向に傾斜しているため、ティーショットがそこそこの当たりでも残り距離はウエッジのコントロールショットになるためです。
そのため、ティーショットの狙い目は右ですが、右に大きく曲げるとOBが近いため、力まずに200yほど飛べばよいと思って打つと、比較的ナイスショットになります。
右のOBを怖がって左に打つと、傾斜で左に転がり、ほとんどの場合は木がスタイミーになり易く、パーオンが難しくなります。
ただ、左でも一本木の右を抜けるとラフで止まるもので、最低限、木の右を抜けるように狙いますが、このホールはドライバーを使わず刻むクラブでも問題ないホールです。
ドライバーが曲がるくらいなら、アイアンでのティーショットもありで、スタートホールだからこそ謙虚に攻めるべきかもしれません。
私はセンターを狙って右に少し飛び出し、右からの傾斜でグリーン手前の5~60y付近というケースが一番チャンスが作れるものですが、左足下がりのライになることも多く、セカンドショットの距離感が難しくなります。
(作画はバンカーなど単純に円で書いていますが、実際の形は違います)
その理由は、グリーンの右手前は凹んでいるため右は奥へは転がらず右に切れますが、グリーン左半分は手前のコブの傾斜で奥へ転がり易く、球が止まらないからです。
ピン位置次第ですが、①や③などの手前のピンの場合は、私は短い距離でも9鉄などで手前の花道から転がすようにしていて、直接グリーン面に打つと私の技術ではピンに寄せきれません。
感覚的には少し弱いくらいでちょうど傾斜を上り、上ったらグリーン面は少し下りなのでピンに絡むことになります。
花道の上り傾斜を怖がって強めに打ってしまうと、奥まで転がり易く、チャンスには付けられません。
たとえエッジで止まってもパターが使え、下り傾斜のスライスなので、弱めに打てばピンは近くなのでそう難しい寄せにはなりません。
奥のピン位置の場合はグリーン左手前を狙うと、ピン位置まで転がりますが、②の位置でもピン方向は狙わないようにします。
もし狙って少しでも右に出ると右の凹みで右に切れて止まってしまい、ロングパットが残ってしまうからです。
この位置に球が残ると、パットは上りのフックラインに見えますが、途中はスライス面なので弱いと右に垂れるし、強ければピンを過ぎてからは下りになるため左にオーバーしてしまいがちです。
②の位置でバーディーが来やすいのは、ピンの左からの5~6mのパットで、ほぼ真っすぐですが、その日のカップ位置で右に切れる場所や左に少し切れる場合もあり、同じような場所でも位置によってラインが微妙に変わるため難しくなるものです。
④の位置で奥に零しても、アプローチは下ってはいないため、普通にヒットすればよいのですが、グリーンを知らない同伴者は間違いなくショート目になり、パットも弱めになるのは奥から傾斜があるという先入観があるためです。
スタートホールだからこそ、淡々と2パットのパーや寄せ1で凌ぎたいホールですが、左に打ってトラブっても無理してグリーン方向を狙うのではなく、花道付近へ打って寄せ1狙いにすることです。
岡本綾子プロも言っていましたが「おはようボギー」でも問題ないもので、特にアマチュアの場合はダボ以上をスタートホールで叩くとその後の心理状態にもかかわるため、静かにパーもしくはボギーでスタートしたいものです。
その意味では、「無理しない」ことがキーワードになり、ティーショットでもセカンドショットでも無理しない攻めが大事だということです。