三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

球筋の違いは打点の違い?

 今日の熊本地方は薄曇りで、午前中は気温が一桁台で肌寒いものでしたが、お昼を過ぎると気温も15℃と上がり、初春らしい穏やかな天候になっています。


 今日は土曜日なのでラウンド予定はなく、これから昨日の動画を編集してYouTubeにアップしますが、YouTubeの動画は限定公開にしているので、ほぼ閲覧者はいないはずです。


 さて、私は阿蘇ハイランドのコースを毎週のように回りますが、同じホールでドライバーを同じように振っても、結果は大きく違うことにゴルフの難しさを感じてしまいます。


 3月2日のラウンドでは同伴者の「アプローチの達人」が「スライスが出る」とボヤいていましたが、普段はフック気味の球を打つのに逆球が出ていたものです。
 昨日3月4日は「元のフックに戻った」と言っていたものの、スライス球が出たホールもあり、達人も首を捻っていました。


 途中で達人と話した一つが、このフックとスライスが出てしまう原因ですが、私は打点の影響も大きいのではと思っています。


 以前から書いていますが、スイングそのものは本人がかなり変えたとしても傍目から見るとほとんど変わらないものです。
 つまり、その人のスイングはフッカー系・スライサー系と大別できても、基本的なスイングはそう大きくは変えられないということです。


 では、なぜ逆球がでるのかと考えてみると、単純に打点の違いではないのかと疑っています。
 ドライバーのフェースはバルジという湾曲した面になっていて、これは打点のミスを補正するためのもので、トウー寄りでヒットした場合は球は右方向に打ち出されフック回転で中央に戻り、ヒール寄りでヒットした場合は球は左方向に打ち出されて中央にフライス回転で戻るものです。


 人間の感覚はかなりいい加減なものですが、練習量の少ないアマチュアであればその日の調子によって打点のズレが生まれるのは当然で、同じようにスイングしても打点のわずかな違いでスライスになったりフックになったりすることはあり得ると思っています。
 原理的には打点がズレても中央に戻るための仕組みになるヘッド構造ですが、フッカーは少し右を向いて構えるしスライサーは同様に左を向いて構えているため、逆球になると大きなトラブルになりがちです。


 下の画像は、2月28日に少しだけ撮った動画をコマ送りした私の阿蘇ハイランド3番パー4のドライバーショットですが、スイングの良し悪しは別として、日によって左に飛んだり右に曲がったりと安定していないのは、スイング云々より打点のズレが生じていたのではと疑っています。

 この時はフェアウェーにナイスショットしたものですが、綺麗に芯に当たればフィニッシュもよろけないものです。
 芯を外すと当たり負けしてフィニッシュが崩れてしまいますが、特に足腰が衰えている現在ではヘッドと球とのわずかな衝突の抵抗で態勢が崩れてしまいがちです。


 つまり、ショット毎に打点のズレは私の場合は発生しているもので、その打点のズレがその日によって微妙に遠い近いでスライスになったりフックになったりするのではと思っています。


 もちろん、フェースが開いて当たればスライス球になり、閉じて当たればフック球になりますが、それだけわずかなタイミングの差で結果が大きく変わるのがゴルフだというもので、それを完璧に管理するのは人間の能力を超えていると諦めているのが本音です。


 ゴルフは失敗してこそ楽しいものだからです。


 最近はそれを利用して、フックを打ちたいときはトウー寄りで、スライスを打ちたいときはヒール寄りの打点にしようと思っていますが、そんな時に限って真っすぐ行くもので、微妙な打点のズレはいつも発生しているようです。