三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

雨で途中はラウンドせず

 今日は1人予約が成立し、阿蘇ハイランドに行ってきました。今日の天気予報は曇りだったので全く雨の心配はしていませんでしたが、予報が外れ途中からかなり強い雨になり、私は特に雨が酷かった2ホールをパスしてしまいます。

(スタート前は曇っていたものの、予報通りの「曇り」だと思っていました)

(エアガンでシューズの芝や泥を吹き飛ばすようにというお願いですが、「シュッシュッしてから」と子どもにも分かるような注意書きです)

(正面が西の空ですが、少し怪しげな雲が近づいています)


 今日の同伴者は「困ったチャン」と70歳の顔見知りの方、それに少し変わり者のような感じがする50歳代の方でした。
 なぜ変わり者のように感じたかは、ナビへのスコア入力は他の3人が不要と言ったため順番が分からないと思ったのか、2番のティーで1番の抽選の打順に固定すればと言い出したからです。
 結果的にその案は否決され、すると「私は最後に打ちます」と宣言されてしまいます。


 雨は4番から降り出し、私は一気にやる気を失ってしまい、「困ったチャン」のプレーについていろいろ注意すべき点を注目して見ることにしました。
 実はスタート前のパター練習場で、パットの打ち方についてアドバイスをし、本人も自分の悪い点を理解し、直そうとする意欲は見えたのです。


 ただラウンド中は、「困ったチャン」のネーミングの由来である同伴者への迷惑行為が多々あり、それについてもかなりチェックしていて、その都度注意してしまいます。
 基本的に他人に関心がないようで、全く同伴者のプレーを見ておらず、併せてせっかちなのか先に先にプレーする意識が見え見えで、「プレーの順番を守り、一呼吸置いてからプレーするように」と何度か注意しました。


 同伴者のプレーの順番でも勝手に先にプレーするケースが多く、それなのに先にプレーするとミスが発生するため、「慌てず悠々と同伴者のプレーをよく見てから自分のプレーに入るように」とアドバイスしたところです。


 「困ったチャン」は、前半はアドバイスを受けてかなり慎重にプレーを続けようとする姿勢が見え、パターでもナイスパットでカップインを繰り返していましたが、後半に叩き出すと元に戻ってしまいます。
 本人曰く、「ミスが出ると早く終わりたい気分になる」と言っていて、結果的にミスがミスを呼ぶ傾向が強く、そこで堪えきれれば大叩きには繋がらないのにもったいないものです。


 また厳しく注意したのがグリーン上のマナーでした。100叩きゴルファーだったら何も言いませんが、80台前半から80切りを目指すのであれば、もっとマナーを守らなければ同伴者のリズムを崩し、それが結果的には自分のリズムも崩すからです。


 いくつかのホールで、同伴者とカップを挟んで反対側にあり、どう見ても同伴者の方が遠目で、先に球をリプレースしているのに、「困ったチャン」が自分の球を遅れてリプレイスしてプレーに入る行為が見受けられました。
 まず、どちらが先に打つ順かは見ればある程度は判断できるもので、先に遠そうな同伴者がリプレイスしたのであるから、そこはライン上から離れて同伴者のプレーを優先すべきなのに、勝手に先に打ってしまい、同伴者が唖然としたことが何度かありました。


 またプレーするつもりがないのにリプレイスすることも多く、自分のプレーの順でなければ静かにプレー順の人のプレーを邪魔しないように立つ位置を気を付けて息を潜めていることだと注意しました。
 テレビでプロの試合を見て、1人がパットを打っている際にグリーン上に別のプロの球が置いてあるのを見たことがある?と尋ねたものです。
 プロのそうしたマナーを真似すべきで、プレーの順に球をリプレイスするようにすれば、流れるような進行でその組のプレーは進みますが、1人が勝手なことをすると流れが悪くなり、結果的に無駄な時間を生んでしまいます。


 コース上でもセカンド地点で同伴者の右前方に位置してしまい、同伴者のプレーに注目しているのであればまだしも、全く注目していない様子を見ると同伴者はシャンクが怖くて打てないものです。
 もしシャンクが出れば、注視していない「困ったチャン」にも当たるリスクがあり、当たれば大怪我になる恐れがあるため、そうした避けられるリスク回避も重要なことです。

(14番ティーで私は雨が酷くなったのでパスを宣言しましたが、同伴者は頑張ってプレーを続けます)

(激しい雨の中、同伴者は14番グリーンでプレー中です)
 
 ラウンド終了後にいつものように露天風呂で反省会をしようとしましたが、雨が酷く、内湯でグリーン上のマナーについてだけ注意しました。
 普通だったら同伴者にわざわざ嫌なことは言わないのですが、本人が私を「師匠」と言ったためで、師匠として厳しいことを言う必要があり、そうしないと「困ったチャン」は1ステージ上のゴルファーになれないと思ったからです。
 少しは理解してくれればよいのですが、たぶん理解できたのはほんの一部ではと思ってしまいます。

(帰る際に車の中から写した外の様子。熊本市内に帰ってきたら、普通に曇り空で雨は降っていませんでした)