三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ゲリラ雷雨で途中で止める

 今日は1人予約が成立し、阿蘇ハイランドへ行ってきました。朝のうちは左の背筋痛が出そうな気配で、坐骨神経痛も怪しいものだったのでゴルフ場に着いてから痛み止めを飲んでのスタートになりました。


 今日はそれぞれ初見の30歳代と電話予約者のたぶん60歳代の男性との3バッグで、スタート前に背筋痛の具合では途中で止めるかもしれませんと断ってのラウンドになりました。


 予報では曇でしたが、私がゴルフ場に着いた7時前頃から雨が降り出し、一時はかなりの雨量になり、同伴者がドタキャンするかもと思っていましたが、お二人ともそれぞれ7時半前には着いていて、心配は杞憂に終わります。

(パター練習中に雨になり、屋根のある場所に移動して写しました。右に写っている車が今日の同伴者の30歳代の方の車でした)


 今日は雨模様にしては早朝組がそれなりに入っていて、雨でスタートを遅らせたのか我々のスタートもちょうど1組分の遅れになりました。
 前の方に、見た目派手な女性2人を連れた男性2人の4バッグがいて、その全員のプレーが遅く、結果的にそれに続く我々までの4組が影響を受け、前半は2時間半ペースになってしまいます。


 それは折り返しのコースが見える6番のティーから7番が見えたため判明したことで、なぜこんな場所で渋滞?という疑問がその組が理由だったと分かります。
 最初はゴルフウェアがばっちり決まった女性たちだったので、女子プロかもと思ったほどですが、実際のプレーを見ると全くの初心者風で、エスコートすべき男性陣も無帽でプレーということから分かるようにほぼ変わらないレベルだったので、ペースが遅いのも納得でした。


 そのため、同伴者と諦めつつ進行しましたが、14番を終わってから雲行きが怪しくなり、途中でも雨は時々降っていましたが、遠くに雷鳴が聞こえてきて近づいてくる様子だったのです。


 同伴者の30歳代の方がスマホに雷レーダーのアプリを入れている様子で、「次の雷と雨はヤバそうです」と言い出したため、まだ小雨だったものの3人で話し合い、プレーを止めてクラブハウスに戻ることにしました。


 先行している組のプレーに邪魔にならないようにパスすると、なんで?という顔をされましたが、17番を通過して18番を移動していると、にわかに雷鳴が響き激しい雨になってしまいます。
 クラブハウスに戻ると、話声も聞き取れないほどの豪雨になり、しばらくするとパスした組が続々と戻って来て、雷レーダーで予想した30歳代の方に「ナイス判断!」と声を掛けました。

(周囲が暗くなり、雨樋から溢れた雨水が流れ落ちていました)


 さて肝心のラウンド内容はというと、ときどき大ポカが出てしまいますが、概ねそれなりのショットになりました。
 あまり一生懸命に打つと背筋痛が出てしまうため、かなりセーブして打ったのが結果的に良かったのか、ドライバーはそこそこ飛んでいました。

(1番ティーに向かう際は、東の空にわずかに晴れ間も見えていました)

(スタート時は雨は止んでいたものの、3番辺りから時々雨に降られます)


 1番パー4はフェアウェー右から52度で奥のピンの左4mに付けるバーディーチャンスでしたが、思ったほど転がらずカップ手前で止まるパーに終わります。


 2番パー4は5Wでフェアウェーで、9鉄のセカンドは左段下のピンのグリーン手前にショートし、9鉄で転がし寄せ、パットを決めるパーでした。


 3番パー4はドライバーショットが右目に飛び、右ラフのカート道路への傾斜で右に跳ねてしまいます。
 湿ったラフから残り80yを52度でダフってしまい、バンカー超えのアプローチは奥にオンし、5mの下りスライスラインをカップ右に外すボギーになりました。


 4番パー3は8鉄でトップしてしまい、フェアウェー手前のRPの傾斜に当たって大きくショートし、2オンしたものの右奥のピンへのロングパットになり、2mほどショートしてボギーパットも外すダボになりました。


 5番パー5はセカンドが右に飛び、木越えの3打目を手前のピンに対し、左奥にオンしましたが、7mのバーディーパットはカップ右を抜けるパーに終わります。


 6番パー4はフェアウェー右から52度でピンの左2mにオンし、これを決めてバーディーゲットです。


 7番パー4はフェアウェーからPWで左に飛び、12mほどのロングパットは1m強オーバーしましたが、慎重に返しを沈めパーゲットでした。


 8番パー3は右目の中央のピンに対し、9鉄のショットが左に引っ掛かりオンしたものの、また12~3mほどのロングパットが残ります。
 ここはラインをカップまで歩いて確認し、上手くタッチを合わせ50センチに寄せるナイスパーでした。


 9番パー5はフェアウェーからセカンドのU4のショットが中央の木の枝に当たり、左の凹みラフに転がってしまいます。
 やや沈んだラフの中にあったため、80yほどを52度でしっかり打ってしまい、グリーンに上ってみると右手前のカップに左奥まで転がってしまいます。
 3人とも奥からのパットは30歳代の方が大きく5mほどオーバーし、もう1人の60歳代の方が反対に4mほどショートしてしまいます。
 上りか下りか分からなくなった12mほどのバーディーパットは3mほどショートし、このパットを右に外すボギーになりました。


 前半は、1バーディー・2ボギー・1ダボのスコア39で18パットでした。雨の影響でグリーンが柔らかくなっていて、普段よりピッチマークが深く付くほどで、7番などは球がグリーン面に食い込んでいました。
 その分、グリーンも速くなく、3パットを二回してしまいますが、その前のショットが悪かったというものです。

(10番のティーイングエリアでは、雨は止んでいました)

(前組は2サムでしたが、その前に4バッグがいて、その組が遅いと最初は思っていたのですが、その4バッグの前に2サムがいて、その前の4バッグが進行を遅らせていたようです)


 後半インの10番パー4はフェアウェーから左奥のピンへ9鉄で右にオンし、途中の傾斜はフックでカップ付近はスライスという8mのスネークラインをカップ左にわずかに外しパーに終わります。


 11番パー3は今日は手前のピン位置で、打ち下ろしなので9鉄で狙いましたが、シャンク気味に当たり、右のバンカーインでした。
 バンカーショットは上手く打て、カップを過ぎて1mに着きましたが、このパーパットを右に外してしまい、残念なボギーでした。
 上りややスライスラインだったので、しっかりヒットすべきを、タッチを合わせてしまったため、右に切れてしまいました。


 12番パー4は5Wでフェアウェーでしたが、セカンドの9鉄が左中のピン筋に飛び、手ごたえはあったもののアゲインストの風で左に流され、グリーンエッジに落ちて左に跳ねてしまいます。
 濡れたラフからのアプローチはざっくりしてしまい、次はラフからパターで寄せてボギーでした。
 ここはグリーンからカートへ歩く通路の部分で、芝草が寝て逆目になっているので、UTなどで転がした方が良かったのかもしれません。


 13番パー4は5Wで右目のフェアウェーで、52度で80yのコントロールショットはピンの右やや奥にオンし、2mを沈めバーディーゲットでした。


 14番パー5はフェアウェーからPWでピンの左にオンし、5mのバーディーパットは打てずにショートするパーに終わります。


 ここでラウンドは中止し、クラブハウスに戻りましたが、この判断は結果的に正解で、クラブハウスに着いてから激しい雷雨になっていました。
 強い雨は一時でしたが、雨自体は私が温泉に入って帰る頃にも降っていて、あの大きな雷鳴と豪雨の中、カートに乗って帰ることになっていたならば生きた心地はしなかったでしょう。


 17番のティーイングエリア横を抜ける際、止まっていたティーショット待ちのおじさんたちのカートが邪魔になり、同伴者が「すみません、帰るため横を通らせてください」と頼むと、「こいつらは何をしている」的な顔をしてカートを退けてくれましたが、それから2分もしないうちに激しい雷鳴と雨になったため、我々の行動が後から納得されただろうというものです。


 久しぶりのゴルフで、残り数ホールになれば、無理してでも最後までと頑張りたくなるのが人情ですが、雷レーダーを同伴者が持っていたことで、命を落とす危険があると3人で早目に判断して中止を決めれたことは、賢明な同伴者たちだったということです。


 それにしても、一気に天気が急変するのは、地球温暖化の影響なのでしょうか?