三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

腰痛に背中痛も出るラウンド


 昨日から「かんぽの宿 阿蘇」に宿泊していて、朝はそのまま阿蘇ハイランドへ向かいました。
 今日のスタートも8時5分でしたが、朝食が7時からということで、食べる暇がないかもと思い、フロントの方に「10分ほど早めに食べれませんか?」と尋ねたら、快く対応してくれました。


 6時50分にレストランに行き、普段はバイキングになるようですが、今日は泊り客が少ないようで個別の料理になっているとのことで、配膳される間にご飯・味噌汁・飲み物を各自で自由にお取りくださいと言われ、ご飯とみそ汁、それに牛乳を注いで席に持っていきました。

(朝ごはんとして、品数も多く、十分な量でした。ご飯が美味しく、お代わりしても食べれそうです。水は薬を飲むためのものです)

(泊まり客が少ないのは、広い駐車場に数台の車しかないことからも分かります)

(窓から見える阿蘇五岳は、今朝も雲の中に隠れていました)


 美味しいご飯をもっとお代わりしたいと思いましたが、ラウンドを控えているし、宿からゴルフ場までは10分から15分ほどかかるため、次に来た時にたくさん食べようとお代わりは諦めます。


 バタバタとチェックアウトし、7時半頃にゴルフ場に着きましたが、すでに「アプローチの達人」は来ていて、しばらくするともう1人の同伴者もやってきたので、午後から天気も崩れそうという予報もあり、早めにスタートすることになりました。


 今日は雨模様で、早朝組が2組ほど入っていて既にスタートしていて、我々のカートが先頭になっていましたが、結果的には3番辺りで4バッグの前組に追いついてしまい、その後は少し待ち待ちのラウンドになってしまいます。


 今日の同伴者は30歳代の男性で、申告スコアは100台ということでしたが、実際は70台のスコアで回っていて、それなりの上級者でした。
 話を聞くと、自己流で初めて3年目ということですが、センスの塊のようで、アプローチやパットにも非凡なものが見て取れます。


 ドライバーショットも飛距離が出て、3年ほどのゴルフ経験ではドライバーショットだけという人が多いのですが、アプローチも柔らかい打ち方で安定してピンに寄せていて、パットもバーディーパットこそ入りませんでしたが、パーを拾うパットはしっかり決めていて、前半は1ボギー・後半も1ボギー・1ダボの76で回っていました。


 野球経験者とのことで、グリップはベースボールグリップで、バックスイングも野球のような形になっていて、一番大きな特徴がかなりクラブフェースを閉じて構えていることです。
 いろんな人からフォームやフェースの向きなどを散々言われてきたようで、私が「アマチュアは結果だし、綺麗なフォームを目指してきちんと打てないくらいなら、少しくらい変わった打ち方でもコントロールできていればOK」と言ったら「そうですよね!」と嬉しそうに答え、最後に「今日は楽しかったです」と言ってくれました。


 若干、ヤンキー系の雰囲気で、当初は答え方が「ん!」というものでしたが、話をすることで徐々に態度が柔らかくなってきて、これまでの1人予約でいろいろ同伴者から迷惑を被っていたことが最初の方の態度の原因だったようです。
 30歳代で申告スコアが100台とあれば、相手の実力を見定めれないオジサンたちは、いろいろ余計なアドバイスをするもので、それらに辟易していたのでしょう。


 カートのナビにスコア入力をしていたのを見て、私が「そのレベルならスコアは記憶できるだろうから入力しなくてもいいんじゃ?」というと「使ったらいけないルールなどないから」と答えがあり、私が意図したことを誤解したようで、「自分のスコアはもとより、同伴者のスコアを覚えているような訓練もこれからは必要」というと、達人も「あなたのスコアは全て覚えていますよ」と言ってきたので、「自分のプレーだけでなく、他人のプレーを見て覚えていることは上級者としての最低条件」と私が言うと、やっと意図が分かったようです。


 この辺りは3年目ということで、まだ訓練が足りていないようで、もし今後に競技にでるようになればマーカーとして同伴者のスコアを記録する必要があり、いちいち「スコアはいくつでしたか?」などと聞くのは競技ゴルファーとしてスマートなことではないものですし、相手にも迷惑をかけるものです。


 自分のゴルフに戻ると、どうしても負けまいと振ってしまい、途中から左の背筋が痛くなってきます。
 これまでは右背筋でしたが、左側も痛めたようで、併せて腰痛も痛み出し、後半はやっとスイングする有様で、しばらく休養する必要がありそうです。


 実は痛み止めの薬に慣れようと、今日は朝食時に薬を飲んでいましたが、それでも後半は痛みが出始めていて、効き目の時間を上手く調整するようにしなければ、18ホールを良いコンディションでラウンドすることはできないようです。

(阿蘇ハイランドは、自分で指定されたカートにバッグを積み込むスタイルです)