三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

初めて行ったやまなみは途中でリタイヤ

 今日は1人予約が成立し、「阿蘇やまなみホテル&ゴルフ倶楽部」に行ってきました。背中痛が夜は寝返りを打つ際に目覚めるほどの痛みで、なかなか眠れずとうとう昨夜は1時ころから諦めてスマホゲームをしてしまいます。


 普通だったらラウンドはキャンセルするところですが、今日の「やまなみゴルフ」へはこれまで行ったことがなく、ここさえラウンドすれば県下の全ゴルフ場に行ったことになるため、行く機会もこれからはないだろうと考え、無理して出かけて行きました。


 グーグルマップで「やまなみゴルフ」までのルートを検索すると、阿蘇ハイランド前の国道57号線を示し、1時間40分と出たので多めに2時間と見積もり、8時30分スタートから逆算して1時間前に到着と仮定して自宅を5時半出発にしました。


 しかし早朝の国道は思ったよりガラガラで、阿蘇ハイランドを1時間弱で通過したため、早すぎると思い、途中の阿蘇の道の駅に寄ってみました。
 この道の駅は、珍しく「車中泊歓迎」の道の駅で、駐車場には県外ナンバーの車が何台も停まっています。

(左から佐賀・練馬・大分のナンバーでした)


 トイレに行くと、顔を洗いに来た人など、見るからに車中泊だと分かる人もいて、自分も昨日のハイランドでのラウンド後にここで車中泊していればよかったと思いました。


 道の駅から「やまなみゴルフ」までは30分もあれば着くだろうと見込み、7時に道の駅を出発して、阿蘇外輪山の内側を上る急斜面の「滝室坂」を通ってゴルフ場へ向かいます。

(なだらかな道が続く国道57号線が、この後一気に急な上りに変わります)

(急斜面をトラックを先頭にノロノロと上がって行きます)


 急な上り坂を上り切ると道路は外輪山の外側になる高原にでるため緩やかなものに変わり、10分もしないうちにゴルフ場がある産山村へ左折する交差点になります。

 なんとなく北海道のような景色の中に、ホテルのガラス張りタワーが見えてきます。

(遠目では気付きませんが、近寄ると建物はかなり年季が入っています)

 失礼な書き方ですが、こんな片田舎にこんな施設を作って果たしてやっていけるのだろうかと余計な心配をしてしまいます。
 熊本市から1時間40分、大分市からも同様な距離で、周辺には阿蘇市と大分県の竹田市くらいしか街はなく、熊本からだったら阿蘇に安価で立派なゴルフ場がいくつもあるため、わざわざここまで足を延ばす必要などないのです。


 ホテル内は豪華できれいでしたが、泊り客も数組いるようで、早朝からカップルでの2サムがスタートする光景はありましたが、いかんせん平日といっても客が数えるほどしかいません。


 私の今日のプランは「2人目まで半額」なので2,900円に食事つきという破格なものでしたが、2人目と3人目に入ってきた2人は募集期間後だったので通常料金になりますが、それでも5,800円に食事付きで2人とも「安い!」と言っていました。

(定食類がプレー代に200円足すと注文できます。人気No,1はステーキだそうですが、我々は全員、このウナギ定食にしました。ホットコーヒーは飲み放題です)

(うなぎ定食200円とあります。ラウンドして昼ご飯を食べても3,100円でした)


 今日の日記はゴルフ以外のものでほぼ終わりかけますが、ラウンド自体は背中痛のため途中でリタイヤしてしまいます。
 スタート前に同伴者に「途中で止めるかも」とは言っていたものの、まさか止めるとは思っていなかったようで「私は半額プランなのでハーフ回れば元は取ります」と言って、12番以降はカートの運転手になりました。


 ただ次回のラウンドのために、グリーンには上って見ていて、一言で難しいコースだなというのが正直な感想です。
 距離もたっぷりあるし、ティーショットの落ち場所が見えないホールが多く、コースを知らなければ大丈夫かなと不安になるものです。


 7番パー5など561yの左ドックのロングでしたが、前組のカートが離れたのを確認してセカンドを打ちましたが、3打目地点に行ってみるとそれまで平坦なフェアウェーが急激に下っていて、どうやら前組に打ち込んでしまったようです。
 前組は若そうな男女でしたが、男性がこちらを睨んでいて、同じく打ち込んだ同伴者が大声で謝っていたので、私は帽子を取っただけでした。


 次の8番ティーがグリーンの先で、そこからの男性の視線が気になり、ここは全員がダボを打ってしまったのはある意味ご愛敬というものです。
 次からはティーショットにも気を付けるようになり、「一度打ち込んだから次打ち込むと言い訳にならない」と皆で話していました。


 前組の2サムが遅かったのは、その前にかなり早くスタートしたはずの4バッグがいたためで、折り返しでは前組がいなくなり、4バッグの後ろに付きましたが、その遅さに驚きます。


 見ていると、前組はカートが人の前に進み、後ろから1~2人が歩いていくため、なんのためにカート乗り入れ可能かという利点が全く生かされません。
 一度など、後方の飛球線上にカートが止まり、危なそうだと同伴者と見ていましたが、案の定、チョロった球がカートを直撃していて、乗っていた人が驚いたような仕草を見せていました。


 やっと最終前の8番パー3で、自分たちのショット後に「先に打ってください」と声がかかり、グリーン近くで聞いていると「自分たちは下手なので」と言っていましたが、だったらもっと早くパスさせろと言いたくなるものです。
 ただどうせ私はプレーを終えていたので、同伴者の2人がイラつく羽目になったのですが、それまで全く後方を気にする素振りがなかったのに先を譲ることになったのは、そのパー3で私がグリーンに下りずに、ティー横に居て彼らのショットを見ていたためだと思います。


 終わってから食事をし、お風呂は入れるか尋ねたら入れるとのことで、誰もいない大きな風呂場に自分で電気を点け、ゆっくり入りました。
 ちょうどラウンドせずに運転手をしていたため、身体が冷えていたため、風呂は気持ち良いものでした。
 ただ「温泉」と表記されていたものの、私には温泉とは思えない普通の沸かし湯に思えたのはどうなのでしょう?