三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

人の振り見て我が振り直せ

 今日の午前中は熊本地方は大雨予報で、阿蘇ハイランドの1人予約は誰も入らず、流れていましたが、私的には昨日のラウンドで右背中に痛みが出て、ラウンドが流れたのは幸いに思っていました。
 坐骨神経痛は左腰ですが、それを庇って昨日はスイングしたためか右の背中に張りが出ていて、その張りが痛みに変わっています。


 そのため、明日金曜日のくまもと城南CCの1人予約もキャンセルしてしまいます。城南は月金がセルフデーで、料金が半額近くになるため人気が高いゴルフ場です。
 私が1人目に入っていましたがすぐに4人目まで埋まっていて、明日の天気は晴れの予報のため、私が抜けた後にはすぐに新たな4人目が入ったことでしょう。


 さて、先日のラウンドでの話題です。


 同伴者にはグランドシニアのシングルさんがいました。この方は積極的に対外競技にも参加されるような上級者で、気軽に私にも声をかけてくれるような面倒見がよい方ですが、最近になっていくつか問題行動をされるようになり、その日のラウンド時にあった例をいくつかを上げてみます。


     

(この画像は内容とは無関係ですが、プレーヤーの後方に陣取る「あるある」の迷惑行為です)


 この方の問題になる行動は、
 ① ティーイングエリアに入り、打者の近くに立つこと
 ② セカンド地点などでプレーする者より前方を歩いて移動すること
 ③ パットの延長線上に立つこと・ラインを踏むこと


 などでしたが、私が思うに、ご本人にはその自覚がない様子なのが困ったことです。一言注意すればよいのですが、メンバーの中では重鎮であり、なかなか面と向かって注意できるものではありません。


 ①では、4番ティーで私がオナーで右のティーマーク近くにティーアップした際に、そのティーマークの外すぐ1mほどに立たれ、気になりながらもプレーして結果的に左へのミスショットになりました。
 そのため、その後はティーアップは中央でするようにし、ティーショットしようとする際にティーエリア内にいる時は、わざと下がって素振りをするふりをして冗談気味に「当ててますよ!」と注意していました。


 また、ご本人が5番グリーンで最後のパットを打ったのを隣接する6番ティー近くで見届け、すぐにティーに上がって打ったこともあり、これも邪魔が入らないうちにと思っての対策でした。


 ②の前方に移動することもずっと気になっていましたが、後方のプレーヤーを気にすればまだしも、全く見ずにトボトボと歩いていくことが多く、「打ちますよ」と何度か声を掛けました。


 前方に移動する際は、コースの左脇をプレーヤーのショットに影響がないように気にしながら移動するのであれば問題ないと思っていますが、この方はフェアウェー内を歩いて行くため飛球線内には入っていなくても、ミスショットすれば危ないのにと気になっていたのです。


 9番のセカンド後に他の2人とカートに乗った際に、9番ティーで近くに立たれた話題を出したら、一気に2人から不満が噴出しました。


 ちょうど②のケースで1人が木の後ろからセカンドで木を避けてスライスを打とうとしたら、左前方を歩いて行っていたため狙えず、結果的に木に当てるというミスをしたと怒っていて、ショットの邪魔になる様な位置にいることに2人が危ないと不満を持っていたのです。


 パットのラインを踏むこともあり、9番グリーンではセカンドを木に当てた〇〇さんが「私のラインを踏まないでください!」とキレ気味にお願いしていました。
 その時は、「踏んだ? ごめんごめん」と謝っていましたが、その後に私に向けて小声で「〇〇は神経質だ」と言ってきたのです。


 ③のライン上に立つ行為も打つ直前になると移動されますが、アドレスに入るまで立っているので気になるものです。


 以前、別の方が本人のパットのライン上に立っていたとき、なぜか私に向けて「注意して!」といった事があり、なぜ私が?と思いましたが言われた通り「△△さん、ライン上ですよ!」と注意したことがありました。
 つまり、本人が同じことをされたら気になるのに、本人は他の同伴者に対して同じ迷惑行為を無意識にやってしまうことが不思議といえば不思議です。


 打順を間違えられたことも私を含め2回ほどありましたが、こちらが後から打つ場合はティー近くから離れられるので①の迷惑行為はないもので、私は気にしないようにしました。


 ②の原因は飛距離が出ない方なので常にセカンドオナーになり、他の同伴者がプレーする際に自分のプレーを終えて横を歩いて抜いていくもので、いったん立ち止まるかカートに乗って待てばよいのに、同伴者のプレーを気にする風もなく歩いていく様子が見え、確かに同伴者のミスショットの原因になったこともあるように思えました。


 もちろん、それ以外では見習うことの多いゴルファーで、常に砂袋を携行してショットの待ち時間がある際は目土をディボット跡に埋めて回るほどで、とにかくコースへの愛が半端ない方なのです。


 カート道路からコースに入る辺りが荒れていると「赤星四郎(※設計者)が泣いている」と言っていて、「こんな立派なコースを今後は作れないのにもっと大事にしなきゃ」とよく言っています。
 レストランからの風景もいつも絶賛していて、「こんなコースはほかにないぞ!」と言われたことも一度や二度ではないものです。


 私も歳をとってきたので周囲のことに気が回らないことも多くなっていますが、この方が以前からこうした動きをされていたのではなく、こうした迷惑行動は加齢の影響が大きいのではと思っています。


 よく公共の場で、よそ見しながらやってくる年配者と接触しそうになったり、スーパーなどでカートを通路に止めて他の通行を邪魔するお年寄りを見かけます。
 後続車を気にせず、ノロノロ運転する車はまずお年寄りがドライバーです。


 年齢を重ねると動作が鈍くなりますが、それに合わせて脳の動きも鈍くなるもので、判断力が鈍り、自分ではそのつもりでなくても、結果的に周囲に迷惑をかけてしまうのは当然に起こりえることです。


 「人の振り見て我が振り直せ」というように、良いところは積極的に真似をし、問題あるところは自分も気を付けるよう常に心掛けなければと思いました。