三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

強風下の理事長杯予選


 今日はホームコースの「あつまる阿蘇赤水GC」の三大競技の2戦目になる「理事長杯」に参加するため、朝から出かけて行きました。

 今日のスタートは8時7分ですが、予選は27ホールの戦いになり、上位12人が来週の決勝に進みます。
 理事長杯は、ネットの54Hストロークプレーになり、今日の予選のスコアも来週のスコアに加算されます。


 赤水の三大競技のうち3月にある「社長杯」は、予選が18Hのストローク戦(ネット)で通過8人を選出し、その後はマッチプレーになるため予選のスコアは関係ないことになりますが、理事長杯は予選も含めた54Hのストローク戦なので、たとえ通過しても来週の決勝で優勝する望みがないスコアでは、単に参加するだけになってしまいます。


 今日はネットによる戦いですが、それぞれのオフィシャルハンディを調整したHDCPを使うことになり、私的には不思議なルールだと思っていますが、一般(59歳以下)は「マイナス2.3」、私のようなシニア(60~69歳)は「プラス1.5」、グランドシニア(70歳以上)は「プラス2.7」、女性は「プラス5.2」に調整されます。


 つまり59歳以下は、例えばHDCP10であっても7.7にされてしまい、これがシニアだとHDCP10は11.5に、グランドシニアだと12.7に調整されるのです。
 私は楽になるので文句を言う筋合いはないのですが、さすがに一般はそのままのHDCPで良いのではと思っています。


 この調整のおかげで、オフィシャルハンディーは6.6と参加者の中で一番少なかった私が、調整されることで8.1と3番目のハンディになっていて、少しは楽になったとはいえ、もともとのオフィシャルハンディーが少なすぎるのです。


 昨年からこのルールを取り入れた(昨年は腰痛で不参加)もので、一般での参加者には不評で、なんとなく年寄りへの配慮のように感じてしまいます。
 2年前まではオフィシャルハンディーを使ったネット戦で、女性だけレッドティーで男性は何歳であっても青ティーでしたが、参加者を増やすためという目論見で長年のルールを変えてしまい、「とりあえず今年はこれで」という意見に押し切られてしまっています。


 今日は、私が20年前に赤水に入会した際にバリバリの「シングル」さんだったシニアの方、私と同年齢の方、そして紅一点の女性が同組でした。

(赤枠の4人が同組でした。4人中3人が予選通過を果たしています。1位は上から3番目の109.1の若手です)


 この女性は「社長杯」「理事長杯」でそれぞれ複数回の優勝経験者ですが、今回のルール改定で、同じ競技ティーからプレーさせられることになり、さすがに女性にはいくらHDCPを加算したとしても、この距離は酷だと感じました。
 なおかつ、今日は朝方は雨で、その後は台風のような強風が吹き荒れ、アゲインストのホールでは男性の私でも距離が長いと思っているのに、女性では飛距離が出る方とはいっても、せいぜい200y飛ぶか飛ばない程度の飛距離では、勝負にはならないものです。
 残念ながら予選落ちされましたが、見ていて可哀想なほどでした。


 反対に同年齢の方は、調整ハンディーが16.8もあり、そのハンディーを生かして予選通過されていて、この数字のハンディがあれば80台のグロススコアで楽勝かもしれません。


 私の優勝者予想は、同伴者の元シングルさんで、強烈なアゲインストだった16番パー3でナイスショット気味の1打目が左からの風に大きく持っていかれ、グリーン右の傾斜で跳ねてOBになってしまい、打ち直しは左でそこからバンカーインなどして+5打の「8」という大叩きをされたのが響いています。
 19ホール目の1番パー4でも、風に曲げられたティーショットが木の根っこに止まり、そこからセカンドをOBにして、ここでも+4打の「8」を叩いていて、タラレバですが、この2つの大叩きがボギーだったら、断トツの首位だったはずです。


 見ているとショートゲームが「昔取った杵柄」でとてもお上手で、ショットも当たると飛んでいたし、HDCP1の難ホールである6番パー4では見事4mに2オンして1パットのバーディーとされていて、たまたま不運だった大叩きのホールを無難に通過していればというものです。


 調整ハンディーも11.8と多く、元シングルでインタークラブ代表経験もあり、きっと決勝では修正してそれなりのスコアメークをされそうです。


 私は、スコアより悪い内容で、よくこのスコアで終われたなと思うほどです。スタートホールでは右にOBかと暫定球を打ちましたが、ギリギリ残っていて、ここは3オンして9mほどのパーパットが入るというミラクルパーでした。


 2番パー4でも暫定球を打っていて、6番では1回目は右のOBギリギリ、2回目は左OBギリギリと綱渡りでした。
 9番でもセカンドを右OB近くに打って暫定球を打っているし、今日は3~5mのパットを良く決めていたため、このスコアで収まったものです。


 この日記を書いていたら、スマホにショートメールが入り、誰か?と思ったらなんと北海道の滝川市民ゴルフ場の元専務からでした。
 先に書いた「北海道を思い出す」を読まれてメールをくれたようです。


 元専務は、消防署退職後に市民ゴルフ場の実質的なトップを務めていた方で、私とは市民ゴルフ場のシニア選手権の予選で同組になったことがきっかけで話をすることになり、同学年ということもあり、その後も親しくさせてもらっていました。
 ゴルフもお上手で、予選の1番ホールでバーディーを獲られたという私の中でインパクト大の登場の仕方でした。


 元専務はホームコースの新奈井江CCでホールインワンを初めて達成されたとのことで、経験のない私にとって羨ましい限りです。
 おめでとうございます!


 また市民ゴルフ場の初代シニアチャンピオンは鹿児島出身の方で、私が熊本から来たというと同じ九州からという好で、いろいろ話しかけてくれ、元専務同様に親しくさせてもらっていました。
 第4回大会でもチャンピオンになられたと元専務のメールにあり、北海道の最後のラウンドでチャンピオンとゴルフ5美唄コースで一緒にラウンドしたことを思い出しました。


 新型コロナの影響で、今年も渡道はできませんが、いつか落ち着いたときはまた滝川に行ってみたいと思う気持ちがますます強くなりました。


 それぞれご活躍のようで、お互い健康に留意し、いつかまた一緒にラウンドできたらと思っています。