三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

プロとレッスン生のラウンド

 今日は1人予約で阿蘇ハイランドに行ってきました。今日は土曜日にレッスンを受けている鋤田プロとレッスン生2人も一緒ですが、当初は雨の予報でキャンセルするか微妙だったものの、プロから「少雨決行」と連絡があっていました。


 幸い、予報は昨日の時点で曇りに変わり、実際のラウンド中には晴れ間も見えるような絶好のラウンド日和にはなりましたが、なんとなく余所行きのゴルフをしてしまい、ミスが多発してスコアは纏まりませんでした。

(指導者を目指すレッスン生は、一番早く到着していてパット練習をしていましたが、トミーさんのようにショット練習もした方が良いのにと思いました)


 今日はプロから、レッスン生1人の「昇級試験」と聞いていて、もう1人のレッスン生である「トミーさん」とスタート前に話し合い、試験の邪魔をしないように心がけるラウンドになりました。


 「昇級試験」を受けるレッスン生は、指導者を目指している人ですが、ラウンド途中ではプロからかなり怒られながらのラウンドになり、最初は反発の言葉も出ていたものの、だんだんと内に籠るようになり、「負のスパイラル」に陥ってしまうのが手に取るように分かります。


 「立つ位置」や「所作」などにも厳しい注意が飛んでいて、ゴルフのスコア以外でメンタルをやられてしまい、目標スコアの79には遠く及ばないものでしたが、「プロ」を目指すのは大変なことだと実感しました。


 ただその彼を昨年と比べてみると、ショット自体はかなりレベルが上がっているのが見て取れますが、それを生かせない場面が多く、勿体ないなと思ってしまいます。
 プロからも「何を考えてショットに臨んだ?」など質問されていたのは、コースマネジメントが甘く、簡単にスコアロスをしてしまっていたためで、我々のようなアマチュアでは許されてもプロのレベルでは許されないものです。


 プロでも時々ミスは出ていますが、そんな時でもできるだけスコアロスを最小にするようなゴルフを展開していて、チャンスでは正確なパットで前半だけでも3バーディーを獲っていましたが、そんなプロと比較するとゴルフの内容が我々のように「甘い」というものです。


 ゴルフに「完璧」はありませんが、正確なショットを放つプロはバーディーチャンスを多く作れ、反対に正確さに欠ける我々のゴルフはパーセーブがやっとというもので、「ゴルフの質」そのものが大きく違うというものです。


 ただ、その正確さも毎日千球のショット練習から生まれるもので、そうした努力を普段から怠らないから実際のラウンドでも正確に打てるもので、一朝一夕ではない努力の積み重ねが基本にあるのであり、上手くなりたいのであれば努力を怠らないという姿勢が大事だということです。


 「プロだから上手いのは当たり前」ではなく、プロは我々の何倍も努力しているから結果的に上手さを維持しているのであり、そのノウハウをレッスンでは惜しげもなく伝授してくれているもので、それに応えきれていない自分がいるだけです。


 プロだからアマだからではなく、「上手くなりたい」という目標があるのであれば、普段の努力を怠らず地道な練習を続けることが大事だということです。


 今日は「プロフェッショナル」という意味と、それを維持するための普段の努力など、「昇級試験」を見ながら改めて考えさせられるラウンドになりました。

(ハイランドのグリーンは、エッジ部分の芝の張替え作業が進行中で、グリーンとの境に切れ目があり、何度かパターでの寄せを失敗しています)