三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ゴルフの神様

 今日の熊本地方は朝から雨で、阿蘇ハイランドの1人予約は1人目の常連さんがキャンセルされ、休養が必要な私には願ったり叶ったりの中止になっています。
 明日は、阿蘇ハイランドの1人予約が成立しているので、無理しない程度にラウンドをする予定です。


 さて、やや古い話題ですが、GW中の阿蘇ハイランドでの出来事です。この日はレッスン生仲間のトミーさんと延岡から単身赴任中という30歳代の方との3バッグでのラウンドになっています。


 そのラウンド日記にも書きましたが、トミーさんは前半は好調で8番まで5番の3パットボギーだけの1オーバーでラウンドしていました。
 30歳代の方は、一見すると上手そうな格好をしていましたが、所詮アベレージゴルファーのレベルかなと私は見ていました。


 その方のラウンドを振り返ると、1番ではセカンドをフェアウェーからトップしてボギーとし、2番パー4でもティーショットを大きく左に引っ掛け、ここは幸いネットに助けられていました。
 ここのセカンドがピンに絡み、バーディーとなったのですが、続く3番パー4ではドライバーショットが右に曲がり、危うくOBとなるところでした。


 ここもどうにかボギーとされましたが、4番パー3で1打目を左凹みに落とし、アプローチはショートして凹みの中、そこから右にオーバーし、パターで寄せてのダボになってしまいます。


 5番で小さな事件が起きました。その方の3打目は奥のピンに対して右手前のラフにショートし、パターで打たれましたが、大きく左に切れ、パーパットはカップ右に切れてのボギーになったのですが、本人は「パーです」と申告されたのです。


 トミーさんは3オンしていましたが、下りを3パットしてしまい同スコアだったものの、その前の4番をパーとしていたため打順はトミーさんが先のはずでした。


 6番でトミーさんに「同じボギーだから先じゃ?」と言うと、すでにティーアップして打つ気満々な同伴者の様子を見たトミーさんが「いいです、本人は気分がよさそうだから」と謙虚に答えました。(この辺りもトミーさんが愛されキャラの理由です)

     

 すると、30歳代の方のティーショットは「あれっ!」という声が出て、私にはどこに飛んだのか見失ってしまいます。
 その後、フェアウェーウッドを持ってティーに上ったので、OBで打ち直しするのかと思っていたら、なんとティーマークの左2m先のラフに球があり、チョロったのが分かりました。


 私は内心で「過少申告して先に打つマナー違反をしたため、ゴルフの神様からお仕置きされた」と思ってしまいます。


 ゴルフというスポーツは、ある意味、不公平な作りになっています。同じ球技の卓球・バスケットボール・バレーボールまた球技ではないもののバドミントンなどは、必ず試合中はセットごとにコートチェンジを行い、場所による不利・有利がないように配慮されています。
 テニスに至っては奇数ゲームの終了ごとにコートチェンジを行うもので、他のゲームに比べ、よりお互いの条件を合わせる考えの下に試合が行われます。


 ゴルフのように屋外競技であるサッカーやラグビーでも、前後半でゴールを変え、風上・風下の条件をできるだけなくすようになされています。


 しかし、ゴルフの試合ではスタート時間によって天候も気温も違い、場合によっては雨風の影響が大きく違うことになり、それはスコアに直結するものですが、それがゴルフであり、文句を言っても仕方ないところです。


 フェアウェーに打っても、運が悪いとディボット跡にすっぽりハマることもあり、要は運不運もゴルフを構成する要因の一つだということで、だからこそそれを知っているゴルファーは「ゴルフの神様」に好かれようと、コースを大事に使うように心がけるものです。


 マナーを守るのは同伴者への配慮の面もありますが、ピンチの時に「ゴルフの神様」に助けてもらうことも期待に入っていて、OB必至の球が木に当たってフェアウェーに戻ってくるなどは「ゴルフの神様」による気まぐれの結果だというものです。


 今回の場合は、単なる勘違いから起こったマナー違反でしたが、きっちりゴルフの神様にお仕置きされたように私には思えました。