気力が萎えるとスコアは崩れる
今日は1人予約が成立し、阿蘇ハイランドへ早朝から出かけて行きました。今日のスタートは8時5分でしたが、3人目が入って来ず「アプローチの達人」との2サムだったので、スタート時間が早まると思っていたら、案の定、パット練習を始めた頃に達人がカートを先頭に回してきます。
結局、7時30分前に先頭でのスタートになり、前半を1時間5分、後半も1時間10分足らずほどでラウンドし、終わってクラブハウスに戻ったのは9時45分でした。
お風呂は11時からしか入れず、達人は入らずに帰られますが、私は温泉に浸かってリハビリするため1時間ほどパター練習をして待ちました。
今日のラウンドは、同じような場所から達人が寄せ1を取るのに私は取れず、アプローチやパットの距離感の違いを思い知らされ、徐々に気力を奪われる展開でした。
1番パー4は私がドライバーショットを左に曲げて林の中で、ここはボギーにしましたが、手前から寄せ1を取った達人に取られたのは仕方ないと諦めも付くものでした。
2番パー4は残り125yを9鉄で奥にオーバーし、達人は手前にショートしてアプローチを寄せて寄せ1を取ったのに対し、私は奥からのアプローチが止まらず、返しの3mのパーパットも左に外すボギーになり、なぜいつも奥に打ってしまうのかと我ながら毎回のミスに腐ってしまいます。
3番パー4は30y後ろの達人のショットは左奥のカラーまで転がり、私の9鉄のセカンドも同じように止まらず、達人の近くにオンでした。
達人はカラーからパターで下りのスライスラインを手前で切れて転がり、私はそれを見て打てずに1mのスライスラインを残し、達人が2m弱を入れた後のパーパットはしっかり打てずにカップ右に外してしまいます。
4番パー3は私が7鉄で手前にショートし、達人も同じくショートでした。私のアプローチは奥2m弱に対し、達人は手前に寄せて1パットのパーで、私も下りをどうにか沈めてパーゲットでしたが、アプローチの距離感の正確さの違いを見せつけられます。
5番パー5は、私は段下に3オンし、達人は3打目をグリーン左からのアプローチを珍しく寄せ切れずのパーにし、私はどうにか2パットのパーでした。
6番パー4は2人ともにセカンドを右手前にショートし、私のアプローチはピン奥にオーバーし、達人は手前に寄せて簡単に1パットし、私は下りのフックラインをどうにか沈めるものでしたが、ここでもアプローチの巧拙がはっきり出ていて、私は外してもおかしくないパットになっています。
7番パー4はフェアウェーから達人は左カラーに、私は左奥にオンし、達人は絶妙な距離感でパターで寄せて寄せ1にし、私のバーディーパットは決まらずパーになりました。
8番パー3は私も達人もショートし、達人は手前に乗せて簡単に寄せ1を取り、私は左に乗せてしまい、1m強の下りをどうにか沈めるヒヤヒヤのパーでした。
9番パー5は達人は左手前から左奥に寄せ1でしたが、私は左奥からのバーディーパットが70センチほどオーバーし、この返しを引っ掛けて外すボギーにしてしまいます。
前半は、4ボギーのスコア40で16パットでしたが、達人は危なげないパープレーをしていて、バーディーホールの5番パー5を取れなかったことが計算外のようでした。
10番パー4は私も達人も右手前に外し、私のアプローチはエッジに食われて5mが残り、達人は簡単に寄せて1パットのパーでしたが、パーパットを打てずにショートし、また短いパットを左に外してしまい、ここでメンタルがやられてしまいます。
11番パー3は達人も私も奥に外し、達人はパターで上手く寄せてパーに対し、私のアプローチは止まらず、パーパットも外してしまいますが、どちらに外したか記憶にないもので、気力が萎えてしまっています。
12番パー4は私がバンカー、達人は左手前にショートし、達人は絶妙な距離感で右中央のカップ横に止めてパーに対し、私のバンカーショットは3mほどが残り、このパットは右を抜けてしまいます。
13番パー4は私が右にティーショットを打ち、セカンドも当たらずに手前でしたが、珍しく達人が右に打って外し、私のアプローチが右に切れて3mが残ったのに対し、達人はカップを右からオーバーして4mが残りましたが、絶妙なタッチでパーパットを入れ、私はこれもどうだったか記憶に残らないパットで外すボギーでした。
普段だとボギーでも良しと我慢できますが、こう達人が寄せ1を続けると、精神的にジャブを打たれ続けるようなもので、だんだんとメンタルをやられてしまいます。
14番パー5は達人が左に外し、私は奥から8mのバーディーパットでしたが入らず、ここも達人が簡単に寄せてパーゲットでした。
ここまで達人はボギーがなく、順調にパーを重ねて来ています。
15番パー4で初めて達人に連続ミスが生まれます。ここは私のドライバーショットがしっかり当たらず、先に9鉄でグリーンオンしましたが、それを見てプレッシャーがかかったのか達人がセカンドをダフリ、3打目もショートして4オン2パットのダボを打ってしまいます。
これまでほとんどが私が先に打って外し、達人が寄せるという内容でしたが、初めてその図式が崩れ、私が先に打ってパーオンしたことで、なにかしらのプレッシャーが達人にかかったのかもしれません。
16番パー4は2人ともセカンドが止まらず左奥のラフで、右奥のピンにそれぞれ寄せ切れず、ボギーになりました。
17番パー3は8鉄でしっかり打とうと思ったのに抑えてしまい、手前にショートし、アプローチでシャンクが出てしまいます。
左へのカップへの9mのパーパットは打ちすぎ、返しも外すダボになりましたが、この辺りではガックリ感が大きいのです。
達人は1オンして2パットのパーでした。
18番パー5はドライバーショットはフェアウェーで、7Wで2オンを狙いましたがわずかに足らずに戻ってしまいます。
58度のアプローチはしっかり打てず、エッジから52度でのアプローチはカップ横を抜け、返しの1mも外すボギーでした。
達人は、手前から寄せて楽々パーでしたが、達人の4打目は私の3打目より遠く、アプローチの精度の違いに自分の下手さ加減を思い知らされ、がっかりです。
後半は、5ボギー・2ダボのスコア45で20パットでした。通算はスコア85で36パットです。
ゴルフはメンタルな部分が大きく、簡単にパーを取られ、自分は取れない展開が続くと、気持ちが沈んでしまい、上手く行くところも失敗してしまいます。
前半は、そこまでなかったのですが、9番で短いパーパットを外し10番でダボを叩いて、なにか気持ちが切れてしまったようです。
それでも諦めずに頑張ったのですが、何か空回りしているようで、やることなすことが裏目に出てしまいます。
メンタルの弱さを思い知らされたラウンドになりました。
(終わって1時間ほどパター練習をしましたが、2mほどの距離が2回に1回以下しか入らず、ショートパットの精度が悪いことが実感します)