三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

達人は強かった

 今日も昨日に引き続き、阿蘇ハイランドで「アプローチの達人」と2サムでラウンドしました。
 昨日は「勝手にマッチプレー」のことを達人には話しませんでしたが、今日は日曜日のマッチの練習をしているとスタート前に話し、達人もその気でプレーすることになりました。


 しかし、飛距離の差を生かして先にパーオンしてプレッシャーを掛けなければならないのに、一緒にセカンドを外し、そうなると達人のショートゲーム力が格段に上で、連続してホールを取られ、前半でほぼ決まってしまいます。


 以前に「指宿のチャンピオン」と北海道での闘いで、同様にパーオンを失敗し、相手の土俵で戦って負けていたことを思い出しましたが、チャンピオンも達人もショートゲームがそれぞれ格段に上手で、飛距離不足をカバーしてあり余るものがあります。


 チャンピオンとは、前半はやられっぱなしでしたが、後半になりとにかく先にグリーンオンさせると相手も寄せなければというプレッシャーがかかりミスを誘発することが分かり、とりあえずパーオンをさせる作戦にしたら勝率が上がってきたことを思い出しました。


 ただ達人は疑似マッチでもいつも通りに気楽なプレーをされるため、プレッシャーでミスが出ることはなく、手前から寄せて2m内はほぼ1パットというゴルフを展開されました。


 結局、アップドーミーの14番パー5でパーセーブした達人がアップになり、マッチプレーは5&4でボロ負けでした。


 内容を反省すると、ほとんどのホールでフロントティーから打つ達人をオーバードライブしていて、いくつかのホールでしか達人はパーオンできていません。
 私は何度もフェアウェーの絶好な場所からパーオンを逃していて、たとえパーオンしてもピンと反対側などアプローチに自信がある達人にプレッシャーをかけられませんでした。


 つまり敗因は、セカンドのアイアンショットの精度だということで、グリーンを外してしまえば達人と同じ土俵で戦うことになり、それは一気に不利になるのです。
 ホールによってはPWとウッドという差もあり、もし反対の立場だったら無理だと思うはずですが、セカンド後は立場が逆転していて、アプローチを寄せる達人に対してアプローチを寄せ切れない私という図式になり、スコアでは負けてしまっているのです。


 結局、距離のアドバンテージを生かせないのは、セカンド以降のショットの精度の差であり、達人はいつもそんなゴルフなので、毎回同じような場所から同じようなことを繰り返しているだけで、反対に私はグリーン周囲に満遍なく外していて、これじゃ勝てないよなと我ながら思っています。


 つまり達人は距離が出ない分、同じような位置から打てるためコースを熟知できるわけで、私のように前後左右からのプレーだと、曲がりや速さが常に違うことになり、その調整に苦労するものです。


 達人の強さは、同じことを繰り返してできることで、本人の談によると「毎回、同じことでつまらない」と言っているのは、同じホールでほぼ毎回同じような方向から同じようなショットを放っていることの証明だといえ、さすがにピン位置が変わるため、バーディーパットはなかなか入らないものの、寄せ1パットは間違いなく沈めるものです。


 疑似マッチをやっていて、勝てる雰囲気はなく、パーセーブしてやっと分けになるほどで、パーを逃すと即ダウンになるのは、疑似だと言ってもかなり辛いものでした。
 ときどき達人がボギーにしてチャンスになるはずの場面で、凡ミスで付き合ってボギーにしてしまうのも疲れる原因で、今日はどうしようもない戦いになりました。


 ただ日曜日の相手は、達人ほどお上手ではなく、マッチ独特の緊張感もあり、リズムさえ掴めれれば、まだどうにかなると思っています。


 明日から身内の入院のため、明日・明後日の1人予約はキャンセルすることになりました。先週の火曜日から連チャン(土曜はレッスン)だったため、休養して気分をリフレッシュして日曜日のマッチに臨みたいと思っています。