三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ショートパットは気持ちの持ちようで打てるかも

 今日は1人予約で朝から阿蘇ハイランドに行ってきました。


 今日から3月に入りなんとなくイメージは春ですが、朝の阿蘇地方は雲が低く垂れこめ、気温も一桁と寒く、スタート時間の2時間前に到着してパット練習をしていましたが、途中から冷たい風が吹き始めたのでウインドブレーカーを着込むほどでした。


 昨日の日記で自分のパットの癖を認識し、今日はパット練習で少しでも癖を修正しようと思っていて、ほぼ2m前後の距離だけを集中的に練習しました。


 私がショートパットで心がけようと思っていることは、スタンス・フェースの向き・グリッププレッシャー・バックスイング・フォローなどですが、練習で良さげと思っても、実際のラウンド中は頭からチェックポイントが抜け落ち、普段のように打ってしまい、打ち終わってから反省するというチグハグさで、いかにグリーン上で舞い上がってしまうのかがよく分かります。


 練習では、① スタンス=両足揃えて左足がやや前、② フェースの向き=狙う方向へ、
③ グリッププレッシャー=緩々で持つ、④ バックスイング=右足前まで真っすぐ、⑤ フォロー=目標方向にヘッドを向ける 等をチェックポイントにしました。


 しかしラウンドになると、スタンスは「揃えて」までは合っても右足を前に出したりしていて、何か違和感を感じながらプレー後に足の位置関係が違うことを気づいたり、知らず知らずのうちにグリッププレッシャーを強くしていたりと、まったく練習でチェックしていたことが自分のプレーに落とし込んでいないことを痛感してしまいます。


 グリッププレッシャーを緩々にするために、練習ではクローグリップも試していて、ラウンドでは1mのパットはクローグリップにしようと思っていましたが、2番で60センチを外してから直ぐに止めてしまいました。


 今日の同伴者は、前回ご一緒した際にパープレーした1人予約常連さんと、こちらも顔見知りで昨年から競技に参加するようになったという50歳代の方の3バッグでした。
 1番パー4で私1人だけパーオン2パットのパースタートでしたが、2番パー4の60センチに寄せたパーパットを外すと、同伴者が「えっえ~!」と驚いてしまいます。
 3番でも同様に1mを外し、「ショートパットが打てないのです」と悩みを吐露しました。


 前半の常連さんは2mほどのパットを簡単に決めていましたが、私はその半分の距離を右に左に外していて、特に事前にこうしようと思っていた「打ってお終い」のパットを打っても、クローグリップで打っても1mだと全く入る気がしませんでした。


 結局、前半はスコア44の20パットというものでした。
 2番・3番・7番の1m内のパーパットを外したことでリズムも悪くなり、ショットも曲がり始めましたが、最後の決めたいパットを外すと次のホールのティーショットも上手く行かないことが多く、ミスが尾を引いてしまいます。


 これまでは1m内にファーストパットを寄せればOKという考えでしたが、1mが決まらないためもっと寄せようと思って9番のように8mのファーストパットが強めになるという悪循環も起きてしまいます。


 後半は、10番パー4で右のカラーからパターで上手く30センチに寄せるパットが打てて、気分よく向かった11番パー3でエッジから6mをパターで1mショートし、このパーパットを外してから無意識に口に出た「バーディーパットだったら打てるのに、パーパットを打てないのはなんでだろう?」という独り言を呟いてから、だったら全てバーディーパットだと思って打てばよいのではと発想を変えました。


 すると12番パー4で2mのバーディーパットが決まり、13番パー4は3mのバーディーパットですが、ここはわずかにカップ右淵を抜けたものの、狙ったラインに打つことができました。
 14番パー5はカップ奥から2.5mを決め、やはりバーディーパットだったら手が動くことに気が付きます。
 短いパーパットは「絶対に」決めなければならないパットですが、短いバーディーパットは「外して」もパーであるという気楽さがあるようです。


 15番パー4も下りの3mのバーディーチャンスでしたが、これはカップの右淵を覗いて転がってしまいますが、しっかり狙ったラインに打てていたものです。


 16番パー4は7mのバーディーパットをカップ右30センチに外したものの、フックラインをしっかり距離合わせできたものでした。


 17番パー3こそ右エッジから下りのパットがエアレーションの悪戯で転がらず、3mのパーパットもカップ右に外してしまいましたが、手は動くものでした。


 18番パー5も5mのバーディーパットはカップ左に切れてパーに終わりましたが、前半のパットの酷さが後半は嘘のように消えたのは、単にパットを打つ前の考えを変えたためでした。
 ただ後半は、前半は時々忘れていた「スタンス」「緩々グリップ」などは実践できていて、気の持ち方さえしっかりして、正しいヒットを心がけさえすれば早々に大きなミスには繋がらないものだということに気づきました。


 常連さんは後半は私のパットが良くなるのと反比例して、短いパットを外しだし、なにか私のイップス病を伝染してしまったのかと思ったほどでした。
 同じようにもう1人の顔見知りの方も、エアレーションのグリーンに手こずっているようで、何度か「お先に!」と打ったパットを外していたのは、きちんと球に付いた砂を拭かなかったのが理由のようでした。


 明日は大津の1人予約に当初は3人が入っていて、成立はするだろうと期待していましたが、昨日の段階で雨の予報だったためか2人がキャンセルし、残った1人も午前中にキャンセルされたので不成立になってしまいました。


 そのため、明日は自宅のパターマットでパット練習を行い、しっかりパターのプレショットルーティンを身体に叩きこもうと思っています。