三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今年最後のラウンドは気が抜けたものになる

 当初は30日に南阿蘇CCに行くことにしていましたが、天気予報では雨もしくは雪になっていて、終日0℃付近の気温だったのでラウンドは無理だと判断し、変わって先に1人が入っていた阿蘇スカイブルーGC(旧阿蘇高森GC)の1人予約に2人目として入り、成立したので朝から出かけていきました。


 阿蘇スカイブルーを選んだのは、料金が食事付き5千円と安価であったことですが、このゴルフ場に行くのは5年以上も前になるはずで、当時はまだ阿蘇高森GCと言っていて本当に久しぶりになります。

(こんなに遠くまでわざわざ来なくても県内にはたくさんゴルフ場があるのです)

(阿蘇カルデラ内から外輪山を越えるため、直線距離はなくても曲がりくねった峠道を通らないと行けないこともあまり行きたいと思わない理由です)

(以前は「本間ゴルフ」の経営でしたが、現在は韓国資本の経営に変わっています)


 普段から安価なゴルフ場ですが、なにしろ自宅からは60km以上も離れていて、阿蘇カルデラ内を横断し、外輪山を上った外側にあるため、かなり行くのが大変なのです。
 そのうえ、阿蘇の雄大な景色のゴルフ場のように見えて、実際はスタートホールなど数ホールが高原状のコースになりますが、それ以外はホール間のインターバルも長く、トンネルを通って行った先は見通しの効かないコースになり、朧げな記憶ではどちらに打てばよいのか分からないというものです。


 ナビなどの装備がないため、ティー横にあるコース図を頼りにしますが、平面的なコース図では分からない部分も多く、先が見えない方向に打っていくのは楽しいものではありません。
 距離もどこまで飛ぶか分からず、何度も来て慣れないとスコアメークが難しいコースですが、次に来るのは何年後になるか分からず、二度と来ないかもしれません。
 ラウンドしてても楽しくないというもので、それは先が見えないホールが多すぎることも理由で、打った後に球を探して進むようなコースは、アンフェアなコースだと個人的には思っています。


 そのうえ、朝の8時半スタートなのでスイスイ行けるかなと思っていたら、前に2組の初心者だけのコンペがいて、ホール毎に待ち待ちになり、よほど途中で止めようかなと思ったほどです。
 3人目に入った達人も、明日の南阿蘇をキャンセルして移ってきましたが、途中で帰ろうかなと言っていたほどで、楽しいゴルフにはならなかったようです。

(クラブハウスは立派なもので、以前と内装も変わっていました)

(隣にはホテルもありますが、宿泊客は「0」だと思います)

(朝日が上がってきました。標高が高いけど、今日はグリーンの凍結は酷くはありません)

(クラブハウスやホテルの周辺は高原コースですが、アウトはトンネルを通って行った先は森の中で景色は見えず、インも同様に山の中のコースになります)

(グリーンにかなり凸凹がありました。フェアウェーもかなり痛んでいる場所があります)

(ティー横にあるコース図だけが唯一の情報になります)

(1番・10番は隣り合わせで同じ方向に打ってきます)

(2番パー3まではコースが良く見えましたが、3番以降は先が見えないホールが多くなります)

(コースの先が見えないため真ん中を狙うしかありません。ここは3番パー4のティーからの眺め)

(3番のコースはこんな感じ。距離がないため、とりあえずU4で打ちました)

(4番のセカンド地点。ティーからはショットの落下地点は全く見えません)

(5番パー5は1打目が打ち下ろしになりますが、落下地点は見えない作りです)

(6番も狙い場所がはっきりしません。安全に右に打ったら球が無くなりました)

(7番は打ち下ろしでグリーンが見えますが、距離表示が正しくないようでした)

(8番も先が見えないホールです。狙う方向もはっきりしません。左はダメそうなので右に打ったら突き抜けてしまいました)


 とにかくティーショットの落下地点が見えないホールが3番以降は多く、やっと9番になって落下地点が見えるようになりました。
 落下地点が見えないと、球がどこにあるか探す羽目になり、楽しくもなんともありません。

(9番のように落下地点がはっきり見えると安心してセカンド地点へ移動できます。フェアウェーに色付けしてないため、コースがはっきりしないのも狙いにくい原因です)

(食べ始めて撮影を忘れていたことに気づき、慌てて形を整えて撮影しました)


 今日は昼食付5千円でしたが、簡易な昼食だと思っていたら「焼肉定食」が選べ、ご飯とみそ汁はお代わり自由でした。


 明日の南阿蘇の1人予約は5,500円の昼食付きで出ていましたが、予約後に電話があり「昼食は付いていません」と言われてしまいます。
 昨日まで昼食付で載っていましたが、付いていないのであれば募集の「昼食付」を削除すべきだと思いました。


 そんな中での阿蘇高森の昼食付5千円は、コスパは良いものですが、わざわざこんな遠くまでは普段は来ないものです。


 とうとう後半は写真撮影もすることもなくなり、ほぼやる気も失って待ち待ちラウンドをしてしまいます。


 このコースは、1番・9番・10番・11番は見通しのよいホールですが、フェアウェーに色付けしていないので、見渡す限り荒涼たる茶色い芝が見え、狙い場所がはっきりしないことになります。
 金額が安価なので贅沢なのかもしれませんが、フェアウェーに色付けしてあれば、もっと狙い場所を集中できたかもしれません。


 3番以降は山の中に入るので、打ち上げや打ち下ろしになり、ティーショットの落下地点が全く見えないホールばかりになっていて、同伴者も何度かロストになっていたのはどの程度飛んでいるのかも分からないためです。


 7番パー3だけは打ち下ろしでグリーンが見えていましたが、私のショットナビの距離と20yも違っていて、達人などは大きくグリーンオーバーしていたのは距離表示に騙されていたためです。
 レーザー距離計を持っている1人が、後で「打ち下ろしを含めて135yでした」と言っていましたが、距離表示は177yになっていたのです。 


 全般的にアンフェアなコースだと感じましたが、ナビなどをカートに設置してくれるともう少しは分かりやすいというものです。
 そのうえ、コース内カート乗り入れ禁止だったので、遠くからクラブを持って球の位置に行くと距離が違ってクラブを変えたいと思っても、遠くまで取りに往復するのも面倒になり、合わないクラブを何度か使ってしまいました。


 コスパは高くても、ゴルフそのものを楽しめないコースだったら、何度も行こうという気にはならないものです。
 今年最後のラウンドでしたが、楽しくもなんともないラウンドになってしまいました。