スローなプレーは止めてくれ
昨日の阿蘇ハイランドゴルフ場で前組のスロープレーを見ていて、頭の中に「スローなブギにしてくれ」の言葉が浮かんできました。
「スローなブギにしてくれ 」は、もともとは同名の短編恋愛小説を映画化した1981年の角川作品ですが、私の頭に浮かんだのはシンガーソングライターの南佳孝が歌って大ヒットした主題歌の「スローなブギにしてくれ(I want you) 」のほうで、単に「スロー」を掛けたダジャレみたいなものです。
スタートの1番で前組の様子を見ていましたが、よく見る「あるあるおじさん」達だと思ってしまいます。
同伴者がティーショットする際は、後方に3人が陣取っていて、カートに乗り込む際は4人が4人ともクラブをバッグに収納してから乗り込んでいました。
途中で達人が「あの人たちはホール毎に待ちが全くなく、スイスイ行けるからストレスは無いよな~」というように、前々組とはほぼ1ホール以上は空いてしまい、その分我々は待ち待ちになってしまいます。
シニアティーからプレーしていましたが、ティーショットしてもカートは150yほど前で、少なくとも1人が右か左に行っているため、3打目を打ち終わるまで我々は打てず、とうとう達人は「もう疲れた」と言い始めるし、同伴者の上級者もイライラが溜まり始めます。
前組との間隔が空けば、誰かが「急ごう!」と言って注意喚起すべきですが、全員が全員、まったく周囲(特に後方)に気配りなどなく、私は覚えていませんが達人が「この前、2バッグの我々をパスさせてくれなかった組だ」と言っていました。
ゴルフにはミスは付き物で、上手くプレーできないのは仕方ないことですが、それに要した時間をほかの部分で埋め合わせしてくれればよいのに、まったく自分たちが遅れているという意識が皆無のようでした。
ちなみに映画「スローなブギにしてくれ」は私は見ていませんが、女優の浅野温子がヒロイン役だったようで、ネットの画像を見ても撮影当時は19歳のはずですが美人さんです。
その後、1980年代のテレビのトレンディードラマに出演してW浅野で一世を風靡しましたが、「僕は死にましぇん!」のセリフで有名な武田鉄矢と共演した「101回目のプロポーズ」も大ヒットし、小悪魔的な魅力がある女優さんです。
(おじさんはこんな姿を見せられるとイチコロです)