三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

「匿名」さんへ

 このブログのコメント欄に匿名の方からコメントを頂きました。私のバーンアウトの記事についてのコメントですが、まだ20歳代の若い方のようです。


 ゴルフ歴4年なのに独学で平均スコアが85になったという練習熱心な方ですが、傍目ではお上手でもいろいろ苦労されているようで、最近は練習場に行くのが嫌になったと書いてありました。
 いわゆるバーンアウトとは違いますが、別の悩みが起こってしまっているようです。


 本当はコメントをそのまま載せたほうが分かりやすいのですが、誰かに聞いてほしいという気持ちから書き込みされたようで、敢えてご本人のコメントは今回は載せないことにしたいと思います。


 独学でゴルフに取り組まれたため、周囲の方々から「教えて」という要望に「正しい理論か分からず、相手のゴルフを壊してしまうのでは?」という思いからプレッシャーを受けてしまい、「ゴルフがしんどい」という気持ちになってしまわれたようです。


 頼む人は、相手がゴルフが上手い人だからと気楽に「教えて」と言いますが、言われたほうは真面目であればあるほど悩んでしまいます。
 私もプロのレッスンを受けていますが、プロは「各人それぞれ64通りのスイングがあり、ある人に合ったスイングでも別の人には全く合わないことになるので、教えることはそれなりの責任が出てくる」と言っていて、安易にスイング理論の受け売りは怖いものだと私も改めて知ることになりました。


 私も半年ほど前にソフトボールのコーチから「息子にゴルフを教えてほしい」と依頼されましたが、「初心者は最初が肝心なので、専門家(ティーチングプロ)に教わるのを勧めます。紹介してもいいですよ」と答えました。
 その後はコーチからは何も言ってきませんが、100切りできない彼らから見るとそれこそ汚い表現ですが「味噌も糞も一緒」という考えなのでしょう。


 私も独学でここまで来ていますが、プロから教えてもらうと改めて遠回りしてきたことを実感してしまいます。
 もし、自分が誰かに教えてしまうとその遠回りを教えた本人にもさせるはずで、後に修正できればまだしも、そのまま上達の妨げになってしまうリスクも大であり、とても怖いと思っています。


 最近は安易に「教えて!」という相手には、「あなたが体調が悪い時に知り合いの健康な人にどうにかしてと頼む? そうはしないで専門医にかかるでしょ! ゴルフも同じで素人に助けを求めず、専門家に助けを求めなくちゃ! ゴルフってそれくらい素人診断は危険なものです」と言いますが、ほとんど理解はしてもらえないものです。


 教えを求めた相手からは「ケチ臭い奴だ」と思われるのでしょうが、多額の費用をかけてそれなりに上達している相手に「タダ」で教えてもらおうなんて、それこそ頼むほうが失礼でありケチだというものです。


 「匿名」さん、キツイまま我慢せず、気持ちを吐き出して楽になるのであれば、いつでもコメント受け入れます。
 公表して良いというものであれば、アップして私の考えも参考までに書せてもらいます。


 せっかく若くして独学で上達されているのに、ご自身と関係がないことでゴルフが嫌にならないでください。
 それこそ、これから未来が広がっているのに勿体ないものです。