三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

大叩き後に我慢するゴルフ

 今日は急遽、ホームコースの「あつまる阿蘇赤水GC」のメンバー競技の「KAB杯」に参加するため朝から出かけて行きました。

(8.7ft表示ですが、かなり転がりが悪かったようです)


 普段は私はホームコースにはほとんど行かないのですが、その理由は平日ゴルファーであること、赤水は1人予約をやっていないこと、日曜日のメンバー競技にも予約を入れずに飛込で行くことからスタート時間がはっきりしないことなどからで、土日の赤水では2バッグ割り増しだけでなく3バッグ割り増しまであり、飛び込みの参加者だけで組を作るためどうしても2バッグや3バッグになってしまい、プレー代が無駄に割高になるからです。


 ただでさえ、メンバー競技には参加費千円を取られ、ハンディー競技なのでHDCP5.2 では上位入賞の見込みもなく、単に参加費を納めるだけの役目になってしまうため、あまり参加には気が進まないものです。


 今年の赤水には3月の社長杯予選だけしか行っておらず、今年は2回目の赤水行きでしたが、実はそれには理由があったのです。
 9月の選手権へ出場予定ですが、昨年から競技規程が変更になり、過去6ケ月間にスコアを提出していない者は、優勝や準優勝の資格がないと規程に謳ってあるのです。


 以前、顔見知りの研修会長から「理事会で協議して規定が変更になるけど、あんたの名前が出ていたから気を付けたほうがいい」と注意されていて、ほとんどメンバー競技に参加しない私のような者が久しぶりにやってきて上位に入ることにかなり批判が出ていたとのことでした。
 そのため、3月以来だと9月の選手権出場には微妙な時期ですが、今日か来月の月例に参加していれば、問題なく参加できることになるはずで、9月の月例には出場がはっきりしないため、行けるときに行っておこうと昨日のうちに判断しました。


 赤水は、年配者に権力者が多く、いろんな文句がよく出ているようで、以前も服装について注意されていて、今どき時代遅れでは?と思いながらも「郷に入れば郷に従え」と諦めていて、今日もいつもの半ズボン姿ではなくスラックスを久しぶりに着用して行きました。

(1番ティーの左にあるバンカー練習場。おじさんが練習していました)

(赤水には高原ホテルが併設されていますが、現在は営業していないようです)

(スタート前は霧に煙っていましたが、スタートしてからは快晴になりました)


 ゴルフ場には7時半に着き、スタートは8時40分だと言われ、いつものようにバンカー練習場で練習をすることにしました。
 その後、練習グリーンに行くと、今日の同伴者になる52歳の昨年の社長杯優勝者と昨年2サムで一緒に回った私が研修会入会時に「5下」だった68歳の方々と挨拶をしました。


 この2人も飛び込みで来るため、必然的に私は一緒になることが多く、それぞれは研修会メンバーで顔見知りのようでした。


 飛び込み組はなぜかインスタートに回されてしまいます。
 苦手な10番400yパー4は、ドライバーショットがフェアウェーセンターにナイスショットになりましたが、セカンドのPWが左に引っ掛かってアプローチもショート目でしたが、2mをどうにか入れて幸先良いパースタートでした。


 11番150yパー3は8鉄でグリーンの右フェアウェーを狙い、定跡の寄せ1狙いでしたがアプローチを2mにしか寄せきれず、パーパットはカップ右に止まるボギーになりました。
 今日はグリーンが遅く、なんどもカップ手前で止まることがあり、スコアメイクができませんでした。


 12番420yパー4は距離のあるホールで、ドライバーを引っ叩こうと新しい球に変えて打ったら大きく右に飛び出してしまい、OBになってしまいます。
 暫定球はフェアウェーで、6鉄でピンの左にオンしましたが、8mのボギーパットはスライスで速いはずなのに転がらず、残った1m強のダボパットはカップに蹴られてトリプルになってしまいます。


 スタート3ホールで4オーバーになり、今日は叩きそうだとかなり気分が滅入ってしまいます。


 13番347yパー4は右ラフから残り120yのアゲインストを9鉄で大きく左奥ラフまで打ってしまい、アプローチは転がらず2m手前で、下りのパーパットはラインに乗って入ると思ったらカップ淵で止まるボギーでした。
 13番は比較的パーが取りやすいホールなのに、ますますスコアが崩れていき、今日はダメだと思ってしまいます。


 14番501yパー5はU4でティーショットし、フェアウェーから7Wでフェアウェー、52度でピンの手前3mにナイスオンし、ここはしっかり打ってバーディーが来て、現金なものでまた少しやる気が生まれました。


 15番387yパー4はドライバーショットは当たり、フェアウェーからPWでピンの右3mのバーディーチャンスでしたが、ここはカップ左に外すパーでした。


 16番178yパー3はU6のショットが当たらずグリーン手前のラフで、ここは52度で左のピンに突っ込み1mに付けてナイスパーでした。


 17番353yパー4はドライバーショットが右目に飛びましたが、どうにかフェアウェーでPWでピンの左6mにオンしましたが、このバーディーパットはスライスを厚めに読みすぎカップ左を抜けるパーでした。


 18番506yパー5はドライバーショットが右ドックを突き抜けてラフに入り、7Wでフェアウェー、52度でピンの右手前4mに付けましたが、上りフックラインの狙ったパットは「入る」と手ごたえがあったのにカップ右淵で止まるパーに終わります。


 前半のインは、1バーディー・2ボギー・1トリプルのスコア40で16パットでした。前半4ホールで5オーバーになり、厳しい展開でしたが14番のバーディーで息を吹き返した感がありました。

(朝のうちに撮影した1番パー4の様子。この頃はまだ霧が晴れていません)


 そのままスルーで1番410yパー4へ向かいます。ここはドライバーショットは右ラフに入り、セカンドは6鉄で大きく左に引っかけ、バンカー越えのアプローチは大きめに打って7mのパーパットはショートするボギーでした。


 2番368yパー4はドライバーショットが当たり、フェアウェーからPWでピンの右手前にオンしましたが、6mのバーディーパットはカップ左に切れるパーでした。


 3番140yパー3はピンが手前で9鉄でピンの左1mにナイスオンし、ここはしっかり決めてバーディーでした。


 4番489yパー5は左ドックのコースを突き抜けないようにU4で打ちましたが、飛びすぎて正面の木の右に飛んでしまい、セカンドはグリーン方向に木があって打てず、3打目が200y以上も残ってしまいます。
 U4のショットは上手く当たらず、4打目の52度でピンの手前にオンし、パーパットはカップ左手前にショートするボギーでした。


 5番352yパー4はここもドライバーショットは当たりましたが、打ち上げのセカンドをピンが手前だとなぜか勘違いしていて、52度で手前にショートしてしまいます。
 ピンは左奥目でアプローチも突っ込めず、残った6mはカップ右を抜けるボギーになりました。


 4番・5番と連続してピンへのアプローチショットがショート目だったのは、ピン位置をしっかり確認していなかったためで、こうした基本的なことを手抜きしてしまうと、スコアにはならないようです。


 6番399yパー4はドライバーショットは右ラフで、6鉄のセカンドは1番で左に引っ掛かったため右を狙ったら真っすぐ飛んでカラー近くのエッジでした。
 ここは9鉄でカップ左をわずかに抜けるナイスアプローチで、「お先に」のパーになりました。


 7番186yパー3はU4で大きく右に打ってしまい、グリーン面が見えないラフからのアプローチが上手くピンに絡み、ラッキーなパーゲットでした。
 グリーン上で見ていた同伴者が「入ると思った」というくらい、惜しいアプローチだったようですが、見えていないので寄せ1だけでも上出来です。


 8番405yパー4はここもドライバーショットが当たり、右目のフェアウェーから8鉄で打ち下ろしの150yを左に外し、アプローチは1m強でしたが、このパーパットがカップに蹴られてボギーになりました。
 このホールのボギーは痛いもので、80切りにはもうスコアが落とせなくなりました。

(朝のうちに左横から撮った9番パー5のグリーン。右にコースがあります)


 9番500yパー5は、ここもドライバーショットが当たり、フェアウェーからU4でフェアウェー、残り70yをピン奥にオンし、下りの3mは打てずにカップ右に止まるパーに終わります。
 もし8番でパーを獲っていたら、ここは狙って打っていたのですが、3パットを避けるため距離合わせしてしまいます。


 後半は1バーディー・4ボギーのスコア39で15パットでした。通算はスコア79で31パットです。


 やはり久しぶりに行くとグリーンの感じが掴めないようです。来月の選手権までにはもう少し速目になると思いますが、今日は寸止めパットがいくつかあり、同伴者も同様にパットに苦しんでいました。


 ちなみに元「5下」の方は前半はパットが全く決まらず44でしたが、後半はパープレーしていて、さすがの巻き返しでした。
 昨年の社長杯優勝者は、前半・後半共に42とスコアを伸ばせずでしたが、後半の7番パー3でOBを含む4オーバーと大叩きしたものの、8番パー、9番バーディーとその後を崩さなかったのがさすがです。


 3人ともイマイチのラウンドでしたが、それには理由があり、それについては明日の日記で書くことにします。