三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

サングラスをかける功罪

 アドレスの重要性で、人は身体の動かし方で最初の一歩を間違えると、力が入るものも入らなくということを書きました。
 左軸の私が左足から動き出すと、最初の一歩でバランスが崩れていまい、結果的にそのバランスを保とうとすることで余計な力を無意識に使って、スイング時に力が入りにくくなってしまうようです。


 実際に地面に四つん這いの態勢になるとき、手を先について後から膝をつく場合と、膝をついて後から手をつく場合とでは、人によって横から押されたときに耐える力に違いが生まれてしまいます。
 プロの指示で、先に手をつき膝を後でつく態勢で横からの力を耐えられた人が、逆の順で同じ態勢をとっても同じ力に耐えられないことになり、人間の不思議さを目の当たりにしてしまいました。。

(普段は使わなくても、日差しが強い夏だけはサングラスを使用するケースもあるようです)


 プロによれば、眼鏡をかけるだけでも身体のバランス軸が変わってしまうようで、私のように普段眼鏡を使用していない者が、暑い夏にサングラスをかけることにも気を付けるように言われました。
(※重力が発生するものが影響があり、マスクのような軽いものでは大丈夫そうです)


 逆に後頭部側に反対に掛けると元の軸に戻るそうで、サングラスを頭の上に乗せる分にはこうした変化が無くなりますが、どちらも目にかけないためサングラスを使う意味が無くなってしまいます。
 要はサングラスをかける場合は、本人の動きを逆にするように気を付けるべきで、せっかく当たっていたショットが急に当たらなくなるのは、サングラスを掛けたからという弊害によることもあるようです。


 ということは、普段反対の間違った動きをしている場合、サングラスをかけることで矯正できるということにもなるはずです。


 スコアを崩さないようにするためには、こうしたちょっとしたことにも気を配る必要があり、理にかなったルーティンの確立はとても大事なことで、反対に理にかなわないルーティンは安定性を損ないやすいということです。


 実際にコースでやってみましたが、そう大きな違いは分かりませんでした。ビデオを検証してみると、私は左足から動き出すのが癖のようで、意識しないと左足始動になってしまっていて、アドレスに入ってから「大丈夫だったっけ?」と気になる事もあり、その分集中力を削いでしまったこともありました。



(右足始動でもアドレスセットが違っていたりと、まだ自分のものになっていません。動画内の右上の漢字が一部間違っています)

(すぐに自分の癖が出てしまいますが、それでも当たる場合は当ります)


 これまで突き抜けたことはなかった16番のティーショットが突き抜けたり、18番で2オンできたりと、飛距離が出ていた場合でもそれぞれ始動足は左と右と逆でした。
 ゴルフには絶対などなく、どちらがより確率が高いかの問題なのです。力がしっかり球に伝えられるのが、どちらが安定して結果を出せるのかをこれから検証していくことになります。


 ゴルフはわずかな打点のズレで大きなミスになるもので、トッププロであってもミスからは逃れられず、1打に拘るからこそ、こうした些細な動きまで気にかける必要があるのです。
 やるべきことをやって、それでもミスが出たのであれば仕方ないと諦め、次から前向きに挑めますが、やるべきことをやらずにミスった場合はそれを引きずってしまう場合も起きてしまいます。


 プレショットルーティンをしっかり確立して、無意識な始動ができるようしばらくは意識付けするようにしたいと思っています。