三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今日はレッスン日

 毎週の土曜日はPGAティーチングプロA級の鋤田プロのレッスンを受けていて、今日も朝から打ちっ放し練習場のサンバレーゴルフプラザに行ってきました。

(レッスン開始の30分前には全員集合して、まず球を綺麗に積み上げる作業から始めます)

(今日は球を綺麗に積み上げることができました。レッスン前の自主練では崩しません)


 3月からレッスンを受けていますが、坐骨神経痛のため3月終わりからブランクがあり、4月・5月は新型コロナの影響もあって6月からやっと再開したようなもので、まだまだレッスンの成果は出ていません。


 それでもゴルフスイングについて考えることができるようになり、動かない身体を少しでもイメージに合わせて動かしたいと思うようになりました。
 レッスンは9時から15時までと長丁場ですが、メニュー自体はてんこ盛りで、最初に「ボチボチ付いていきます」とお願いして、疲れたら勝手に休憩させてもらうようにしていました。


 最初の1時間が身体慣らしのメニューになりますが、なかなかハードで思うように動かせない中でどうにか付いていきましたが、汗が吹き出しかなりバテてしまいます。
 左右の片手打ち、正面打ち、背面打ちなどがあり、これらはクラブの動かし方の基本ですが、両手と片手とではイメージそのものが変わってしまいます。


 スイングスピードアップを目的にした素振りでは、シャフトの素振り・ドライバーの素振り・実際のドライバーショットで都合全員が一回ずつ6周してそれぞれのスピードを測定しますが、一回ごとに目標の数値が上昇し、それをクリアできないと5回スイングすることになります。
 私の目標数値はそう高くはないものの、ドライバーショットでの6回目の目標の飛距離が250yまで伸びてきましたが、残念ながらあと1~2y足りずで達成できませんでした。


 しかし、他のレッスン生は260yや280yの目標の者もいて、私よりもっと飛ばしますがその中の飛ばし屋の一人はとうとう目標の300yを越えた新記録を出してしまいます。
 普段から当たれば正面のネットを越えるショットを放っていますが、さすがに300y越えには皆が驚いてしまいました。

 上の画像は土曜ゴルフ部で随一の飛ばし屋ジャンボが300y越えを記録した際のスイングの静止画です。
 ジャンボのニックネームの通りに身長も体重もビッグサイズですが、ヘッドスピードも50m/sを超えていて、今日は初めて300y越えの数値をマークしました。


 その後もレッスンは昼食休憩を入れて続き、後半はインテンショナルスライスやフックを打つ練習や、傾斜からのショット練習などがありました。

 この画像はロープで身体の数か所を引っ張って素振りを行い、身体のどこに力を入れるかの感覚を養う練習です。打つ方向はスタンスを見れば時計のある壁の方向だと分かりますが、これだけの前傾が必要のようです。

 これも飛ばし屋である土曜ゴルフ部一の若手である「ナガ」の練習風景です。ロープで引っ張ることで、スイング中の身体が向かう方向を確認します。 


 いろんな練習をすることで、自分の身体を自由に動かせるようにするのが目的ですが、なかなかそうならない自分がいます。
 それでも、レッスンの成果が少しずつ表れていて、実際のラウンドでも飛距離が伸びてきたことが実感できます。
 まだまだプロの教えの1割も実行していませんが、こうしてレッスンを受けることは決して無駄ではないと信じているのです。


 ゴルフは自分の動きをリアルタイムで見れないからレッスンの必要性は誰でも感じるようで、日曜日のレッスンに熊本のトップアマも参加することになったとプロが話していました。
 その彼とは一度だけ菊池CCの1人予約で2サムでラウンドしたことがありますが、飛距離も出ていて、それ以上何を求める?と傍からは思われそうでも、彼自身の中ではまだまだ満足はないのだろうということです。


 世界のトッププロも指導のためのレッスンプロに師事しているのが現実で、ゴルフの上達には指導者は欠かせないものだと思っています。
 ただレッスンの成果はすぐに表れるものでなく、最低でも1年程度のスパンで考える必要があり、そうした覚悟も必要なのです。