三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

今年のラウンド数は200回まで行くか?

 今日は土曜日ですが、基本的に土日などの休日にはラウンドを入れていないため、今日と明日のゴルフはお休みです。
 私は年金生活者なので、毎日が日曜日であり、料金が高い割には混雑する休日のラウンドは避けるようにしています。
 例外として休日のラウンドは、ホームコースの「あつまる阿蘇赤水ゴルフクラブ」で日曜に開催されるクラブ競技などへの参加くらいですが、これらもほとんど参加せず、土日はほぼ休養日に充てているのが現状です。

(12月は昨日までの数になります)


 昨年のラウンド数は計165ラウンドになりましたが、今年はさすがにその回数には届かないだろうと今年初めには思っていました。
 それは、昨年の後半は「ラウンド数」を意識した面があり、かなり無理してゴルフ場に通ったからですが、そのため雑なゴルフになりがちで、今年は「数」は意識せず、ラウンド毎に課題を持ってゴルフに向き合いたいと思っていました。


 その課題とは「丁寧なゴルフ」であり、「ドライバーショットは7割の力で打つ」ことや「パーオンを無理に狙わない・アプローチを寄せようと欲張らない」という「ボギーなゴルフ」を基本としたコースマネジメントを常に考えるということです。


 こうした考えに至った理由ですが、15年ほど前に対外的な競技ゴルフに参加するようになった頃から1打に拘ってしまい、結果的に簡単なアプローチが打てない・ショートパットが打てないという「イップス」の症状が出てしまい、ゴルフが楽しくなくなり、次第に競技はもとよりゴルフ自体からも足が遠のいたからです。
 それは仕事が忙しくなったことも一因で、土日も出勤していたため、ゴルフとは全く無縁になってしまっていました。


 退職を機に1人でも楽しめるものがないかと考え、ゴルフを思い出し、ちょうど1人予約という便利なシステムがあったため、お楽しみゴルファーとしてゴルフを再開しました。
 それでも以前の考えが抜けきれず、1打に拘る自分がいましたが、ちょうど1人予約で知り合った「アプローチの達人」から「短いパットで悩むくらいなら全てOKにすれば?どうせ競技でもないのだし、アプローチも打てないなら手で投げてもいいよ」と言ってくれ、何か目から鱗が落ちたように感じました。


 その後は、アプローチは「寄らなくてもOK」、パットは「入らないのが当たり前」という考えに変えると「イップス」の症状が出なくなったのです。
 この考えを元に、「無理してパーオンしない」「ボギーでOK」という考えに行きつき「ボギーこそアマチュアの基本」だと考えるようになり、ネーミングはオリジナルではないのですが「ボギーなゴルフ」として実践しようと思っているのです。


 そうはいっても、やはりラウンド中に「欲」が頭をもたげ、無理にパーオンを狙って外すとアプローチが打てなくなる症状が出てしまい、結果的にスコアを大きく崩すケースもあり、まだまだ煩悩の塊だなと実感しているところです。


 よく「ボギーなゴルフ」を提唱すると「そんなつまらないゴルフで楽しいのか?」という反論をされますが、「ボギーなゴルフ」は単なる消極的なゴルフではなく、ある意味ゴルフ上達のための王道であるとさえ最近は思えるようになってきました。


 その理由は、プロが72前後のスコアでラウンドできる一番の理由は、「スコアロスが少ない」という点からです。
 バーディーやイーグルを狙うのが「攻めのゴルフ」とすれば、その対極にあるのがショートゲームでスコアロスをしないという「守りのゴルフ」であり、トッププロほど「守り」が抜群に上手いという事実なのです。


 カップインまでの打数の少なさで争うことがゴルフの基本的なルールですが、プロはピンチを迎えても最小限のスコアロスで凌ぎ、正確なショットでスコアを伸ばすことができるからアンダーのスコアも出せるのです。
 それに対して、アマチュアはショット練習はしていても「ショートゲーム=アプローチショット+パター」の練習を疎かにしているから、ピンチで大きくスコアロスに繋げてしまい、希望するスコアに届かなくなるのです。


 よくご一緒する「鉄人」と呼ぶ来年早々に80歳になる老ゴルファーは、ドライバーの飛距離が私とほとんど変わらず、ショットのレベルはそう悪くないものですが、ピンチの際のリカバリーが良くない傾向にあります。
 それは「全てのホールでパー狙い」という考えでいるためで、1打目でショットミスしても「よ~し!」と言いながらグリーンを狙ってしまう傾向にあり、より大きなミスに繋がってしまうからです。


 一般的なアマチュアは、プロの華やかな一面である「圧倒的な飛距離」をベースにした「攻めのゴルフ」だけに目を奪われ、そのための練習をすることがゴルフ上達への道であると信じて疑わないようです。
 ゴルフグッズ関連のCMでも「圧倒的な飛距離でスコアアップ!」とか「+10ヤードの飛距離でライバルを圧倒!」「最大飛距離のモンスター誕生!」などなど、飛距離性能を謳うドライバーなどが毎年数多く出現していますが、それを使って果たして何割の人が望む結果を出しているのでしょう?


 ゴルフの基本は「まずスコアロスをしない」であり、その土台があって初めて「攻める」場面では攻めることが求められます。
 18ホール中に攻めることができるチャンスは、一般的なアマチュアには1回か2回であり、残りはほとんどが守りのホールになっているのに、全てで攻めるから大きなしっぺ返しを喰らうのです。


 こうしたことは、自分の中でも日常的に起こることがラウンドを重ねることで徐々に分かってきました。
 ラウンド数を数多くこなすことが、こうした当たり前のことに気が付くという成果でもあるのです。


 現在、パー64という百花園ゴルフ場の2回(1.5ラウンドを2回)を加えると今年のラウンド数は合計197回になっています。(ハーフで中止したこともあり、詳細は後日纏めます)
 今年のラウンド予定は、来週は月曜日から金曜日までの5回と再来週の大晦日の1回ですが、残念ながら来週の水・木は雨の予報なので微妙な状況です。


 月曜日は水曜日にご一緒した70歳の方とグランビリオで、火曜日は達人と南阿蘇で予定していて、この2つはよほど悪天候にならない限り大丈夫だと思っています。


 水曜と木曜がグランビリオの1人予約ですが、両日とも2人目がいて、今のままだと成立する見込みですが、雨になると同伴者のキャンセルも考えられます。
 水曜日は初めての方であり、雨の予報なので前日までのキャンセルであれば文句は言えないところです。
 木曜日は昨年も何度かご一緒した県外から来られるお上手なゴルファーであり、雨だとラウンドはされない方のようで、先週も雨の予報で事前にキャンセルされていたのです。 


 金曜日はまた達人と南阿蘇でラウンドを予定していますが、今のところ予報は晴れになっているので、少なくとも月・火・金の3ラウンドできればと思っていて、それを足すと今年のラウンド総数はちょうど200ラウンドになる計算です。
 熊本のゴルフ場では1人だけでのラウンドをさせてくれるところはないため、200ラウンドに達するかどうかは天候次第になっていますが、果たして到達できるのでしょうか?