三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

アベレージゴルファーあるある

 以前も「ゴルファーあるある」を書きましたが、その第2弾です。私は1人予約でいろんなゴルファーと一緒になりますが、スコア90がなかなか切れない所謂アベレージゴルファーには、ほぼ共通した行動や考えがあるように感じています。
 それらを今回は書いてみようと思います。


〇 短いパー4に来ると「サービスホールだ!」と呟く


 菊池CCを例にとると、16番パー4は300yないようなミドルホールです。フェアウェーはだだっ広く、左はすぐにOBの山裾がありますが、右のOBまでは真横に打たない限り打ち込むことはないようなホールです。
 しかしセカンドからは強烈な打ち上げになり、グリーンは横長で奥行がなく、それなのに奥からは急な傾斜になっていて、手前へショート目に打っていくホールになります。
 そのため、なまじっかピン奥にパーオンしてもパットが手前のエッジまで転がってしまい、上りのアプローチは今度は止まってしまい、短いボギーパットも届かずダボというスコアを叩いてしまう人をよく見かけます。


 そんな場合に限って「サービスホールだったのにダボった」というボヤキ声を聞くことになりますが、短いパー4だからこそなにか理由がある、つまり罠があるのだということを最初に疑っていない証拠で、こうした結果は火を見るより明らかなのです。


〇 ドッグレッグホールに来ると、ショートカットする方向を狙いたがる


 ほどんどのドッグレッグホールでは、ショートカットを許さないようOBがあったりハザードが作られたりしている場合がほとんどです。
 正面に打っていれば間違いはないのですが、なぜかショートカットする方向を狙って結果的にOBになる人を良く見かけます。
 狙った方向に打てずにたまたまセンターに飛ぶと「逃げた!」と呟くのですが、なぜかドッグレッグホールはショートカットするのがナイスショットだと思い込んでいるように感じてしまいます。


 アベレージゴルファーには、1打目で「できるだけグリーンに近づきたい」という願望があるようで、だからこそいつもドライバーをマンぶりしたがるのですが、たとえショートカットが成功したとしても結果的に中途半端な距離が残ってしまい、セカンドを失敗するケースが多いように感じています。


〇 スコアが纏まらないとき「今日はスコアが悪い!」と呟く


 その人の普段のスコアを知らないため、本当にその日だけ調子が悪いことがあるかもしれませんが、スイングや攻め方などを見ていると「いつもそのくらいのスコアじゃ?」と思える人がほとんどのように感じます。
 私はスイングを見てその人の普段のスコアを予想していますが、もし上級者だったら、最初に叩いても少なくとも3ホール程度までにはその片鱗を見せるはずで、そこまで見せてくれないのであれば、最初に見込んだ通りのレベルだということです。


 知らない相手だからこそ「普段の自分はもっと上手いのだぞ!」という「見栄」があるのでしょうが、そんな見栄など張らずに楽しいゴルフをすればと思っていまします。


〇 100切りできない同伴者に余計なアドバイスをしたがる


 1人予約は知らない者同士が集まってラウンドするため、前半はお互いのレベルが分からないのか大人しくしていても、ハーフが終わるとそれまでのスコアで上手い下手というランク付けをするようで、そうなると自分より下手だと思った相手に余計なアドバイスをしたがる人が出てきます。
 それはスイングに関することがほとんどで、ネットのレッスン番組などで聞きかじったような内容で指導したがる傾向にあります。
 初めて会った相手にスイング指導するのもどうかと思いますが、本人が正しいスイングは1つだと思い込んでいるようで、それを聞かされる相手は大変です。


 ラウンド中のアドバイス行為はペナルティー対象になることを知らないのか、いったん捕まえた獲物は終わるまで離さずに指導が延々と続くのです。
 初心者も黙って聞く傾向にあり、ますますレッスンプロのようになってしまいます。


 こんなタイプは、自分の解説が途中であれば誰かがアドレスに入ろうとも構わず話を続ける傾向が高く、五月蝿くて敵わないと諦めるしかありません。



 これらは実際に私が経験したことばかりです。他の同伴者のスコアが全員良い場合は、居たたまれなくなるのか、途中で止めた人までいました。
 誰もスコアをいくつ叩こうとも気にしないはずで、それより不貞腐れた態度でスロープレーされる方がずっと迷惑なのです。


 見栄を張らずありのままの自分をさらけ出すほうが、1人予約では好感が持てることになり、本人も気楽にゴルフを楽しめるのではと思っています。
 私も1人予約での自己申告スコアを「90台」としているのは、お気楽なラウンドがしたいと思っているだけで、目立たないような存在でいたいからです。
 誰かスコアが纏まる人がいると気楽になり、他の2人がその人のプレーに注目して貰えると陰に隠れてよいスコアになることが多いように感じています。


 私が嫌うのは、マナーを守らずうるさい人と、スロープレーする人で、そんな場合はハンドルネームを記憶していて、以降はその人がいる組は避けるようにしています。