三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

スロープレーの同伴者にリズムを崩される

 今日は1人予約で菊池CCに行ってきました。今日の同伴者は「アプローチの達人」と60歳と40歳代の2人でしたが、60歳の方のスロープレーにリズムを達人共々大きく崩してしまいます。

(早朝は雲が垂れ込め、山々にガスがかかっていました)

(今日も早朝の練習グリーンを独占してアプローチ練習をしました)

(練習の最後は、パターカバーを目標に5mのパット練習でしたが、今日の途中までは打てていたのに、6番辺りからリズムが悪くなり、ショートパットを外し出します)


 60歳の方は自分のショットの順番になっても、なかなか打たず、40秒ルール違反になりそうなほどじっくり構え、結果的にミスショットするというもので、途中から達人と顔を見合わせ「ヤレヤレ」といった諦め顔になってしまいました。


 この2人もティーイングエリアで真後ろに立とうとするタイプでしたが、私が最初に40歳代の方に「すみません、真後ろは気になるタイプなので横のほうにずれてもらえますか?」とお願いしていて、その方が60歳の方にも「後ろは気になるそうですよ」と言ってくれたので、途中は何度か後ろに立たれそうになりましたが、私が振り返るとすぐに移動してもらえました。


 その上、60歳の方はスコアをナビに記入することに拘る方で、達人が「私はいいです!」と言っていて、私も同様に断ったので、自分たち2人だけのスコアを入力されていましたが、それなのに過少申告のスコアを入力されていました。


 1番ですぐにおかしなスコアを入力されたのです。


 その方の1番パー4では1打目が左に飛び、左ラフからセカンドでOBを左に打ち、前進してから再びOBを左に打ち、また前進してから今度は左の1ペナゾーンへ打ち込み、近くにドロップして、そのショットでオンして3パットでした。
 達人に「13打?」とそっと囁いて達人も頷きましたが、なぜかスコア入力は「9」になっていました。


 ペナだけで5打もあり、実際に打った打数は8打なので、1ペナだけしか加算していないようですが、これもナビに入力するから判明することであり、自分で管理していれば我々は全く気にしないのです。


 もっとも、2人だけでのスコア入力だったので、自由にどうぞと思っていましたが、それ以降も申告スコアが違っている場合があり、40歳代の方が先に打てるのに、先に打つなどマナーの点でも「?」というものでした。


 スコアの過少申告は我々に関係は及ばさないことでしたが、スロープレーには辟易させられてしまいます。
 40歳代の方には、カートの後席でフロントティーで打つ達人を拾うとき、ティー側に座っている場合は、こちら側に移動してもらって達人がすぐに乗り込めるように最初にお願いしましたが、その時60歳代の方はカートの前席隣に座っていて聞いていたはずなのに、同様な場面では動こうとせず、達人がわざわざ後方を回って乗り込むことも多かったのです。


 本人のスロープレーも問題ですが、少しでも途中の時間をかけないようにする意識が皆無で、その1つが球を確認に行くときにクラブを持って行かないことでした。
 普段は、同伴者にそうした注意はしませんが、さすがに12番で「球を見に行く際はクラブを持って行けば?」と言ったのに、なぜか笑ってスルーされてしまいます。
 おかげで、その方のショットを待つ時間ばかりが長く、余計にリズムが崩れてしまい、達人も珍しくショットが不調でダフッたり、トップしたりと普段は見ないミスのオンパレードだったのは、その方のスロープレーの影響だったのかもしれません。


 独り言というかグリーン上でも煩く、とうとう途中からグリーン上にその方を残して3人がそれぞれカート方向に戻るという場面もあり、40歳代の方もとんだ災難のようでした。


 終わって「またよろしくお願いします」と言われましたが、達人も私も「ありがとうございました!」とだけ言って、私は内心で「二度と回りたくない!」と思いましたが、達人もきっと同じ気持ちだったと思います。


 40歳代の方は申告スコア110~120でしたが、「当たれば」という前提付きですが、飛距離は出る方で、それなりのスイングは持っていますが、ショットの練習だけしかしていないようで、アプローチはほとんど上手く打てず、ティーショットは曲げていて、プレ4からのプレーが多く、スコアにならないゴルフをされていました。
 しかし、フォームはしっかりしたスイングなので、ショートゲームさえ練習してコースマネジメントができれば、すぐに100切りは可能だと感じました。


 私の今日のプレーですが、最初はリズム良くパットが打てていましたが、スロープレーが気になり始めると自分のプレーが早くなってしまうという悪い癖が出て、パターも5m内から何度も3パットしてしまう始末で、短いパットを外し出す負の連鎖が始まり、途中から「今日はダメだ」と諦めてしまいました。


 1人予約にはいろんなゴルファーがいますが、100叩こうとも130叩こうとも、スコアで同伴者に迷惑をかけることはほとんどないのです。
 途中の移動を急いだりすれば、すぐに叩いた分の時間は取り戻せますが、ショットに時間をたっぷりかけた上に、動きも要領が悪いのであれば、同伴者は大迷惑になるのです。


 60歳の方のプレーを16番でティーアップしてからショットを打つまで、心の中で時間を数えてみましたが、ほぼ40秒近くを要していました。
 スマホのストップウオッチ機能で、正確な時間を計測してみようと思い立ち、最終ホールの18番で自分のティーショットが終わってカートに戻り、手袋を外してスマホを立ち上げましたが、すでに二番手の60歳の方のティーアップが終わり、今にも打つ態勢に入りそうでした。
 計測は諦めようと思いましたが、せっかくなのでストップウオッチをオンにしたところ、それでも構えてから打つまで18秒近くを要していたのです。

(ティーアップしてからのこの時間だと全く問題はありませんが、私がもたついて計測を諦めようと思ってからの計測で、この時間がかかるのは問題です。途中でのショットも時間をたっぷり取るくせに、移動が遅い、要領も悪いという典型的なスロープレーヤーでした)


 ゴルフはある意味、同伴者との阿吽の呼吸でプレーするゲームであり、それを壊すような同伴者は他の同伴者にも大きな悪影響を与えてしまいます。
 PGAやLPGAの試合でも、スロープレーの札付き選手は数人はいるようで、その選手らと同伴になることを嫌う選手も多いのです。
 特に、プロの場合はスロープレーは警告のあとはペナルティーが科せられ、場合によってはその組の全員にペナルティーが科せられることもあり、警告を受けた後は選手は急いでしまうのですが、札付きの選手は意に介さずに自分のリズムでプレーするため嫌われるのです。


 達人は、ずっと後ろの組が2バッグだったため、「先にやろうか?」と気にしていましたが、なかなか後組は近づいてこなかったため、パスする機会はなかったのです。
 しかし、達人がそれだけ後ろを気にしていたのは、1人のスロープレーヤーがいたためであり、こうした困った同伴者が1人でもいると、他の同伴者は全てが崩れてしまうのです。 

(今日もいつものように100円ステーキを注文しました)