三重苦ゴルファーの日記

69歳になった飛ばない・寄らない・入らないの三重苦を持つシニアゴルファーの日記です。

ハプニング続出のラウンド

 今日は1人予約で鹿央GCに行ってきました。今日は9月末日で、楽天の400円クーポンが今日までの使用期限になっていて、それを使おうと検索しましたが、行けそうなゴルフ場が鹿央GCしかなかったのです。
 「アプローチの達人」も同様の理由で8時過ぎのスタート枠に予約を入れていましたが、その組はすでに満杯のため、9時20分スタート枠に4人目として入りました。

(鹿央GCは周囲を山で囲まれた盆地のような場所にあり、冬場は温暖ですが夏は熱気がこもる地形です。今日は霧がかかっていました)

 天気予報は雨模様でしたが、スタート時は雨になりそうな雰囲気はなく、どちらかといえば蒸し暑くて夏のような気温になり、みんな「暑い!暑い!」とボヤキながらのラウンドになりました。

(鹿央GCは南阿蘇CCと同様にパブリックのゴルフ場で、アプローチ練習場やバンカー練習場がなく、練習グリーン2面があるだけです)


 今日はスタート前にパター練習だけ集中的に行いましたが、練習では上手く打てても、ラウンドになるとパットを打ち切れない場面が多く、後半の2番パー3では下りの3mのバーディーパットを外し、返しの短いパーパットを左に外してしまいます。
 11番パー3は8mのフックライン、3番パー5では3mの上り真っすぐを入れてバーディーとしましたが、入ったものはこの2つで、後はことごとく打ち切れずにショートしてしまいました。


 前半の17番で6mのバーディーパットの場面で私のパターが見当たりません。前ホールでパターを使い、確かにカートに乗せたはずですが、なぜないか記憶になかったのです。
 スタート室に連絡して、係員に探してもらいましたが、なんと自分で3打目地点に持って行き、グリーンオンした後にそのまま忘れてしまっていたのです。
 係の人が届けてくれたのが、18番グリーンだったので、17番ではUTでパットを打ちましたが、上手く打てず3パットしてしまいました。


 なぜ置き忘れたのかさえ記憶にないことがショックで、「大丈夫か自分!」という状況でした。
 結局、この3パットが響き、前半のインは1バーディー・4ボギーのスコア39で17パットでした。


 今日の同伴者は60歳代2人と50歳代1人でしたが、それぞれ1人ずつは以前ご一緒した方々で、お一人だけ初めてでした。


 最初のハプニングが、パター置き忘れという凡ミスでしたが、2回目のハプニングは同伴者に起こりました。


 3番パー5で50歳代の方がティーショットを2連発で左にOBを打ってしまいます。ここはプレ4があるので無理して打たなくても良かったのですが、「練習のため打たせてください」といいながら打たれました。
 フェアウェーからの2打目(実質は6打目)を左方向に打たれたようですが、見つからず「先にプレーしてください」と言われ、我々がグリーン上にオンさせ振り返ると、後方でひっくり返って足を伸ばしていたのです。


 最初は何をしているのか分からず、足が吊ったのかなと思いましたが、どうやらそのようでしたが、心配なことに足だけでなく胸も吊ったような痛みがあると言っていました。
 同伴者の1人が「熱中症かも」といい、私は「もしかしたら心筋梗塞などの前兆かもしれませんよ!」と心配します。
 結局、「しばらくプレーは止めます」と宣言され、16番パー3まではプレーせずに同行されました。
 16番ではティーショットのみ打たれましたが、その後はプレーせずでしたが、具合は悪そうでなく、心配はしましたが普通に会話していたので大丈夫そうで、これがハプニング第2弾でした。


 ハプニング第3弾は、残り2ホールになった8番パー5で発生します。ティーショット時はポツリポツリの雨が降り出し「最後まで持てばいいですね!」と皆で話していましたが、セカンド地点に移動する間に雷鳴と併せ急に暗くなって、本格的な雨になってしまいます。
 私の球はフェアウェーにありましたが「止めます!」と宣言してピックアップして、他の2人の動向を見守りましたが、急に激しい雨に変わり、他の2人も慌ててカートに帰ってきました。
 2人とも「もう止めます。クラブハウスに戻りましょう!」と言って、プレーを止めていた50歳代の方の運転で17番グリーン横を抜けて18番コースに向かいますが、ここが急な上り坂になっていて、電動カートが警告音を出してしまいます。


 どうやら充電が残り少なくなり、警告音が鳴ったのですが、すぐに坂の途中で止まってしまいます。
 スイッチをいったん消して、付けるとまた少し動きますが、急坂をノロノロとしか動かず、頭上では雷が鳴り響き、カートに付いているナビの連絡を使ってスタート室に助けを求めますが、こんな時に限って応答がありません。


 とりあえず、18番のグリーンまで行くと残りは下り坂なのでどうにかたどり着こうと、後席の2人が下りてカートを押してくれました。
 途中では避難する後続組から次々に抜かれますが、スピードは全く出ず、10m動いては警告音と共に停止を繰り返しながら、どうにか18番グリーン横の上り坂までたどり着きました。
 いったん止まって、バッテリーの回復を待ち、雷鳴の中の豪雨でずぶ濡れになりながら、どうにか下り斜面にたどり着いて、クラブハウスまで戻ることが出来ました。


 今日の鹿央GCはセルフデーのため係員が少なく、スタート室前は途中で戻ってきた多くの組でごった返ししていて、スタート室内に係員はいなかったため連絡がつかなかったようです。
 しかし、この頃になると雨は小やみになり、戻ってきた数組はプレー中のホールに戻って行ったりしましたが、我々はそのまま終了することにしました。

(激しい雷雨は一過性で、クラブハウスに戻った頃は止んでいました)


 セルフデーの鹿央GCですが、シャワー利用は可能だったので、フロントでタオルを借り、浴室でシャワーをして一息付けましたが、途中は正直、生きた心地がしないほどでした。
 以前、小川町のワールドで雷雨に遭遇し、途中で止めてクラブハウスに戻る際に近くに雷がいくつも落ちて死ぬ思いをしたことがありましたが、今回はカートが動かないというハプニングの中での雷雨という状況だったので、より深刻だったのです。


 リタイヤした同伴者のその後は分かりませんが、心筋梗塞などの前兆でないことを祈るだけです。
 今日はいろんなことがあったラウンドになりました。